第42回午後第24問の類似問題

第36回午後:第22問

神経伝達物質について誤っているのはどれか。  

1: アセチルコリンは神経筋接合部で働く。

2: ガンマアミノ酪酸(GABA)は抑制性に働く。

3: セロトニンは精神活動に関与している。

4: ドーパミンは淡蒼球で働く。

5: ノルアドレナリンは交感神経の節後線維で働く。

第51回午前:第63問

神経筋接合部の神経伝達物質はどれか。  

1: ドパミン

2: セロトニン

3: アドレナリン

4: γアミノ酪酸

5: アセチルコリン

第55回午後:第62問

神経筋接合部における神経伝達物質はどれか。  

1: ノルアドレナリン

2: アセチルコリン

3: アドレナリン

4: セロトニン

5: ドパミン

  • 答え:2
  • 解説:神経筋接合部では、神経終末部からアセチルコリンが放出され、筋肉細胞の受容体で受け取られる。これにより脱分極が起こり、活動電位が発生して、筋収縮が出現する。
  • ノルアドレナリンは神経筋接合部の神経伝達物質ではない。中枢神経系では脳幹部に多く存在し、末梢では交感神経節後線維から放出される。覚醒や睡眠、種々の精神症状との関連があると考えられている。
  • アセチルコリンは神経筋接合部の神経伝達物質であり、正しい答えである。神経終末部から放出され、筋肉細胞の受容体で受け取られることで脱分極が起こり、活動電位が発生し筋収縮が出現する。
  • アドレナリンは神経筋接合部の神経伝達物質ではない。脳内神経伝達物質であり、血糖の調整、強心作用、気管支拡張などに関わっている。
  • セロトニンは神経筋接合部の神経伝達物質ではない。脳内神経伝達物質であり、睡眠、疼痛、体温の調整、嘔吐などに関わっている。
  • ドパミンは神経筋接合部の神経伝達物質ではない。脳内神経伝達物質であり、運動およびホルモン調節、感情、意欲、学習などに関わっている。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第39回午後:第21問

骨格筋の収縮に関わる神経伝達物質はどれか。  

1: ガンマアミノ酪酸(GABA)

