全般性不安障害患者の作業場面で観察されないのはどれか。
1: 集中困難
2: 観念奔逸
3: めまい
4: 振戦
5: 口渇
境界型人格障害の患者の作業療法で適切でないのはどれか。
1: 種目は患者に任せる。
2: 手順や結果が明確なものを選ぶ。
3: 枠組みのある作業を選ぶ。
4: 作業環境を一定にする。
5: 共同作業を勧める。
遠城寺式乳幼児分析的発達検査表において「積み木を2つ重ねる」ことができる発達段階にある子どもでも困難な可能性のある動作は何か。
1: コップを自分で持って飲む。
2: さじで食べようとする。
3: お菓子の包み紙を取って食べる。
4: 口元を自分でふこうとする。
5: ストローで飲む。
注意欠陥/多動性障害患者の作業遂行の特徴で正しいのはどれか。
1: 作品の完成度が高い。
2: 何度も説明を求める。
3: 整理整頓が得意である。
4: 時間を守ることに執着する。
5: 興味があることに集中する。
「かくれんぼ」を用いて発達障害児の遊びの援助を行う際、適切でないのはどれか。
1: 隠れやすい場所をあらかじめ作っておく。
2: 安心して隠れていられるよう外が見える工夫をする。
3: 子どもが自分で隠れられない場合は布などをかける。
4: 平行遊びのできる段階から子どもだけで行わせる。
5: 協調遊びのできる段階ではお互いの会話を促す。
注意欠陥多動性障害(ADHD)の特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 女児に多い。
2: 気が散りやすい。
3: 会話時に視線を合わせない。
4: 順番を待つことができない。
5: 症状は小学校に入学してから現れることが多い。
注意欠如・多動性障害について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 薬物療法は行わない。
2: 男児よりも女児に多い。
3: 生育歴の聴取が重要である。
4: 二次性の精神症状に注意が必要である。
5: 成人期において診断されることはない。
うつ病患者が作業療法場面で表現するのはどれか。
1: もう一人の自分がいる。
2: 誰かに操られている。
3: 周りに迷惑をかけている。
4: もっと高度なことができる。
5: 周りから期待されている。
4歳の男児。脳性麻痺痙直型両麻痺。図のような理学療法を行っている。訓練目的として誤っているのはどれか。
1: 上肢パラシュート反応の促通
2: 股関節内転筋の緊張抑制
3: 股関節伸展筋の促通
4: 体幹伸展筋の促通
5: 膝屈曲筋の促通
小児自閉症の特徴でないのはどれか。
1: 1. 限られた対象に執着する。
2: 2. 精神遅滞を合併しやすい。
3: 3. 対人関係の障害が目立つ。
4: 4. 反復行動がみられる。
5: 5. 女児に多い。