筋紡錘で正しいのはどれか。
1: 錘外筋の筋線維と平行に存在する。
2: 求心性線維はIb群に属する。
3: α運動ニューロンの支配を受ける。
4: 一次終末は主に核鎖線維に終止する。
5: 二次終末は主に伸張の速度を検知する。
筋紡錘の構造で誤っているのはどれか。
1: 錘内線維で構成されている。
2: 核袋線維は中央部が太い。
3: 2種類の求心性線維終末がある。
4: 一次終末はIa群終末である。
5: α遠心性線維は核鎖線維を支配している。
筋紡錘で誤っているのはどれか。
1: 伸張反射の受容器である。
2: Ib群線維は核袋線維に終末をもつ。
3: II群線維は核鎖線維に終末をもつ。
4: γ線維は感度を調整する。
5: 錘外線維と並列に配置している。
正しいのはどれか。
1: 筋紡錘の求心性神経にはIb群線維がある。
2: 筋紡錘と錘外筋線維は直列関係にある。
3: 錘内筋線維を支配する運動神経はAα群である。
4: I群線維よりII群線維の方が伝導速度は速い。
5: H波はIa群線維の刺激によって得られる。
正しいのはどれか。
1: ゴルジ腱器官は張力受容器である。
2: ゴルジ腱器官からの感覚線維はIa群線維である。
3: 筋紡錘は錘外筋線維と直列関係にある。
4: II群線維はIb群線維より伝導速度が速い。
5: 錘内筋を支配する運動神経線維はA群αに分類される。
γ運動ニューロンについて誤っているのはどれか。
1: 筋紡錘の感受性を調節する。
2: 核袋線維と核鎖線維を支配する。
3: 前根の約30%を占める。
4: α運動ニューロンよりも細い。
5: α運動ニューロンから抑制性支配を受ける。
筋におけるタイプⅡb線維と比べたタイプⅠ線維の特徴はどれか。2つ選べ。
1: 持久力のある筋肉において比率が高い。
2: 周囲組織の毛細血管が密である。
3: ヒラメ筋において比率が低い。
4: ミオグロビン量が少ない。
5: ミトコンドリアが少ない。
筋紡錘の感覚神経線維で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: Ⅰa
2: Ⅰb
3: Ⅱ
4: α
5: γ
筋紡錘の求心性神経線維はどれか。2つ選べ。
1: Ⅰa神経線維
2: Ⅰb神経線維
3: Ⅱ神経線維
4: Ⅲ神経線維
5: Ⅳ神経線維
伸張反射について誤っているのはどれか。
1: 筋紡錘が筋の長さを検知する。
2: 痙縮では伸張反射が低下する。
3: 伸張反射は単シナプス反射である。
4: Ia群神経線維はα運動神経に結合する。
5: 錘外線維が伸ばされると錘内線維は活動を増す。
骨格筋の特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.ミオグロビン含有量により色が異なる。イ.内臓筋に比べて電気刺激閾値が高い。ウ.自律性をもつ。エ.内臓筋に比べて疲労しにくい。オ.支配神経の性質により筋線維タイプが決まる。
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
骨格筋について正しいのはどれか。
1: 白筋にはタイプI線維が多い。
2: タイプI線維はグリコーゲンを多く含む。
3: 姿勢保持筋はタイプI線維が多い。
4: タイプII線維にはミトコンドリアが多い。
5: タイプII線維は収縮速度が遅い。
骨格筋の構造で誤っているのはどれか。
1: 筋線維は筋鞘で覆われる。
2: 横紋構造はA帯とI帯に大別できる。
3: A帯には太い筋フィラメントが存在する。
4: 筋収縮時のI帯の長さは一定である。
5: 筋原線維はアクチンとミオシンで構成される。
神経線維について正しいのはどれか。
1: Aα線維は錘外筋線維を支配する。
2: Aβ線維は錘内筋線維を支配する。
3: Aγ線維は皮膚の痛覚を伝える。
4: Aδ線維は自律神経の節前線維である。
5: C線維は圧覚を伝える。
神経線維について正しいのはどれか。
1: Aα線維は圧覚を伝える。
2: Aβ線維は皮膚の痛覚を伝える。
3: Aγ線維は筋紡錘の錘内筋線維を支配する。
4: Aδ線維は自律神経の節前線維である。
5: C線維は運動神経線維である。
骨格筋について正しいのはどれか。
1: 活動電位は筋収縮に遅れて発生する。
2: 伸張反射の感覚受容器は筋紡錘である。
3: 筋に単一刺激を加えると強縮が生じる。
4: 神経筋接合部にはアドレナリン受容体が分布する。
5: 筋小胞体から放出されたNa+がトロポニンに結合する。
神経線維について誤っているのはどれか。
1: 圧覚を伝える線維はAβ線維である。
2: 皮膚の痛覚を伝える線維はAδ線維とC線維である。
3: 筋錘外線維を支配する運動神経はAβ線維である。
4: 筋紡錘の錘内線維を支配するのはAγ線維である。
5: 筋紡錘の散形終末からの感覚はAβ線維によって伝えられる。
骨格筋線維で正しいのはどれか。
1: タイプⅠ線維は酸化還元酵素活性が低い。
2: タイプⅠ線維は疲労しやすい。
3: タイプⅡa線維は単収縮速度が遅い。
4: タイプⅡb線維は解糖活性が高い。
5: タイプⅡb線維はミオグロビンが多い。
骨格筋について誤っているのはどれか。
1: 筋線維は横紋構造をもつ。
2: 筋線維は細胞膜をもつ。
3: 刺激はT管系を通じて筋線維内へ伝えられる。
4: 筋線維内の興奮伝達はNaイオンによって伝達される。
5: 筋原線維は主としてアクチンとミオシンからなる。
タイプⅡ筋線維と比較してタイプⅠ筋線維の特徴はどれか。
1: 筋線維の径が太い。
2: 筋小胞体数が少ない。
3: 酸化酵素活性が低い。
4: ミトコンドリアが少ない。
5: ミオグロビン量が少ない。