第36回午前第56問の類似問題

第44回午前:第70問

生後11か月の乳児に残存しているのはどれか。2つ選べ。  

1: Moro反射

2: 手掌把握反射

3: Landau反射

4: Babinski反射

5: 非対称性緊張性頸反射

第45回午前:第85問

新生児にみられないのはどれか。  

1: ホッピング反応

2: 交叉性伸展反射

3: 陽性支持反応

4: 逃避反射

5: 把握反射

第44回午前:第51問

反射・現象と誘発方法との組合せで正しいのはどれか。  

1: Babinski反射 − 足底踵部への刺激

2: Raimiste現象 − 股関節伸展に抵抗

3: Chaddock反射 − 脛骨内側縁への刺激

4: Strümpell現象 − 股関節屈曲に抵抗

5: Marie-Foix反射 − 足指の他動伸展

第35回午前:第17問

2歳の幼児。臥位で図のような姿勢を示している。このような姿勢をとる反射はどれか。 

35_0_17

1: 非対称性緊張性頸反射

2: 緊張性迷路反射

3: 交叉性伸展反射

4: Galant反射

5: Moro反射

第37回午前:第22問

脳性麻痺児を腹臥位にすると図のような姿勢をとった。観察できる姿勢反射はどれか。 

37_0_22

1: 緊張性迷路反射

2: 緊張性頸反射

3: 交叉性伸展反射

4: モロー反射

5: 連合反応

第56回午後:第61問

三叉神経が関与するのはどれか。  

1: 咽頭反射

2: 角膜反射

3: 咳反射

4: 前庭眼反射

5: 対光反射

  • 答え:2
  • 解説:三叉神経は顔面の感覚や咀嚼筋の運動を担当しており、角膜反射に関与しています。他の選択肢に挙げられた反射は、それぞれ異なる神経が関与しています。
  • 咽頭反射は、舌咽神経と迷走神経が関与しています。舌咽神経は咽頭の感覚を担当し、迷走神経は咽頭の筋肉を制御します。
  • 角膜反射は、三叉神経と顔面神経が関与しています。三叉神経は角膜の感覚を担当し、顔面神経は眼瞼を閉じる筋肉を制御します。この反射は正しい選択肢です。
  • 咳反射は、迷走神経が関与しています。迷走神経は気道の感覚を担当し、咳を引き起こす筋肉を制御します。
  • 前庭眼反射は、前庭神経と動眼神経が関与しています。前庭神経は平衡感覚を担当し、動眼神経は眼球の運動を制御します。
  • 対光反射は、視神経と動眼神経が関与しています。視神経は光の感覚を担当し、動眼神経は瞳孔を狭める筋肉を制御します。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第53回午後:第27問

アテトーゼ型脳性麻痺で残存しやすい反射はどれか。  

1: Galant反射

2: 吸啜反射

3: 自動歩行

4: 手掌把握反射

5: 探索反射

第53回午前:第61問

反射と脳神経の組合せで正しいのはどれか。  

1: 角膜反射―――――視神経

2: 対光反射―――――動眼神経

3: 前庭動眼反射―――三叉神経

4: 下顎反射―――――顔面神経

5: 咽頭反射―――――副神経

  • 答え:2
  • 解説:この問題では、反射とそれに関連する脳神経の組み合わせを正しく選ぶ必要があります。正しい組み合わせは、対光反射と動眼神経です。
  • 角膜反射は求心路が三叉神経、遠心路が顔面神経であるため、視神経との組み合わせは正しくありません。視神経は対光反射に関与します。
  • 対光反射は正しい組み合わせで、求心路が視神経、遠心路が動眼神経です。この反射は、光が目に入ると瞳孔が収縮する現象を指します。
  • 前庭動眼反射は、求心路が前庭神経、遠心路が動眼神経、滑車神経、外転神経であるため、三叉神経との組み合わせは正しくありません。三叉神経は角膜反射に関与します。
  • 下顎反射は、求心路・遠心路ともに三叉神経であるため、顔面神経との組み合わせは正しくありません。顔面神経は角膜反射に関与します。
  • 咽頭反射は、主に求心路が舌咽神経、遠心路が迷走神経であるため、副神経との組み合わせは正しくありません。副神経は、上位の頸神経と合して胸鎖乳突筋と僧帽筋に分布します。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第42回午後:第38問

