第36回午後第7問の類似問題

第56回午後:第58問

動脈と脈拍の触知部位との組合せで正しいのはどれか。  

1: 総頸動脈 ── 胸鎖乳突筋の前縁

2: 上腕動脈 ── 上腕二頭筋腱の外側縁

3: 橈骨動脈 ── 前腕掌側面の内側近位部

4: 大腿動脈 ── 鼠径部の腸腰筋の外側

5: 足背動脈 ── 外果の後方

  • 答え:1
  • 解説:動脈と脈拍の触知部位は、体表から触診ができる動脈の部位である。正しい組み合わせは総頸動脈と胸鎖乳突筋の前縁である。
  • 総頸動脈の触知部位は胸鎖乳突筋の前縁であり、正しい組み合わせです。
  • 上腕動脈の触知部位は上腕遠位部の上腕二頭筋腱の内側であり、選択肢2の上腕二頭筋腱の外側縁とは異なります。
  • 橈骨動脈の触知部位は前腕掌側面の外側遠位部であり、選択肢3の前腕掌側面の内側近位部とは異なります。
  • 大腿動脈の触知部位は鼠径部の腸腰筋の内側であり、選択肢4の鼠径部の腸腰筋の外側とは異なります。
  • 足背動脈の触知部位は足背の長母指伸筋腱と長指伸筋腱の間であり、選択肢5の外果の後方とは異なります。
  • 科目:解剖学(その他)
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第57回午後:第78問

下肢の深部静脈血栓症により塞栓をきたすことが最も多い臓器はどれか。  

1: 脳

2: 肺

3: 肝 臓

4: 心 臓

5: 腎 臓

  • 答え:2
  • 解説:下肢の深部静脈血栓症は、血栓が剥がれて肺に運ばれ、肺の血管で詰まることが最も多い。そのため、肺が最も塞栓を起こす臓器である。
  • 脳は下肢の深部静脈血栓症による塞栓のリスクが高い臓器ではない。血栓が脳に達することは稀である。
  • 肺は下肢の深部静脈血栓症による塞栓が最も多い臓器である。血栓が剥がれて肺に運ばれ、肺の血管で詰まることが多いため、正解である。
  • 肝臓は下肢の深部静脈血栓症による塞栓のリスクが高い臓器ではない。血栓が肝臓に達することは稀である。
  • 心臓は下肢の深部静脈血栓症による塞栓のリスクが高い臓器ではない。血栓が心臓に達することは稀であり、通過する部分が広いため詰まることが少ない。
  • 腎臓は下肢の深部静脈血栓症による塞栓のリスクが高い臓器ではない。血栓が腎臓に達することは稀である。
  • 科目:内部障害と臨床医学
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第52回午前:第57問

脳血管とその還流域の組合せで正しいのはどれか。  

1: 前大脳動脈――――黒質

2: 中大脳動脈――――海馬

3: 後大脳動脈――――視床

4: 脳底動脈―――――Broca野

5: 椎骨動脈―――――中心前回

第35回午後:第7問

副腎について正しいのはどれか。  

1: 右副腎静脈は右腎静脈を介して下大静脈に移行する。

2: 左副腎は右副腎よりも1/2椎体高い位置にある。

3: 髄質は糖質コルチコイドを分泌する。

4: 皮質は抗利尿ホルモンを分泌する。

5: 髄質は中胚葉に由来する。

第41回午後:第17問

胃で誤っているのはどれか。  

1: 噴門には括約筋がある。

2: 胃底は横隔膜と接する。

3: 粘膜には胃粘膜ヒダがある。

4: 大網は前腹壁のすぐ後ろにある。

5: 最内層には斜走筋がある。

第39回午後:第17問

誤っているのはどれか。  

1: 食道と胃の連結部を噴門という。

2: 胃底は横隔膜に接する。

3: 幽門は第1腰椎右側に位置する。

4: 腸間膜小腸の前半部を回腸という。

5: 下行結腸は腹腔の左後壁を下る。

第56回午前:第63問

微小循環について誤っているのはどれか。  

1: 物質輸送機構は拡散である。

2: メタ細動脈は平滑筋を持つ。

3: 毛細血管は内皮細胞を持つ。

4: 血流速度は毛細血管の細静脈端で最速になる。

5: 細動脈は血管抵抗を決定する主要部位である。

  • 答え:4
  • 解説:微小循環は、毛細血管を中心とした循環で、内部環境の維持に重要な役割を果たしています。物質輸送機構、血管の構造、血流速度、血管抵抗などが微小循環の特徴です。
  • 選択肢1は正しいです。物質輸送機構は、毛細血管によって水溶性物質が拡散されることで行われます。
  • 選択肢2も正しいです。メタ細動脈(細動脈)は平滑筋を持っており、血管の収縮や拡張を調節することができます。
  • 選択肢3も正しいです。毛細血管は内皮細胞で構成されており、物質の輸送や血管の透過性を調節する役割を果たしています。
  • 選択肢4は誤りです。血流速度は、毛細血管の細静脈端で最小になります。これにより、物質の交換が効率的に行われることができます。
  • 選択肢5は正しいです。細動脈は交感神経によって調節され、血管抵抗を決定する主要部位となっています。これにより、血流の分布や血圧の調節が可能です。
  • 科目:生理学(呼吸・循環系)
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第45回午後:第57問

正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: リンパ管には弁機構が存在しない。

2: 毛細リンパ管は単層の内皮細胞からなる。

3: 胸管は右側の静脈角に合流する。

4: 右腰リンパ本幹は右リンパ本幹に入る。

5: 脾臓はリンパ性器官の1つである。

第50回午後:第59問

大動脈から頭頸部に至る動脈の模式図を示す。動脈の位置と名称の組合せで正しいのはどれか。 

50_1_59

1: ① - 後下小脳動脈

2: ② - 椎骨動脈

3: ③ - 総頸動脈

4: ④ - 腕頭動脈

5: ⑤ - 鎖骨下動脈

第47回午後:第57問

左肺の内側面が接するのはどれか。2つ選べ。  

1: 食道

2: 奇静脈

3: 大動脈弓

4: 上大静脈

5: 下大静脈

第37回午後:第52問

誤っている組合せはどれか。  

1: 静脈瘤-静脈壁限局性拡張

2: 動脈硬化症-アテローム変性

3: 虚血性心疾患-冠動脈血栓

4: 糖尿病性網膜症-眼底部小動脈瘤

5: レイノー病-閉塞性血栓性血管炎

第35回午後:第5問

正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.膵頭は膵尾に比べて細い。イ.膵臓は上大静脈に接している。ウ.膵尾の端は脾臓に接している。エ.総胆管は十二指腸に開口する。オ.胆嚢は左上腹部に位置する。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