2: アドレナリン

3: アセチルコリン

4: セロトニン

5: ドーパミン

第38回午後:第10問

脳神経核と存在部位との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 動眼神経-中脳

2: 迷走神経-延髄

3: 外転神経-橋

4: 舌下神経-延髄

5: 副神経-中脳

第43回午後:第92問

幻覚妄想症状に最も関係があると考えられている神経伝達物質はどれか。  

1: アセチルコリン

2: グルタミン酸

3: セロトニン

4: ドーパミン

5: ノルアドレナリン

第36回午後:第36問

大脳皮質について誤っているのはどれか。  

1: 脳梁は皮質と視床とを結合する。

2: 連合線維は半球の各皮質部を連絡する。

3: 一次運動野は中心溝の直前にある。

4: 神経細胞の形と配列とから6層に区別できる。

5: 皮質を中枢とする姿勢反射がある。

第36回午後:第15問

筋と支配神経との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 三角筋-腋窩神経

2: 棘上筋-肩甲上神経

3: 棘下筋-肩甲上神経

4: 小円筋-肩甲下神経

5: 大円筋-肩甲下神経

第40回午後:第5問

脳神経と支配筋との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 動眼神経-上斜筋

2: 三叉神経-咬筋

3: 顔面神経-広頸筋

4: 舌下神経-縦舌筋

5: 副神経-僧帽筋

第55回午後:第66問

脳神経とその働きの組合せで正しいのはどれか。  

1: 顔面神経――軟口蓋の挙上

2: 三叉神経――下顎の運動

3: 舌咽神経――舌の運動

4: 舌下神経――唾液分泌

5: 迷走神経――口唇閉鎖

  • 答え:2
  • 解説:この問題では、脳神経とその働きの正しい組み合わせを選ぶ必要があります。脳神経は、脳から出ている神経のことで、それぞれ異なる機能を持っています。
  • 顔面神経は、顔面の表情筋を支配する運動神経、舌前2/3の味覚を伝える感覚神経、舌下腺を支配する副交感神経からなります。軟口蓋の挙上には、三叉神経、舌咽神経、迷走神経などが関与するため、この選択肢は間違いです。
  • 三叉神経は、顔面の体性感覚を伝える感覚神経、咀嚼筋を支配する運動神経からなります。下顎の運動は、三叉神経の第3枝である下顎神経によって行われるため、この選択肢は正しいです。
  • 舌咽神経は、舌後1/3の味覚と咽頭の感覚を伝える感覚神経、咽頭の嚥下運動を起こす運動神経、耳下腺を支配する副交感神経からなります。舌の運動は舌下神経によって行われるため、この選択肢は間違いです。
  • 舌下神経は、舌筋を支配する運動神経からなります。唾液分泌は、顔面神経、舌咽神経によって行われるため、この選択肢は間違いです。
  • 迷走神経は、咽頭・喉頭を支配する感覚神経と運動神経、胸腹部内臓を支配する副交感神経からなります。口唇閉鎖は顔面神経によって行われるため、この選択肢は間違いです。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第39回午後:第12問

誤っている組合せはどれか。  

1: 動眼神経-眼瞼の挙上

2: 顔面神経-顔面の感覚

3: 三叉神経-咀嚼

4: 舌下神経-舌の運動

5: 迷走神経-内臓の感覚

第35回午後:第11問

脳神経と筋との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 滑車神経 - 上斜筋

2: 外転神経 - 外直筋

3: 顔面神経 - 咬 筋

4: 副神経 - 胸鎖乳突筋

5: 舌下神経 - 舌 筋

第42回午後:第25問

副交感神経優位時の臓器とその働きとの組合せで誤っているのはどれか。  

1: 眼-縮瞳

2: 心臓-心拍数減少

3: 肝臓-グリコーゲン分解

4: 膵臓-膵液分泌

5: 膀胱-排尿筋収縮

第57回午後:第22問

図に示す神経支配領域と末梢神経の組合せで正しいのはどれか。 

57_1_22

1: ①―――腋窩神経

2: ②―――肋間上腕皮神経

3: ③―――尺骨神経

4: ④―――橈骨神経

5: ⑤―――正中神経

第36回午前:第97問

脳神経の検査について誤っている組合せはどれか。  

1: 視神経-視野をみる。

2: 滑車神経-眼球を斜め上方向へ動かさせる。

3: 三叉神経-奥歯を噛み合わさせる。

4: 内耳神経-平衡機能をみる。

5: 舌咽神経-咽頭反射をみる。

第51回午後:第63問

神経線維について正しいのはどれか。  

1: Aα線維は錘外筋線維を支配する。

2: Aβ線維は錘内筋線維を支配する。

3: Aγ線維は皮膚の痛覚を伝える。

4: Aδ線維は自律神経の節前線維である。

5: C線維は圧覚を伝える。

第40回午後:第68問

大脳皮質の機能と部位との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 言語表出-前頭葉

2: 空間認知-頭頂葉

3: 聴覚理解-側頭葉

4: 言語記憶-側頭葉

5: 体性感覚-後頭葉

第42回午後:第38問

反射と求心性神経との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 下顎反射-顔面神経

2: 上腕二頭筋反射-筋皮神経

3: 上腕三頭筋反射-橈骨神経

4: 膝蓋腱反射-大腿神経

5: 下腿三頭筋反射-脛骨神経

第35回午後:第65問

大脳皮質の機能と部位との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 言語記憶-側頭葉

2: 相貌識別-後頭葉

3: 言語表出-前頭葉

4: 体性感覚-後頭葉

5: 聴理解-側頭葉

第42回午前:第66問

絞扼性神経障害と障害される神経との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 肘部管症候群-尺骨神経

2: 円回内筋症候群-橈骨神経

3: 手根管症候群-正中神経

4: 梨状筋症候群-坐骨神経

5: 足根管症候群-脛骨神経