第48回午後第96問の類似問題

第34回午後:第72問

精神分裂病(統合失調症)の陰性症状でないのはどれか。2つ選べ。 ア.感情の平板化イ.自発性の低下ウ.思考途絶エ.対話性幻聴オ.思考の貧困化  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第44回午前:第95問

精神遅滞について正しいのはどれか。  

1: 有病率は男性が高い。

2: IQは生活年齢で表す。

3: 発症は20歳未満である。

4: 原因で多いのは感染症である。

5: 軽度精神遅滞はIQが80〜90である。

第34回午後:第76問

うつ病患者の訴えはどれか。2つ選べ。 ア.考えが他人に知られてしまう。イ.生き生きとした感情がわかない。ウ.周囲の人に迷惑をかけている。エ.考えを他人に抜き取られる。オ.周囲の人が自分を見張っている。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第53回午後:第96問

注意欠如・多動性障害について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 薬物療法は行わない。

2: 男児よりも女児に多い。

3: 生育歴の聴取が重要である。

4: 二次性の精神症状に注意が必要である。

5: 成人期において診断されることはない。

  • 答え:3 ・4
  • 解説:注意欠如・多動性障害(ADHD)は、不注意、多動性、衝動性を特徴とし、生育歴の聴取や二次性の精神症状に注意が必要である。治療には心理・社会的アプローチと薬物治療があり、成人期に診断されることもある。
  • 選択肢1は間違いです。ADHDの治療には薬物療法が含まれ、メチルフェニデート塩酸塩(コンサータ)、アトモキセチン塩酸塩(ストラテラ)、グアンファシン塩酸塩(インチュニブ)などの薬が使用されます。
  • 選択肢2は間違いです。ADHDは男児に多いとされており、女児よりも男児に多く見られます。
  • 選択肢3は正しいです。ADHDの診断にあたっては、本人や家族から詳細な生育歴の聴取が重要であり、症状の特徴や発達の過程を把握することが必要です。
  • 選択肢4は正しいです。ADHDでは、不注意、多動性、衝動性以外に二次性の精神症状がみられることがあり、うつ病や不安障害を併発することがあるため、注意が必要です。
  • 選択肢5は間違いです。ADHDの症状は幼少期からみられることが多いですが、成人期になって初めて診断されることもあります。症状が軽度であったり、周囲の理解が得られなかったりすることが原因で、診断が遅れることがあります。
  • 科目:小児の障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第41回午前:第89問

気分障害(うつ状態)の患者の作業療法中にみられないのはどれか。  

1: 作業能率の低下

2: 作業種目への執着

3: 評価への高い関心

4: 複雑な作業への困惑

5: 失敗へのこだわり

第45回午前:第44問

他の世代のうつ病に比べ、老年期うつ病に特徴的なのはどれか。  

1: 焦燥感

2: 意欲減退

3: 易刺激性

4: 日内変動

5: 精神運動制止

第49回午後:第96問

統合失調症の予後について正しいのはどれか。  

1: 男性の方が良い。

2: 若年発症の方が良い。

3: 陰性症状が優位な方が良い。

4: 緩徐に発症したものの方が良い。

5: 発症から治療開始までの期間が短い方が良い。

第39回午後:第70問

誤っている組合せはどれか。  

1: うつ病-制止

2: 強迫性障害-保続

3: 解離性障害-遁走

4: 統合失調症(精神分裂病)-昏迷

5: 身体表現性障害-心気

第45回午前:第96問

我が国で生涯有病率が最も高いのはどれか。  

1: うつ病

2: てんかん

3: 強迫性障害

4: 統合失調症

5: パニック障害