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作業療法士国家試験
検索元問題
第50回 午前 第15問
20件の類似問題
20歳の女性。幼少期に両親が離婚した後、友人関係が不安定となりトラブルが絶えなかった。中学入学後から些......
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第36回 午前
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作業療法士専門問題
最重要
40歳の女性。精神分裂病(統合失調症)。19歳で発病し8回の入院歴がある。調子のよいときは家事の手伝いができていた。今回、いとこの結婚式の話を聞いてから言動がまとまらなくなり、「結婚しろ」という幻聴があり、他家を訪問するようになったので入院した。入院1か月後、落ち着きはないが、幻聴は軽減し作業療法の依頼があった。初回面接における作業療法士の対応で適切でないのはどれか。
1
過去の入院理由を聞く。
2
家事の手伝いの内容を聞く。
3
退院後の生活に対する考えを聞く。
4
幻聴の内容について聞く。
5
作業内容についての希望を聞く。
17
第50回 午後
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作業療法士実地問題
24歳の女性。高校の授業で教科書を音読する際に声が震えて読めなくなり、それ以降、人前で発表することに恐怖感を抱くようになった。就職後、会議のたびに動悸や手の震え、発汗が生じるようになり、「変だと思われていないだろうか」、「声が出るだろうか」と強い不安を感じるようになった。最近になり「人の視線が怖い」、「会議に出席するのがつらい」と言うようになり、精神科を受診し外来作業療法が開始された。この患者に対する作業療法士の初期の対応で適切なのはどれか。
1
会議準備を十分行うよう助言する。
2
人前で発表する練習を取り入れる。
3
リラクセーションを指導する。
4
集団作業療法を基本とする。
5
体力の向上を促す。
29
第34回 午前
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作業療法士専門問題
最重要
26歳の女性。躁病。雑誌の編集員。昼夜が逆転し、職場では同僚や上司に無遠慮な言動が目立ち始めた。日常行動もまとまりに欠けてきたので入院した。入院後1か月で落ち着き始め、職場復帰に向けて作業療法が開始された。開始時の評価内容で適切でないのはどれか。
1
集中力の程度
2
自我機能
3
疲労度
4
対人関係のパターン
5
集団適応力
93
第39回 午前
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作業療法士専門問題
最重要
境界性人格障害患者の作業療法の留意点で、当てはまらないのはどれか。
1
治療者の理想化
2
治療者への攻撃
3
治療者間の対立
4
他者への無関心
5
高い達成要求
30
第37回 午前
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作業療法士専門問題
最重要
19歳の女性。精神分裂病(統合失調症)。高校卒業後スーパーマーケットに就職した。約1年経ったころから情緒不安定となり、幻覚・妄想に支配された異常な言動が活発になったので入院した。薬物療法によって入院3か月で一応の安定が得られたので作業療法の依頼があった。この時期の作業療法の目標として適切なのはどれか。2つ選べ。
1
作業の満足感を得る
2
作業効率の改善
3
病識をつける
4
対人交流の促進
5
生活リズム作り
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17
第51回 午前
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作業療法士実地問題
40歳の女性。長年のアルコール摂取による肝硬変、膵炎および2次性糖尿病の合併症がある。飲酒を継続し家事ができなくなったことにより夫婦間の口論が多くなり、夫に連れられて精神科を受診し、入院となった。離脱症状が治まり、作業療法が開始された。作業療法士の支援で適切なのはどれか。
1
SSTを実施する。
2
他者との協調行動を促す。
3
酒害に関する心理教育を行う。
4
作業療法士への依存は容認する。
5
作業に対する頑張りを強化する。
31
第35回 午前
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作業療法士専門問題
最重要
40歳の男性。うつ病。会社員。管理職に昇進後、父方のいとこがうつ状態で自殺したのを契機に、約3か月前から不眠、食欲不振、自信喪失および抑うつ気分を呈し、「仕事をする意欲がわかない。みんなに申し訳ない。」と言い、希死念慮が認められ入院となった。入院後1か月で症状が改善し、退院を目的に作業療法が処方された。作業療法で適切でないのはどれか。
