第48回午後第62問の類似問題

第50回午後:第61問

運動単位について正しいのはどれか。  

1: 運動神経終末には髄鞘がある。

2: 運動終板は筋線維の深部に存在する。

3: 運動神経活動電位の発生によって筋弛緩が生じる。

4: 運動神経終末のシナプス間隙にドパミンが放出される。

5: 正常では1つの筋線維につき1個の神経筋接合部が存在する。

第50回午前:第52問

筋と支配神経の組合せで正しいのはどれか。  

1: 腸骨筋 - 大腿神経

2: 大殿筋 - 上殿神経

3: 小殿筋 - 下殿神経

4: 前脛骨筋 - 脛骨神経

5: 内閉鎖筋 - 閉鎖神経

第38回午後:第23問

末梢神経伝導速度で正しいのはどれか。  

1: 長い神経線維ほど速い。

2: 軸索直径が小さいほど速い。

3: 温度が低いと速い。

4: 電気刺激に対する閾値が低いと速い。

5: 運動神経は感覚神経より速い。

第38回午後:第22問

正しいのはどれか。  

1: ゴルジ腱器官は張力受容器である。

2: ゴルジ腱器官からの感覚線維はIa群線維である。

3: 筋紡錘は錘外筋線維と直列関係にある。

4: II群線維はIb群線維より伝導速度が速い。

5: 錘内筋を支配する運動神経線維はA群αに分類される。

第41回午後:第83問

末梢神経損傷で予後が最も良いのはどれか。  

1: ニューロトメーシス

2: アクソノトメーシス

3: ニューロプラキシア

4: ワーラー変性

5: 引き抜き損傷

第40回午後:第6問

末梢神経で誤っているのはどれか。  

1: 神経内膜は個々の神経線維を包んでいる。

2: 髄鞘と髄鞘の切れ目をランヴィエ絞輪という。

3: 1個のシュワン細胞が複数の無髄の軸索を包んでいる。

4: シナプスの終末ボタンと樹状突起との間には間隙がある。

5: 1本の軸索は1個のシナプスを形成する。

第35回午後:第95問

絞扼性神経障害と末梢神経との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 円回内筋症候群-正中神経

2: 肘部管症候群-尺骨神経

3: 手根管症候群-正中神経

4: 梨状筋症候群-坐骨神経

5: 足根管症候群-深腓骨神経

第52回午後:第53問

腕神経叢の後神経束から分岐する神経はどれか。  

1: 腋窩神経

2: 筋皮神経

3: 尺骨神経

4: 正中神経

5: 長胸神経

第44回午後:第22問

神経伝導で正しいのはどれか。  

1: 体温の低い方が速い。

2: 髄鞘のない方が速い。

3: 線維直径の太い方が速い。

4: 線維が長いと活動電位は減衰する。

5: 線維の途中を刺激すると刺激部位から片側性に伝導する。

第46回午後:第54問

下肢の筋と支配神経との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 中殿筋 — 下殿神経

2: 縫工筋 — 閉鎖神経

3: 膝窩筋 — 脛骨神経

4: 後脛骨筋 — 総腓骨神経

5: 短指屈筋 — 内側足底神経

第38回午後:第11問

脊髄について正しいのはどれか。  

1: 脊髄には3つの膨大部がある。

2: 下端は第3、4腰椎レベルにある。

3: 後角は運動神経細胞が密集している。

4: 白質は前索と後索の2つの索に区分される。

5: 灰白質は横断面でH形の灰白柱をつくる。

第51回午前:第53問

脊髄について正しいのはどれか。  

1: 下端は第5腰椎までである。

2: 後根は脊髄神経節をつくる。

3: 終糸は尾骨前面に付着する。

4: 中心管の周囲に白質が存在する。

5: 脊髄円錐は脳と脊髄の移行部である。

第36回午後:第34問

単シナプス性伸張反射の求心路を形成する神経線維はどれか。  

1: Ia群線維

