第52回午前第25問の類似問題

第57回午前:第83問

フレイルの指標とサルコペニアの評価で共通する項目はどれか。2つ選べ。  

1: 握力低下

2: 体重減少

3: 歩行速度低下

4: 主観的疲労感増大

5: 日常生活活動減少

  • 答え:1 ・3
  • 解説:フレイルの指標とサルコペニアの評価で共通する項目は握力低下と歩行速度低下である。フレイルの指標は体重減少、疲労感増大、身体活動量減少、筋力(握力)低下、歩行速度減少で構成されている。一方、サルコペニアは握力低下、歩行速度低下、DXAによる骨格筋量指数測定で評価される。
  • 握力低下は、フレイルの指標とサルコペニアの評価で共通する項目であるため正解である。筋力の低下は加齢に伴って起こり、フレイルやサルコペニアのリスクを高める。
  • 体重減少は、フレイルの指標のみの項目であり、サルコペニアの評価には含まれないため、間違いである。
  • 歩行速度低下は、フレイルの指標とサルコペニアの評価で共通する項目であるため正解である。歩行速度の低下は、身体機能の低下や転倒リスクの増加を示す。
  • 主観的疲労感増大は、フレイルの指標のみの項目であり、サルコペニアの評価には含まれないため、間違いである。
  • 日常生活活動減少は、フレイルの指標のみの項目であり、サルコペニアの評価には含まれないため、間違いである。
  • 科目:老年期障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第53回午前:第37問

フレイルの高齢者の特徴について正しいのはどれか。  

1: 筋量が増加する。

2: FBSが低値になる。

3: TUG時間が短くなる。

4: 長座位前屈距離が短くなる。

5: 運動負荷時のBorg指数が低値となる。

第54回午前:第50問

身体的フレイルの特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 疲労感が増す。

2: BMIが増加する。

3: 動作が緩慢になる。

4: 寝たきり状態である。

5: Barthel Indexのスコアが高くなる。

第56回午後:第46問

廃用症候群について正しいのはどれか。  

1: 小児ではみられない。

2: フレイルと同義である。

3: 起立性低血圧がみられる。

4: 一次性サルコペニアの原因である。

5: 加齢とともに症状の進行が遅くなる。

第54回午前:第49問

廃用症候群で正しいのはどれか。  

1: 加齢による影響は少ない。

2: 二次性サルコペニアを認める。

3: 筋萎縮は上肢に強くみられる。

4: 進行しても摂食嚥下機能は保たれる。

5: 高齢者では高アルブミン血症を認める。

第42回午後:第72問

高齢患者の特徴で誤っているのはどれか。  

1: 症状が非定型的である。

2: 精神症候を伴いやすい。

3: 合併症を伴いやすい。

4: 検査所見での個人差が少ない。

5: 予後に心理社会的要因が影響しやすい。

第35回午前:第73問

高齢者の特徴として適切でないのはどれか。  

1: 最大筋力が低下する。

2: 筋持久力が低下する。

3: 反応時間が延長する。

4: 固有感覚閾値が上昇する。

5: 体力の個人差が減少する。

第43回午前:第96問

高齢者の筋力について誤っているのはどれか。  

1: 上肢よりも下肢の筋力低下が大きい。

2: 筋力強化によって筋肥大が期待できる。

3: 筋断面積は経年的に減少する。

4: タイプII線維よりもタイプI線維の萎縮が優位である。

5: 筋力強化の初期効果は運動単位動員の増加による。