第34回午後第23問の類似問題

第46回午後:第62問

筋紡錘で正しいのはどれか。  

1: 錘外筋の筋線維と平行に存在する。

2: 求心性線維はIb群に属する。

3: α運動ニューロンの支配を受ける。

4: 一次終末は主に核鎖線維に終止する。

5: 二次終末は主に伸張の速度を検知する。

第42回午後:第23問

筋紡錘で誤っているのはどれか。  

1: 伸張反射の受容器である。

2: Ib群線維は核袋線維に終末をもつ。

3: II群線維は核鎖線維に終末をもつ。

4: γ線維は感度を調整する。

5: 錘外線維と並列に配置している。

第48回午後:第63問

筋紡錘について正しいのはどれか。  

1: 二次終末は核鎖線維に比べ核袋線維との結合が強い。

2: 手の虫様筋に比べ上腕二頭筋で高密度に存在する。

3: Ⅱ群線維は筋紡錘の動的感受性を調整している。

4: Ia群線維は核袋線維からの求心線維である。

5: 錘内筋はα運動ニューロンに支配される。

第40回午後:第38問

正しいのはどれか。  

1: 筋紡錘の求心性神経にはIb群線維がある。

2: 筋紡錘と錘外筋線維は直列関係にある。

3: 錘内筋線維を支配する運動神経はAα群である。

4: I群線維よりII群線維の方が伝導速度は速い。

5: H波はIa群線維の刺激によって得られる。

第49回午後:第56問

筋紡錘の求心性神経線維はどれか。2つ選べ。  

1: Ⅰa神経線維

2: Ⅰb神経線維

3: Ⅱ神経線維

4: Ⅲ神経線維

5: Ⅳ神経線維

第39回午後:第7問

骨格筋の構造で誤っているのはどれか。  

1: 筋線維は筋鞘で覆われる。

2: 横紋構造はA帯とI帯に大別できる。

3: A帯には太い筋フィラメントが存在する。

4: 筋収縮時のI帯の長さは一定である。

5: 筋原線維はアクチンとミオシンで構成される。

第35回午後:第17問

筋原線維の構造で誤っているのはどれか。  

1: 一つのZ膜から隣のZ膜までを筋節という。

2: H帯はI帯の中央部にある。

3: 複屈折性を有する暗帯をA帯という。

4: 二種類のフィラメントで構成される。

5: 太いフィラメントはミオシン分子で形成される。

第43回午後:第21問

γ運動ニューロンについて誤っているのはどれか。  

1: 筋紡錘の感受性を調節する。

2: 核袋線維と核鎖線維を支配する。

3: 前根の約30%を占める。

4: α運動ニューロンよりも細い。

5: α運動ニューロンから抑制性支配を受ける。

第34回午後:第6問

骨格筋の構造で誤っているのはどれか。  

1: 筋フィラメントはミオシンとアクチンからなる。

2: 一つの筋線維の表面は筋鞘で覆われる。

3: 筋線維は筋原線維からなる。

4: 横紋構造の明帯をH帯という。

5: 筋収縮における構造上の単位を筋節という。

第38回午後:第20問

筋の構造で誤っているのはどれか。  

1: 骨格筋は横紋筋からなる。

2: 横紋構造の暗部はA帯である。

3: 筋節はZ帯から隣のZ帯の間である。

4: 筋原線維は筋フィラメントからなる。

5: 筋線維は筋外膜で覆われている。

第41回午後:第22問

伸張反射の反射弓を構成しないのはどれか。  

1: 筋紡錘

2: 錘外筋線維

3: Ia群線維

4: Ib群線維

5: α線維

第55回午後:第64問

筋紡錘の感覚神経線維で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: Ⅰa

2: Ⅰb

3: Ⅱ

4: α

5: γ

  • 答え:1 ・3
  • 解説:筋紡錘の感覚神経線維は、筋紡錘の一次終末(環らせん終末)から出るⅠa群線維と、筋紡錘の二次終末(散形終末)から出るⅡ群線維が正しいです。
  • Ⅰa群線維は筋紡錘の一次終末(環らせん終末)から出る線維で、筋紡錘の求心性神経線維(感覚神経線維)であるため、正しい選択肢です。
  • Ⅰb群線維は腱紡錘から出る求心性神経線維であり、筋紡錘の感覚神経線維ではないため、間違いです。
  • Ⅱ群線維は筋紡錘の二次終末(散形終末)から出る線維で、筋紡錘の求心性神経線維(感覚神経線維)であるため、正しい選択肢です。
  • α線維は骨格筋への運動ニューロンであり、筋紡錘の感覚神経線維ではないため、間違いです。
  • γ線維は筋紡錘への運動線維であり、筋紡錘の感覚神経線維ではないため、間違いです。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第56回午後:第63問

