第47回午前第63問の類似問題

第43回午後:第71問

安静閉眼時の脳波における異常所見はどれか。  

1: 後頭部優位のα波

2: 前頭部優位のδ波

3: 開眼時のα波抑制

4: 入眠時のα波抑制

5: 光刺激時の光駆動

第45回午前:第63問

健常人の安静覚醒時の脳波で正しいのはどれか。  

1: 振幅はα波よりもβ波の方が大きい。

2: α波は精神活動によって増加する。

3: 成人型になるのは6歳ころである。

4: 開眼によってβ波は抑制される。

5: 成人ではδ波は出現しない。

第37回午後:第25問

脳波について誤っているのはどれか。  

1: α波は後頭葉に多く出現する。

2: α波の振幅は優位半球で大きい。

3: 緊張するとα波は抑制される。

4: 眠りが深くなると徐波が増える。

5: 乳幼児では徐波が多い。

第57回午前:第76問

脳波検査について誤っているのはどれか。  

1: 開眼するとα波が抑制される。

2: 周波数はα波よりβ波の方が大きい。

3: ノンレム睡眠では高振幅徐波が出現する。

4: 小児では成人に比べて背景活動の周波数が低い。

5: 成人の安静覚醒閉眼時の背景活動はθ帯域である。

  • 答え:5
  • 解説:この問題では、脳波検査に関する知識を問うています。脳波検査は、脳の電気活動を測定する方法で、α波、β波、θ波などの波形があります。それぞれの波形は、特定の状態や年齢において現れることが知られています。
  • 選択肢1は正しいです。α波は、安静で覚醒した閉眼状態で頭頂部や後頭部に現れます。目を開くと、α波は抑制されることが知られています。
  • 選択肢2は正しいです。α波の周波数は8~13 Hzであり、β波は13 Hz以上です。従って、周波数はα波よりβ波の方が大きいです。
  • 選択肢3は正しいです。ノンレム睡眠は、睡眠の深さによって4段階に分かれており、睡眠が深い状態では高振幅徐波が出現します。
  • 選択肢4は正しいです。小児の脳波は成人と比べて高振幅で周波数が低く、不規則で左右差が見られます。従って、小児では成人に比べて背景活動の周波数が低いです。
  • 選択肢5は誤りです。成人の安静覚醒閉眼時の背景活動はα帯域であることが一般的です。θ帯域は、安静閉眼時には通常出現せず、てんかんや脳腫瘍などの脳機能障害時に出現することが知られています。
  • 科目:臨床医学総論(病理学)
  • 重要度:プレミアム特典
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第48回午後:第56問

大脳の中心後回にあるのはどれか。  

1: 運動前野

2: 前頭眼野

3: 補足運動野

4: 第二次視覚野

5: 第一次体性感覚野

第43回午後:第46問

立位姿勢について正しいのはどれか。  

1: 安静立位時の重心線は股関節の後方を通る。

2: 成人の重心の高さは第5腰椎付近にある。

3: 骨盤の前傾は腰椎を後弯させる。

4: 閉眼では重心動揺が減少する。

5: 高齢者では重心動揺が減少する。