1
簡単で繰り返しのある構成的作業から導入する。
2
導入時はグループ活動は避ける。
3
作業量の少ない種目から導入する。
4
自信をもつよう励ます。
5
作品完成の目標について話し合う。
17
第51回 午後
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作業療法士実地問題
35歳の女性。統合失調症。デイケアの就労準備プログラムに参加している。普段は生真面目で穏やかな性格であったが、3週前から些細なことでいら立ち怒り出すようになった。悪化の原因を理解することを目的とした面接において、担当の作業療法士が優先して確認すべき項目はどれか。
1
食欲
2
服薬状況
3
家族の問題
4
就労に向けた不安
5
デイケアの人間関係
27
第36回 午前
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作業療法士専門問題
最重要
55歳の女性。精神分裂病(統合失調症)。29歳時に「『修道院に行けばお金をたくさんもらえる』という声が聞こえる」と言うようになり初回入院した。現在、4回目の入院中で、最近は病的な体験を述べることは減少したが、無為傾向が強いため、その改善を目的に作業療法が開始された。作業療法の初期評価で適切でないのはどれか。
1
病的体験の影響
2
対人関係の範囲
3
興味・関心の内容
4
指示理解の程度
5
作業の巧緻性
89
第36回 午前
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作業療法士専門問題
最重要
境界型人格障害の患者への作業療法士の対応として適切でないのはどれか。
1
支持的態度を維持する。
2
チーム間でかかわりの合意をしておく。
3
指示的態度を維持する。
4
物事を一緒に考えていく姿勢を示す。
5
実施時間の取り決めは明確にする。
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85
第39回 午前
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作業療法士専門問題
最重要
躁病患者の作業療法で適切なのはどれか。
1
活動の区切りを短時間に設定する。
2
複数の活動を同時進行で行う。
3
患者間の言語的交流を促す。
4
注意・指導は頻回にする。
5
直面する課題の自己解決を促す。
31
第36回 午前
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作業療法士専門問題
最重要
17歳の男子高校生。恐怖症。2人兄弟の兄。弟とふざけていて、弟が持つボールペンの先が本人の手掌部に突き刺さった。傷は短期間で治癒したが、それ以後ボールペンや包丁などの先の尖ったものを怖がるようになり、勉強も手につかず、不登校となった。弟に対する暴力も時々みられた。通院を開始し、3か月が経過したが、尖端に対する恐怖心や不登校は持続している。この時点で作業療法が開始された。作業療法開始時の作業療法士の対応で適切でないのはどれか。
1
適度な距離をおいて接する。
2
作業療法の場でできることを説明する。
3
作業活動は生活体験に基づいたものを用いる。
4
努力・成果を認めるようにする。
5
症状の意味を伝える。
17
第53回 午前
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作業療法士実地問題
解説
28歳の女性。産後うつ病。育児休暇中である。元来、何事にも手を抜けない性格。出産から4か月経過したころから、子どもの成長が気になり始め、夫に不安をぶつけるようになった。次第に「母親失格」と言ってはふさぎ込むようになったため、夫に連れられて精神科を受診し入院となった。1か月半後、個別的作業療法が開始となったが、手芸中に「私は怠け者」とつぶやく様子がみられた。この患者に対する作業療法士の対応として適切なのはどれか。
1
日記を取り入れる。
2
育児の振り返りを行う。
3
患者の不安な気持ちに寄り添う。
4
家族の育児への協力方法について話し合う。
5
性格による自己否定的考えについて話し合う。
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30
第38回 午前
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作業療法士専門問題
最重要
