局所寒冷療法中の生理的作用で誤っているのはどれか。
1: 消化管血流低下
2: 疼痛軽減
3: 浮腫軽減
4: 神経伝導速度低下
5: 痙縮抑制
自律神経作用と支配する節前ニューロンの起始レベルとの組合せで正しいのはどれか。
1: 細気管支の収縮 ── 頸 髄
2: 顔面の汗腺の発汗 ── 延 髄
3: 消化管蠕動の亢進 ── 腰 髄
4: 瞳孔散大筋の収縮 ── 胸 髄
5: 内尿道括約筋の収縮 ── 仙 髄
正しいのはどれか。
1: 瞳孔散大は副交感神経の作用である。
2: 視細胞の錐状体は明暗感覚に関与する。
3: 視神経乳頭部は視力の最も良い部分である。
4: 内側膝状体は視覚伝導路に含まれる。
5: 左視野の視覚情報は右後頭葉に入力する。
排尿で正しいのはどれか。
1: 膀胱は交感神経活動で収縮する。
2: 排尿の反射中枢は腰髄にある。
3: 内尿道括約筋は副交感神経活動で収縮する。
4: 外尿道括約筋は随意制御できる。
5: 外尿道括約筋は陰部神経活動によって弛緩する。
蓄尿時に作用する体性運動神経はどれか。
1: 陰部神経
2: 下殿神経
3: 下腹神経
4: 骨盤神経
5: 閉鎖神経
経皮的電気刺激法(TENS)の目的で適切なのはどれか。
1: 疼痛の緩和
2: 末梢循環の改善
3: 末梢神経の再生
4: 萎縮筋の筋力強化
5: 感覚障害の改善
正しいのはどれか。
1: 迷走神経刺激は胃の運動を促進する。
2: ガストリンは胃の運動を抑制する。
3: 胆嚢は胆汁を分泌する。
4: 胆汁酸の大部分は体外に排泄される。
5: トリプシンは脂肪を分解する。
寒冷療法が痙縮を低下させる機序はどれか。
1: 筋組織の代謝の増大
2: 毛細血管透過性の増大
3: γ神経線維の伝導速度の低下
4: δ神経線維の伝導速度の低下
5: 筋紡錘からの求心性放電の増大
胃液の分泌を促進するのはどれか。2つ選べ。
1: 胃壁の伸展
2: 胃内pHの低下
3: 交感神経の緊張
4: ガストリンの分泌
5: 十二指腸内への酸性内容物の流入
排便機構について正しいのはどれか。
1: 骨盤神経は便意に関与する。
2: 内肛門括約筋の弛緩は随意的に起こる。
3: 排便反射は仙髄から抑制を受けている。
4: 大腸の蠕動運動は縦走筋によって生じる。
5: 外肛門括約筋は下腹神経の作用で弛緩する。
排尿に関与する神経で正しいのはどれか。
1: 脳における排尿中枢は延髄にある。
2: 外尿道括約筋は下腹神経支配である。
3: 内尿道括約筋は陰部神経支配である。
4: 交感神経路の興奮は膀胱を弛緩させる。
5: 副交感神経路は第11胸髄~第2腰髄レベルから生じる。
血圧降下薬としての作用機序で適切なのはどれか。
1: 利尿
2: 心拍数増加
3: 心拍出量増大
4: 血管平滑筋収縮
5: ナトリウム貯留