第44回午前第29問の類似問題

第44回午前:第28問

12歳の女児。ミニバスケットボールの練習を始めてから、右膝のやや遠位部に疼痛と腫脹とが出現したため来院した。症状は運動後に悪化し、安静で軽快する。エックス線写真を示す。認められるのはどれか。 

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1: 大腿骨遠位骨幹端部の骨膜反応

2: 大腿骨顆部の骨硬化

3: 膝蓋骨の骨棘形成

4: 脛骨顆間隆起の尖鋭化

5: 脛骨粗面部骨端の不整

第36回午前:第12問

13歳の男子。幼少時に血友病Aの診断を受けている。バスケットボールの授業後に右膝の疼痛と腫脹とをきたした。理学療法で適切でないのはどれか。  

1: 左下肢の筋力強化

2: 右膝の良肢位保持

3: 右大腿四頭筋の等尺性筋力強化

4: 右膝の他動的関節可動域訓練

5: 右膝装具の装着

第49回午前:第14問

10歳の女児。1か月ほど前から運動後に膝の痛みを訴え、膝脛骨結節部に圧痛があった。単純エックス線写真を示す。運動後以外には膝の痛みの訴えはなかった。正しい対応はどれか。 

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1: ギプス固定

2: 運動の制限

3: 運動後の極超短波

4: 運動後のホットパック

5: 腸脛靭帯のストレッチ

第49回午前:第13問

10歳の女児。1か月ほど前から運動後に膝の痛みを訴え、膝脛骨結節部に圧痛があった。単純エックス線写真を示す。最も考えられるのはどれか。 

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1: 腓骨骨折

2: 膝靭帯損傷

3: 膝半月板損傷

4: 第1Köhler病

5: Osgood-Schlatter病

第44回午前:第13問

74歳の女性。5年前から左膝痛が出現し、徐々に増悪して歩行が困難となったため左膝の手術を受けた。術前と術後のエックス線写真を示す。術後の理学療法で適切でないのはどれか。 

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1: 術後2日目から大腿四頭筋のセッティングを行う。

2: 術後3日目から膝関節の可動域訓練を行う。

3: 術後7日目から足関節の自動運動を行う。

4: 術後10日目から荷重歩行訓練を行う。

5: 退院後も屋外で杖を使用する。

第57回午前:第5問

13歳の男子。1か月前から膝の疼痛が生じ、近医を受診。精査が必要となり大学病院へ紹介された。左大腿骨遠位に境界不明瞭な腫瘤を触れる。単純エックス線写真を示す。化学療法が始まり、リハビリテーション治療が処方された。リハビリテーション治療について正しいのはどれか。 

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1: 易感染性に注意する。

2: 積極的に患部のマッサージを行う。

3: 患側の運動負荷は健側と同様でよい。

4: 骨端線に近い病巣なので温熱療法が効果的である。

5: 健側のリハビリテーション治療は化学療法後から行う。

第55回午後:第5問

5歳の女児。左股関節痛を訴えている。エックス線写真を示す。疑うべき疾患はどれか。 

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1: 大腿骨頭壊死症

2: 大腿骨頭すべり症

3: 単純性股関節炎

4: 発育性股関節形成不全

5: Perthes病

第46回午前:第6問

28歳の男性。野球のスライディングの際に右膝関節屈曲位で膝前面を強打し、疼痛が強く歩行不能になったため救急外来を受診した。治療開始から2週後のMRIを示す。治療開始から3週後。疼痛は軽減したが筋萎縮が残存している。この患者に行うべき筋力訓練で誤っているのはどれか。ただし、図の矢印は運動の方向を示している。

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第55回午後:第6問

5歳の女児。左股関節痛を訴えている。エックス線写真を示す。この疾患について正しいのはどれか。 

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1: 外傷が原因である。

2: 可動域制限は生じない。

3: 感染症が原因である。

4: 男児に多い。

5: 二次性変形性股関節症になりにくい。

第44回午前:第12問

74歳の女性。5年前から左膝痛が出現し、徐々に増悪して歩行が困難となったため左膝の手術を受けた。術前と術後のエックス線写真を示す。術前の所見で認められるのはどれか。2つ選べ。 

