図に示す動作を行う頸髄損傷患者について答えよ。この患者の車椅子指導で適切でないのはどれか。
1: ア、イ
2: ア、オ
3: イ、ウ
4: ウ、エ
5: エ、オ
図に示す動作を行う脊髄損傷患者について答えよこの患者のADLで正しいのはどれか。
1: 寝返りには手すりが必要
2: 長座位保持には手すりが必要
3: 食事には長対立装具が必要
4: 更衣はズボンを除いて可能
5: 洋式トイレの使用が可能
正中神経麻痺の完全損傷と可能な動作との組合せで正しいのはどれか。
1: 低位損傷-硬貨を拾い上げる。
2: 低位損傷-通常の鉛筆の持ち方で名前を書く。
3: 低位損傷-テレホンカードを横つまみする。
4: 高位損傷-洗顔用の水をすくい上げる。
5: 高位損傷-ドアノブを内側に回す。
伝い歩きが可能なレベルの脊髄小脳変性症患者で姿勢バランスを崩す危険性が高いのはどれか。
1: 閉脚立位
2: 片膝立ち位
3: 四つ這い位
4: タンデム肢位
5: 踵接地でのしゃがみ位
30歳の男性。頸髄損傷完全麻痺(第6頸髄まで機能残存)。上腕三頭筋の筋力検査を行う場面を図に示す。代償運動が出現しないように作業療法士が最も抑制すべき運動はどれか。
1: 体幹屈曲
2: 肩関節屈曲
3: 肩関節外転
4: 肩関節外旋
5: 前腕回内
脊髄損傷患者の排尿訓練について誤っているのはどれか。
1: 第6頸髄節まで機能残存していれば自己導尿訓練を行う。
2: 手圧排尿訓練には安定した座位保持能力が必要である。
3: 核上型の膀胱機能障害ではトリガーポイントの叩打による排尿反射を指導する。
4: 排尿反射は下肢の反射より早く回復する。
5: 冷水テスト陽性を排尿訓練開始の目安とする。
疾患や病態とそれに対する福祉用具の組合せで適切なのはどれか。
1: 胸髄損傷――――マウススティック
2: 関節リウマチ――ドアノブレバー
3: 半側空間無視――透明文字盤
4: 脳卒中片麻痺――L字杖
5: 皮質性感覚失語―人工喉頭
脊髄損傷(第10胸髄節まで機能残存)患者の家屋改造で適切でないのはどれか。
1: ドアの開口部は90 cmとする。
2: 車椅子の回転スペースは直径150 cmとする。
3: スロープの勾配は1/6とする。
4: 便座の高さは車椅子のシートの高さに合わせる。
5: 電灯のスイッチは床から80~90 cmの高さにする。
30歳の男性。アテトーゼ型脳性麻痺。頸椎症性脊髄症を発症し、歩行不能となった。電動車椅子を導入し、練習開始後2週で施設内自走が可能となったが、壁への衝突等があるために見守りが必要である。上肢操作向上を目的とした作業療法で適切なのはどれか。
1: 貼り絵をする。
2: 木工で鋸を使う。
3: ドミノを並べる。
4: 版画で彫刻刀を使う。
5: 革細工でスタンピングをする。