伸張反射について誤っているのはどれか。  

1: 筋紡錘が筋の長さを検知する。

2: 痙縮では伸張反射が低下する。

3: 伸張反射は単シナプス反射である。

4: Ia群神経線維はα運動神経に結合する。

5: 錘外線維が伸ばされると錘内線維は活動を増す。

  • 答え:2
  • 解説:伸張反射は、筋肉が伸ばされたときに収縮させる反射であり、筋紡錘が筋の長さを検知する役割を果たしています。この反射は単シナプス反射であり、Ia群神経線維がα運動神経に結合しています。また、錘外線維が伸ばされると錘内線維は活動を増すことが知られています。
  • 筋紡錘は筋肉の長さを検知する固有受容器であり、伸張反射の働きに関与しているため、この選択肢は正しいです。
  • 痙縮では上位運動ニューロンの損傷により反射回路の興奮性の制御が崩れ、伸張反射が増加するので、この選択肢は誤りです。
  • 伸張反射は単シナプス反射であり、筋紡錘からの情報が直接α運動神経に伝達されるため、この選択肢は正しいです。
  • Ia群神経線維は求心性線維であり、遠心性神経であるα運動神経に結合することで伸張反射が働くため、この選択肢は正しいです。
  • 錘外線維が伸ばされると、それに伴って錘内線維の活動が増加し、伸張反射が働くため、この選択肢は正しいです。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第35回午後:第21問

骨格筋について誤っているのはどれか。  

1: 筋線維は横紋構造をもつ。

2: 筋線維は細胞膜をもつ。

3: 刺激はT管系を通じて筋線維内へ伝えられる。

4: 筋線維内の興奮伝達はNaイオンによって伝達される。

5: 筋原線維は主としてアクチンとミオシンからなる。

第51回午後:第63問

神経線維について正しいのはどれか。  

1: Aα線維は錘外筋線維を支配する。

2: Aβ線維は錘内筋線維を支配する。

3: Aγ線維は皮膚の痛覚を伝える。

4: Aδ線維は自律神経の節前線維である。

5: C線維は圧覚を伝える。

第37回午後:第26問

神経線維について誤っているのはどれか。  

1: 圧覚を伝える線維はAβ線維である。

2: 皮膚の痛覚を伝える線維はAδ線維とC線維である。

3: 筋錘外線維を支配する運動神経はAβ線維である。

4: 筋紡錘の錘内線維を支配するのはAγ線維である。

5: 筋紡錘の散形終末からの感覚はAβ線維によって伝えられる。

第38回午後:第22問

正しいのはどれか。  

1: ゴルジ腱器官は張力受容器である。

2: ゴルジ腱器官からの感覚線維はIa群線維である。

3: 筋紡錘は錘外筋線維と直列関係にある。

4: II群線維はIb群線維より伝導速度が速い。

5: 錘内筋を支配する運動神経線維はA群αに分類される。

第49回午前:第61問

筋におけるタイプⅡb線維と比べたタイプⅠ線維の特徴はどれか。2つ選べ。  

1: 持久力のある筋肉において比率が高い。

2: 周囲組織の毛細血管が密である。

3: ヒラメ筋において比率が低い。

4: ミオグロビン量が少ない。

5: ミトコンドリアが少ない。

第36回午後:第34問

単シナプス性伸張反射の求心路を形成する神経線維はどれか。  

1: Ia群線維

2: Ib群線維

3: II群線維

4: α線維

5: γ線維

第34回午後:第21問

骨格筋の特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.ミオグロビン含有量により色が異なる。イ.内臓筋に比べて電気刺激閾値が高い。ウ.自律性をもつ。エ.内臓筋に比べて疲労しにくい。オ.支配神経の性質により筋線維タイプが決まる。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