反射と求心性神経との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 下顎反射-顔面神経

2: 上腕二頭筋反射-筋皮神経

3: 上腕三頭筋反射-橈骨神経

4: 膝蓋腱反射-大腿神経

5: 下腿三頭筋反射-脛骨神経

第42回午前:第22問

脳性麻痺児を腹臥位にすると図のような姿勢をとった。観察できる姿勢反射はどれか。 

42_0_22

1: 緊張性迷路反射

2: 緊張性頸反射

3: 交叉性伸展反射

4: ランドウ反応

5: 連合反応

第40回午後:第22問

複数のシナプスを介して出現する反射はどれか。  

1: 下顎反射

2: 上腕二頭筋反射

3: 腹壁反射

4: 大腿四頭筋反射

5: 下腿三頭筋反射

第51回午前:第5問

反射検査の刺激部位で正しいのはどれか。 

51_0_5

1: 掌オトガイ反射

2: 把握反射

3: Babinski反射

4: Chaddock反射

5: Oppenheim反射

第43回午前:第76問

正常発達している乳児の運動発達で生後7か月にみられる反射はどれか。2つ選べ。  

1: ステップ反射

2: Galant(ガラント)反射

3: 足底把握反射

4: 対称性緊張性頸反射

5: 緊張性迷路反射

第45回午後:第15問

図の姿勢をとるようになる時期までに起こる正常発達で正しいのはどれか。 

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1: Landau反射は消失している。

2: 足底把握反射は消失している。

3: 頸椎の生理的前弯が生じている。

4: 座位での傾斜反応が出現している。

5: 自分で起き上がって座れるようになる。

第56回午後:第63問

伸張反射について誤っているのはどれか。  

1: 筋紡錘が筋の長さを検知する。

2: 痙縮では伸張反射が低下する。

3: 伸張反射は単シナプス反射である。

4: Ia群神経線維はα運動神経に結合する。

5: 錘外線維が伸ばされると錘内線維は活動を増す。

  • 答え:2
  • 解説:伸張反射は、筋肉が伸ばされたときに収縮させる反射であり、筋紡錘が筋の長さを検知する役割を果たしています。この反射は単シナプス反射であり、Ia群神経線維がα運動神経に結合しています。また、錘外線維が伸ばされると錘内線維は活動を増すことが知られています。
  • 筋紡錘は筋肉の長さを検知する固有受容器であり、伸張反射の働きに関与しているため、この選択肢は正しいです。
  • 痙縮では上位運動ニューロンの損傷により反射回路の興奮性の制御が崩れ、伸張反射が増加するので、この選択肢は誤りです。
  • 伸張反射は単シナプス反射であり、筋紡錘からの情報が直接α運動神経に伝達されるため、この選択肢は正しいです。
  • Ia群神経線維は求心性線維であり、遠心性神経であるα運動神経に結合することで伸張反射が働くため、この選択肢は正しいです。
  • 錘外線維が伸ばされると、それに伴って錘内線維の活動が増加し、伸張反射が働くため、この選択肢は正しいです。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第53回午前:第2問

図は探索反射を検査している場面である。正しいのはどれか。 

53_0_2

1: 反応は生涯続く

2: 満腹時には出現しにくい。

3: 生後2か月ごろに出現する。

4: 刺激されると嚥下反射が起こる。

5: 刺激と反対側へ頭部が回旋する。

第41回午後:第23問

2シナプス(ダイシナプティック)反射はどれか。  

1: 伸張反射

2: ゴルジ腱器官反射

3: 屈曲反射

4: 瞬目反射

5: 腹壁反射

第45回午前:第4問

生後6か月の健常乳児。お座りで遊んでいるときに図のような姿勢となった。観察された反射・反応で適切なのはどれか。 

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1: Moro反射

2: 陽性支持反応

3: 保護伸展反応

4: 頭部の立ち直り反応

5: 非対称性緊張性頸反射