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1: 骨棘形成

2: 骨融解像

3: 外反膝変形

4: 特発性骨壊死

5: 関節裂隙の狭小化

第39回午前:第21問

15歳の男子。血友病A。体育の授業の後に膝関節に疼痛と腫脹が出現することが多かった。理学療法で適切でないのはどれか。  

1: 良肢位保持

2: 膝の自動屈伸運動

3: 水泳

4: 階段昇降訓練

5: 装具療法

第49回午後:第14問

25歳の男性。野球の試合で走塁中に右大腿後面に違和感と痛みとを生じ、近くの整形外科を受診した。大腿部エックス線写真では骨折を認めなかった。現時点の対応で適切でないのはどれか。  

1: 下肢の挙上

2: 浮腫の予防

3: アイシング

4: 超音波照射

5: 弾性包帯での圧迫

第48回午後:第6問

10歳の男児。なわ跳びの練習後から踵部の圧痛と逃避性跛行がみられた。単純エックス線写真を示す。疼痛緩和を目的に行う物理療法で誤っているのはどれか。 

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1: 赤外線

2: 超音波

3: ホットパック

4: パラフィン浴

5: 運動後のアイシング

第45回午後:第8問

25歳の男性。野球の試合で走塁中に大腿後面に違和感と痛みとを生じた。近くの整形外科を受診したところ、大腿部エックス線写真では骨折を認めなかった。物理療法で適切なのはどれか  

1: 交代浴

2: 極超短波

3: アイシング

4: ホットパック

5: パラフィン浴

第53回午後:第13問

25歳の男性。野球の試合で走塁中に大腿後面に違和感と痛みが生じた。直後に整形外科を受診したところ、大腿部エックス線写真では骨折を認めなかった。この時点での物理療法で適切なのはどれか。  

1: 交代浴

2: 極超短波

3: アイシング

4: ホットパック

5: パラフィン浴

第42回午前:第29問

58歳の女性。先天性股関節脱臼で小児期にリーメンビューゲル装具で加療した。10年前から歩行時に左股関節痛があった。痛みは進行し、1年前から杖が必要となり、靴下の着脱も困難となったため手術を受けた。股関節の術前と術後のエックス線単純正面像(別冊No.4A、B)を別に示す。術後の理学療法で誤っているのはどれか。 

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1: 術後2日目から中殿筋の筋力強化を行う。

2: 術後3日目から全荷重を開始する。

3: 術後10日目から水中運動療法を行う。

4: 入院中から靴下の着脱は外旋位で行うよう指導する。

5: 退院後も低いソファーに座ることを避ける。

第56回午後:第14問

87歳の女性。転倒して左股関節痛を訴え、入院となった。受傷後2日目に後方侵入法で手術を受けた。術後のエックス線写真を示す。正しいのはどれか。 

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1: 臥床時には股関節を内転位に保つ。

2: 靴下の着脱は股関節外旋位で行う。

3: 術後1週から大腿四頭筋セッティングを開始する。

4: 術後2週から中殿筋の筋力トレーニングを開始する。

5: 術後3か月は免荷とする。

第52回午後:第17問

20歳の女性。1か月前に転倒し、疼痛は軽減したが膝関節の不安定感があり来院した。実施した検査を図に示す。矢印は力を加えた方向を示す。この検査で陽性が確認された。他に損傷がなかった場合、優先すべき治療はどれか。 

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1: 安静固定

2: 水中歩行練習

3: 大腿四頭筋の強化

4: 超音波療法

5: ハムストリングスの強化

第46回午前:第5問

28歳の男性。野球のスライディングの際に右膝関節屈曲位で膝前面を強打し、疼痛が強く歩行不能になったため救急外来を受診した。治療開始から2週後のMRIを示す。この患者で陽性となるのはどれか。 

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1: アプリヘンジョンサイン

2: 外反ストレステスト

3: 後方引き出し徴候

4: Lachmanテスト

5: Jerkテスト

第42回午前:第28問

58歳の女性。先天性股関節脱臼で小児期にリーメンビューゲル装具で加療した。10年前から歩行時に左股関節痛があった。痛みは進行し、1年前から杖が必要となり、靴下の着脱も困難となったため手術を受けた。股関節の術前と術後のエックス線単純正面像(別冊No.4A、B)を別に示す。左股関節の術前エックス線写真の所見で認められないのはどれか。 

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1: 骨嚢胞

2: 骨棘形成

3: 関節裂隙狭小化

4: 臼蓋形成不全

5: 内反股