第39回午後第17問の類似問題

第44回午後:第19問

正しいのはどれか。  

1: 尿管口は膀胱尖に開く。

2: 尿管内部には逆流防止弁がある。

3: 排尿筋には大内臓神経が分布する。

4: 内尿道口は膀胱三角の中央に開く。

5: 男性の尿道は前立腺を貫いている。

第45回午後:第67問

正しいのはどれか。  

1: 排便反射の中枢は腰髄にある。

2: 内肛門括約筋は陰部神経支配である。

3: 外肛門括約筋は骨盤神経支配である。

4: 排便時には直腸平滑筋が弛緩する。

5: 排便時には内肛門括約筋が弛緩する。

第45回午後:第59問

内分泌腺とその位置との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 上皮小体-甲状腺の前面

2: 下垂体-トルコ鞍上面

3: 松果体-間脳の背面

4: 副腎-腎臓の上面

5: 胸腺-胸骨の背面

第40回午後:第36問

誤っているのはどれか。  

1: 随意的排尿には大脳皮質が関与する。

2: 交感神経を刺激すると膀胱は収縮する。

3: 膀胱体部からの求心性神経は骨盤神経である。

4: 脊髄排尿中枢は第2~4仙髄節にある。

5: 外尿道括約筋は陰部神経の支配を受ける。

第45回午後:第58問

正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 気管支には線毛がある。

2: 気管支の分岐角は左よりも右が大きい。

3: 細気管支でガス交換が行われる。

4: 壁側胸膜が肺表面に接している。

5: 縦隔には食道が通っている。

第45回午前:第66問

嚥下で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 嚥下反射の中枢は橋にある。

2: 口腔期に軟口蓋は上方移動する。

3: 咽頭期に喉頭が反射的に挙上する。

4: 嚥下反射時に呼吸は継続して行われる。

5: 食塊が食道に入るときに輪状咽頭筋は緊張する。

第57回午前:第67問

排便機構で正しいのはどれか。  

1: 排便中枢は第5腰髄にある。

2: S状結腸に糞便が到達すると便意を感じる。

3: 直腸壁からの求心路は陰部神経を経由する。

4: 骨盤神経の刺激で内肛門括約筋抑制が起こる。

5: 大腸内容物を肛門側に輸送するのは分節運動である。

  • 答え:4
  • 解説:排便機構に関する問題で、正しい選択肢は骨盤神経の刺激で内肛門括約筋抑制が起こることを示す選択肢4です。他の選択肢は、排便中枢の位置や便意の発生、求心路、大腸内容物の輸送に関する誤った情報を含んでいます。
  • 選択肢1は間違いです。排便中枢は第2~4仙椎に存在し、第5腰髄ではありません。
  • 選択肢2は間違いです。便意は、直腸に便が貯留し、直腸壁の伸張によって生じます。S状結腸ではなく、直腸に糞便が到達したときに便意を感じます。
  • 選択肢3は間違いです。直腸壁からの求心路は骨盤神経を経由します。陰部神経は、肛門括約筋の制御や感覚を司っていますが、直腸壁からの求心路とは関係ありません。
  • 選択肢4は正解です。骨盤神経の刺激によって内肛門括約筋抑制が起こります。これにより、排便が可能になります。また、下腹神経の刺激により内肛門括約筋収縮が起こります。
  • 選択肢5は間違いです。大腸内容物を肛門側に輸送するのは蠕動運動です。分節運動は、小腸で行われます。蠕動運動、分節運動、振子運動を繰り返し運搬されることで、消化管の内容物が移動します。
  • 科目:生理学(消化・吸収・排泄系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第53回午後:第57問

後腹膜腔に存在しないのはどれか。  

1: 横行結腸

2: 腎臓

3: 十二指腸

4: 膵臓

5: 副腎

  • 答え:1
  • 解説:後腹膜腔に存在する臓器は、十二指腸、膵臓、腎臓、副腎、腹大動脈、下大静脈などであり、横行結腸は後腹膜腔に存在しない。
  • 横行結腸はほとんど全表面が腹膜臓側葉で包まれ、間膜によって体壁につながれているため、後腹膜腔には存在しない。
  • 腎臓は腹膜後器官であり、後腹壁に癒着し、腹膜の壁側葉の後ろに隠れるため、後腹膜腔に存在する。
  • 十二指腸は腹膜後器官であり、全長にわたって後腹壁に癒着し、空腸や回腸のように腸間膜をもたないため、後腹膜腔に存在する。
  • 膵臓は腹膜後器官であり、消化酵素を分泌するため、後腹膜腔に存在する。
  • 副腎は腎臓の上端に位置する腹膜後器官であり、後腹膜に癒着しているため、後腹膜腔に存在する。
  • 科目:解剖学(その他)
  • 重要度:プレミアム特典
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第44回午後:第18問