30歳の女性。うつ病。子育てに専念するため、仕事をやめた後から徐々に気力が低下し、不眠が出現し家事全般に支障をきたすようになった。夫と相談の上、近隣の精神科診療所で通院を開始し、約1か月で落ち着きを取り戻した。その時点で作業療法士が週1回生活上の相談・援助を担当することになった。本人は「悪くなるのが心配だ」「好きな編み物もできないような気がする」などと述べている。治療関係も成立し約3か月経過したころ、本人から「少しずつ家事ができるようになったが、まだ自信がない」と述べてきた。この時の対応で適切でないのはどれか。
1
自宅を訪問し家事評価を行う。
2
来院時の面接で家事評価を行う。
3
ホームヘルパーの派遣を依頼する。
4
夫との家事の分担を調整する。
5
小グループでの家事訓練に参加する。
18
第49回 午後
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作業療法士実地問題
28歳の女性。電車を待つホームで突然動悸が激しくなり、死ぬのではないかという恐怖と息苦しさに襲われ、しゃがみこんでしまった。後日精神科を受診し、外来作業療法が開始された。この患者への作業療法で適切でないのはどれか。
1
内省を促す。
2
心理教育を取り入れる。
3
屋外でのプログラムを含める。
4
コラージュで自己表現を促す。
5
リラクセーションを指導する。
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14
第50回 午前
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作業療法士実地問題
20歳の女性。幼少期に両親が離婚した後、友人関係が不安定となりトラブルが絶えなかった。中学入学後から些細なことでリストカットするようになり、精神科を受診し、その後、入退院を繰り返していた。男女関係のもつれをきっかけに過量服薬し救急車で搬送された。入院後は、医療者に対して依存的だが要求が通らないと激しく責める状態である。最も考えられるのはどれか。
1
身体表現性障害
2
気分変調性障害
3
統合失調感情障害
4
演技性パーソナリティ障害
5
境界性パーソナリティ障害
17
第45回 午後
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作業療法士実地問題
48歳の女性。うつ病。教育熱心な母親としてパート勤務をしながら2人の娘を育てた。娘達が家を離れた頃から何もする気がなくなり、抑うつ状態となった。希死念慮がみられたため夫に付き添われて精神科を受診し入院となった。「何かしていないと落ち着かない」と訴えたため入院後5日目から作業療法が開始された。作業療法開始時の評価項目で適切なのはどれか。
1
対人関係
2
作業経験
3
自己評価
4
知的機能
5
職業興味
13
第51回 午後
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作業療法士実地問題
27歳の女性。20歳ころに友人に勧められて覚醒剤を使用した。その後、常用するようになり、逮捕および服役を経験した。釈放後に民間のリハビリ施設を利用しながらアルバイトをしていた。1か月前から同僚とのトラブルが続き、最近になり幻覚妄想様の発言が出現したため、父親に連れられて精神科を受診し、入院となった。入院後3週目に作業療法が処方された。導入初期のプログラムとして適切でないのはどれか。
1
疾病について学習する。
2
生活技能訓練に参加する。
3
ピアサポーターと交流する。
4
軽運動プログラムに参加する。
5
グループリーダーを体験する。
17
第56回 午前
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作業療法士実地問題
解説
65歳の女性。約1年前から抑うつ気分、意欲低下、判断力低下、不眠、食思不振などがあり、約9か月前に精神科外来を初めて受診した。希死念慮や貧困妄想も加わり、約8か月前に医療保護入院となっている。抗うつ剤投与により不眠、食思不振はある程度改善されたが、悲観的な思考内容は遷延化した。促してかろうじて病棟外への散歩に応じるようになり、数か月が経過したところで、主治医から作業療法の依頼があった。この時点での作業療法として適切でないのはどれか。
1
本人の自己決定を見守る。
2
個別のかかわりから開始する。
3
1回の活動時間は短く設定する。
4
長期間をかけて完成する課題を採用する。
5
なじみのある課題より初めての課題を採用する。
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85
第38回 午前
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作業療法士専門問題
最重要
躁病患者への対応で適切なのはどれか。
1
非構成的な作業を提供する。
2
作業種目は本人が決める。
3
リーダーの役割を提供する。
4
作業回数は本人が決める。
5
行動範囲の枠を決める。
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