2: Ib群線維

3: II群線維

4: α線維

5: γ線維

第42回午後:第13問

腰神経叢に含まれるのはどれか。  

1: 大腿神経

2: 上殿神経

3: 下殿神経

4: 陰部神経

5: 坐骨神経

第56回午後:第56問

体性感覚神経の一次ニューロンの細胞体があるのはどれか。  

1: 延 髄

2: 視 床

3: 脊髄後角

4: 大脳皮質

5: 脊髄後根神経節

  • 答え:5
  • 解説:体性感覚神経は、感覚情報を末梢の受容器から脊髄神経節へ伝える一次ニューロン、脊髄または脳幹へ伝える二次ニューロン、視床へ伝える三次ニューロンの3段階で構成されています。この問題では、一次ニューロンの細胞体がどこにあるかを問うています。
  • 延髄は、二次ニューロンが存在する場所であり、一次ニューロンの細胞体がある場所ではありません。
  • 視床は、三次ニューロンが存在する場所であり、一次ニューロンの細胞体がある場所ではありません。
  • 脊髄後角は、二次ニューロンが存在する場所であり、一次ニューロンの細胞体がある場所ではありません。
  • 大脳皮質は、三次ニューロンが存在する場所であり、一次ニューロンの細胞体がある場所ではありません。
  • 脊髄後根神経節は、体性感覚神経の一次ニューロンの細胞体がある場所であり、正しい答えです。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第36回午後:第4問

運動単位に含まれないのはどれか。  

1: 錐体路

2: 前角細胞

3: 末梢神経線維

4: 神経筋接合部

5: 筋線維

第39回午後:第92問

絞扼性神経障害の組合せで誤っているのはどれか。  

1: 尺骨神経-肘部管症候群

2: 正中神経-手根管症候群

3: 橈骨神経-回外筋症候群

4: 坐骨神経-梨状筋症候群

5: 深腓骨神経-足根管症候群

第40回午後:第15問

感覚支配で正しい組合せはどれか。  

1: 母指背側-正中神経

2: 前腕尺側-筋皮神経

3: 上腕内側-橈骨神経

4: 足指背側-脛骨神経

5: 下腿内側-伏在神経

第41回午後:第6問

下肢の筋と支配神経との組合せで正しいのはどれか。  

1: 半腱様筋-総腓骨神経

2: 薄筋-大腿神経

3: 縫工筋-閉鎖神経

4: 足底筋-脛骨神経

5: 母指外転筋-外側足底神経

第54回午前:第60問

末梢神経と体表からの触知部位との組合せで正しいのはどれか。  

1: 腕神経叢――胸鎖乳突筋の胸骨頭と鎖骨頭の間

2: 正中神経――上腕近位部で烏口腕筋の外側

3: 尺骨神経――肘頭と上腕骨内側上顆の間

4: 脛骨神経――外果とアキレス腱の間

5: 総腓骨神経―膝窩部で半腱様筋腱の内側

  • 答え:3
  • 解説:この問題では、末梢神経とそれらが触知できる部位の正しい組み合わせを選ぶ必要があります。正しい組み合わせは尺骨神経と肘頭と上腕骨内側上顆の間です。
  • 腕神経叢は正しくは大鎖骨上窩で触知できます。胸鎖乳突筋の胸骨頭と鎖骨頭の間ではありません。
  • 正中神経は上腕近位部では烏口腕筋の内側後方で触知できます。烏口腕筋の外側ではありません。
  • 尺骨神経は正しく肘頭と上腕骨内側上顆の間で触知できます。尺骨神経溝に向かって走行するため、この部分で触知が可能です。
  • 脛骨神経は膝窩部で膝の内外側幅の1/2の線上で触知できます。外果とアキレス腱の間ではありません。
  • 総腓骨神経は膝窩部から腓骨頭の高さまで、大腿二頭筋の内側縁に沿って触知できます。半腱様筋腱の内側ではありません。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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