腎について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 1. 右腎は左腎よりも高い位置にある。

2: 腹膜の前面にある。

3: 尿は腎杯から腎盂に流れる。

4: 腎小体は腎髄質に位置する。

5: 腎小体と尿細管とを合わせてネフロンという。

第46回午前:第66問

嚥下で正しいのはどれか。  

1: 口腔内の食塊は反射運動で咽頭へ送られる。

2: 軟口蓋が挙上すると咽頭と鼻腔の通路が開く。

3: 喉頭蓋が引き上げられて気道が閉鎖される。

4: 食塊が食道に入る時期に呼吸が促進される。

5: 食道期の食塊移動は蠕動運動による。

第37回午後:第15問

誤っている組合せはどれか。  

1: 膀胱尖-正中臍索

2: 膀胱底-内尿道口

3: 膀胱三角-粘液腺

4: 内尿道括約筋-横紋筋

5: 排尿筋-骨盤内臓神経

第48回午後:第59問

泌尿器について正しいのはどれか。  

1: 尿管口は膀胱尖に開く。

2: 尿管内部には複数の逆流防止弁がある。

3: 排尿筋には大内臓神経が分布する。

4: 内尿道口は膀胱三角の中央に開く。

5: 男性の尿道は前立腺を貫いている。

第47回午前:第67問

排尿機構で誤っているのはどれか。  

1: 外尿道括約筋は陰部神経支配である。

2: 内尿道括約筋は交感神経支配である。

3: 脊髄排尿中枢は第2~4仙髄節にある。

4: 副交感神経を刺激すると膀胱は弛緩する。

5: 膀胱体部からの求心性神経は骨盤神経である。

第36回午後:第9問

腎臓について正しいのはどれか。  

1: 遠位尿細管は腎盂にある。

2: 尿管は皮質と連結する。

3: 糸球体は髄質にある。

4: 糸球体は血液をろ過する。

5: 尿細管はブドウ糖を排出する。

第51回午後:第58問

泌尿器系について正しいのはどれか。  

1: 尿は腎杯、腎盤、尿管の順に流れる。

2: 左腎動脈の方が右腎動脈より長い。

3: 左腎の方が右腎より低位にある。

4: 尿管は膀胱の前上面に開口する。

5: 腎は結腸の前方にある。

第36回午後:第7問

腹大動脈から直接分岐する動脈で誤っているのはどれか。  

1: 腎動脈

2: 臍動脈

3: 精巣動脈

4: 下腸間膜動脈

5: 下横隔動脈

第53回午後:第65問

排便機構について正しいのはどれか。  

1: 排便時には横隔膜が弛緩する。

2: 排便に関与する神経は下殿神経である。

3: 直腸平滑筋と内肛門括約筋は同時に収縮する。

4: 直腸壁が加圧されると骨盤神経が刺激される。

5: 直腸の収縮を促す神経伝達物質はアドレナリンである。

  • 答え:4
  • 解説:排便機構は、横隔膜の収縮、腹圧の上昇、内肛門括約筋の弛緩、直腸平滑筋の収縮などが関与し、副交感神経の骨盤神経と体性神経の陰部神経が主に関与している。正しい選択肢は、直腸壁が加圧されると骨盤神経が刺激されるという選択肢4である。
  • 選択肢1は間違いで、排便時には横隔膜が収縮し、腹圧を高めることで排便を促進する。
  • 選択肢2は間違いで、排便に関与する神経は副交感神経の骨盤神経と体性神経の陰部神経である。下殿神経は大殿筋の支配神経であり、排便とは関係がない。
  • 選択肢3は間違いで、排便時には内肛門括約筋が弛緩し、直腸平滑筋が収縮する。これにより、便が肛門へと押し出される。
  • 選択肢4は正しい。直腸壁が加圧されると、副交感神経である骨盤神経が刺激され、排便機構が働く。
  • 選択肢5は間違いで、直腸の収縮を促す神経伝達物質はアセチルコリンであり、アドレナリンではない。アドレナリンは交感神経の神経伝達物質であり、通常は直腸の収縮を抑制する働きがある。
  • 科目:生理学(消化・吸収・排泄系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第36回午後:第20問

誤っているのはどれか。  

1: 前脊髄小脳路は前索を通る。

2: 網様体脊髄路は脳幹と脊髄とを結ぶ。

3: 皮質脊髄路は大脳皮質と脊髄前角細胞とを結ぶ。

4: 脊髄視床路は外側と腹側とに分かれる。

5: 後索は延髄下部で交叉する。

第47回午後:第67問

嚥下で誤っているのはどれか。  

1: 食塊が舌によって咽頭に送られる過程を口腔期という。

2: 食塊が咽頭粘膜に触れると、嚥下反射が誘発される。

3: 嚥下反射のときに喉頭蓋が後方に倒れる。

4: 輪状咽頭筋が収縮すると、食塊が食道に入る。

5: 食塊が食道に達すると、食道の蠕動運動が生じる。

第42回午後:第18問

腎臓で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.糸球体は髄質にある。イ.近位尿細管は腎盂にある。ウ.尿管は皮質と連結する。エ.輸入細動脈は糸球体と連結する。オ.遠位尿細管はヘンレ係蹄と連結する。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