第39回午後第75問の類似問題

第45回午後:第48問

治療者を操作しようとしたり、独占しようとしたりする可能性が最も高い疾患はどれか。  

1: 1. アルコール依存症

2: 2. 双極性感情障害

3: 3. 境界性人格障害

4: 4. 広汎性発達障害

5: 5. 統合失調症

第36回午後:第71問

患者に自由に話をしてもらったが、文章間のつながりに乏しく話がまとまらない。この症状はどれか。  

1: 思考制止

2: 思考吹入

3: 思考途絶

4: 思考奪取

5: 連合弛緩

第40回午後:第80問

小脳症状でないのはどれか。  

1: 眼振

2: 構音障害

3: 体幹障害

4: 協調障害

5: 腱反射亢進

第55回午後:第100問

てんかんに伴う精神症状として適切でないのはどれか。  

1: 粘着性

2: 爆発性

3: 疾病利得

4: 不機嫌状態

5: もうろう状態

  • 答え:3
  • 解説:てんかんに伴う精神症状として適切でないのは疾病利得である。疾病利得は患者が無意識的に疾病から引き出すあらゆる満足を指し、治療に対する抵抗となることが多い。解離性障害でみられることがある。
  • 粘着性はてんかん患者にみられる性格特徴の一つであり、精神活動が遅く、回りくどく、几帳面で些事に固執する傾向があるとされる。
  • 爆発性はてんかん患者にみられる性格特徴の一つであり、易怒的、攻撃的で、短絡的衝動行為に走る傾向がある。
  • 疾病利得はてんかんに伴う精神症状として適切でない。これは患者が無意識的に疾病から引き出すあらゆる満足を指し、治療に対する抵抗となることが多い。解離性障害でみられることがある。
  • 不機嫌状態はてんかん患者において、発作前や発作間欠時に、不機嫌状態や易刺激性がみられやすい。
  • もうろう状態はてんかんにおける複雑部分発作の一つで、突然もうろう状態となって駆け出す疾走発作がみられることがある。
  • 科目:精神障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第37回午前:第77問

器質性精神障害患者において観察だけでは評価が困難なのはどれか。  

1: 理解力

2: せん妄

3: 対人関係

4: 病識

5: 意欲

第43回午後:第98問

外傷後ストレス障害(PTSD)の症状で誤っているのはどれか。  

1: 思考途絶

2: 知覚過敏

3: 集中困難

4: 不安焦燥

5: 睡眠障害

第50回午前:第49問

作業療法中にみられるてんかん患者の発作症状でないのはどれか。  

1: 虚空を注視する。

2: 強い執着性を示す。

3: 眼球が共同偏向する。

4: 突然に会話を停止する。

5: 急に立ち上がって歩きまわる。

第45回午後:第43問

統合失調症の思考障害に対する作業療法上の留意点で正しいのはどれか。  

1: 1. 工程数を増やす。

2: 2. 集団作業を中心に行う。

3: 3. 言語による指示を多くする。

4: 4. 枠組みの明確な作業を選ぶ。

5: 5. 結果が作品として残らない作業を選ぶ。

第40回午後:第95問

せん妄に関して誤っているのはどれか。  

1: 意識障害である。

2: 日内変動がある。

3: 健忘症状を伴う。

4: 非可逆的である。

5: 睡眠障害を伴う。

第41回午後:第95問

統合失調症で予後不良な因子はどれか。  

1: 発病年齢が早い。

2: 病前の性格が社交的である。

3: 明らかな誘因がある。

4: 急性に発病する。

5: 緊張病症状を示す。

第43回午前:第29問

23歳の女性。統合失調症。短大卒業後、事務員として働いていた。職場の同僚に噂されていると上司に訴えるなど、被害関係妄想が強まり精神科に紹介され入院となった。薬物療法で精神症状は治まり、2週目に作業療法が開始された。作業療法導入時の面接事項で適切なのはどれか。2つ選べ。  

1: 症状の内容

2: 睡眠の状態

3: 職場のストレス

4: 過去の親子関係

5: 現在困っていること

第49回午前:第97問

統合失調症について正しいのはどれか。  

1: 男性が女性より3倍多い。

2: 緊張型では昏迷がみられる。

3: 病前性格は循環気質が多い。

4: 死亡率は健常者と同じである。

5: 妄想型は破瓜型より発症年齢が低い。

第43回午後:第99問

心理的発達の障害に分類されるのはどれか。  

1: 抜毛症

2: 学習障害

3: チック障害

4: 分離不安障害

5: 非器質性遺尿症

第41回午前:第85問

統合失調症の回復期前期における作業療法導入時の評価項目で適切でないのはどれか。  

1: 基本的生活リズム

2: 身体感覚の状態

3: 疲れやすさの程度

4: 活動範囲の広がり

5: 金銭管理能力

第45回午後:第99問

てんかん発作にみられて、失神にみられないのはどれか。  

1: 意識消失

2: 脳波異常

3: 前駆症状

4: 低血圧

5: 健忘

第42回午前:第84問

統合失調症患者の退院を目的とした作業療法で適切でないのはどれか。  

1: 生活のリズムを整える。

2: 体力を向上させる。

3: 症状の自己管理能力を向上させる。

4: 依存欲求を満たす。

5: 家族調整を行う。

第45回午前:第42問

統合失調症患者が作業中に立ったり座ったりする、そわそわと落ち着かない行動はどれか。  

1: パーキンソニズム

2: ジスキネジア

3: アカシジア

4: ジストニア

5: チック

第46回午後:第100問

統合失調症の急性期治療で最も重要なのはどれか。  

1: 薬物療法

2: 精神療法

3: 環境調整

4: 生活指導

5: 心理教育

第38回午前:第39問

68歳の男性。21歳時に精神分裂病(統合失調症)を発症し入退院を数回繰り返した。50歳ころから症状が安定し家庭菜園をしながら弟の家族と同敷地内の離れ家で暮らしていた。今回、数年前からの多発性脳梗塞による認知症が進み、日常生活が困難となり、老人性認知症疾患療養病棟に入院した。作業療法場面での留意点で適切でないのはどれか。  

1: 自動症

2: せん妄

3: 転倒

4: 脳卒中発作

5: 精神分裂病(統合失調症)の悪化

第35回午後:第77問

躁病でみられないのはどれか。  

1: 多 弁

2: 多 動

3: 注意転導

4: 睡眠障害

5: 思考伝播