血液浄化の実際の過去問


国試第1回午後:第43問

有効膜面積2.0m2の透析器(ダイアライザ)の濾過係数をECUM法(Extracorporeal ultrafiltration method)によって測定した。血流量を200ml/min、膜間圧力差(TMP:transmembrane pressure)を200mmHgとし、6分間で240mlの濾液が得られた。濾過係数〔ml/(hr・m2・mmHg)〕として正しいのはどれか。

1: 6

2: 20

3: 30

4: 120

5: 360

国試第1回午後:第39問

多人数透析液(自動)供給装置について正しいのはどれか。

a: 混合方式では、フィードバック方式が多く用いられている。

b: 混合方式では、定量ポンプ方式が多く用いられている。

c: 原液を希釈水で35倍に希釈する方式が多い。

d: 透析液濃度のチェックに電気伝導度測定監視装置が組み込まれている。

e: 電気伝導度測定監視装置には温度制御は必要ない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第1回午後:第37問

通常の血液透析の成分で、血漿中に含まれていないものはどれか。

1: 塩素イオン(Cl-)

2: 酢酸イオン(CH3COO-)

3: 重炭酸イオン(HCO3-)

4: マグネシウムイオン(Mg2+)

5: ブドウ糖(C6H12O6)

国試第32回午後:第78問

体重60kgで残腎機能がない血液透析患者において、1日あたりの摂取量で適切なのはどれか。

a: 食塩 ―――――――― 12g

b: エネルギー ――――― 2000 kcal

c: リ ン ―――――――- 800 mg

d: カリウム --------―--- 3000 mg

e: 水 ------------------ 2L

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第32回午後:第77問

血液透析において、出血性病変を有する患者にも使用可能な抗凝固薬はどれか。

a: ナファモスタットメシル酸塩

b: 低分子量ヘパリン

c: 未分画ヘパリン

d: アルガトロバン

e: ワルファリン

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第32回午後:第76問

最も大きな細孔をもつ分離膜はどれか。

1: 逆浸透膜

2: 透析膜

3: 限外濾過膜

4: 血漿成分分画膜

5: 血漿分離膜

国試第32回午前:第78問

慢性腎臓病に伴う骨・ミネラル代謝異常(CKD-MBD)対策で誤っているのはどれか。

1: 透析時間の延長

2: 炭酸カルシウム内服

3: カルシウム受容体作動薬内服

4: 副甲状腺摘除術

5: リン含有食品の積極的な摂取

国試第32回午前:第77問

緊急時に用いられるバスキュラーアクセスはどれか。

a: 自己血管内シャント

b: 人工血管内シャント

c: 動脈表在化法

d: 動脈直接穿刺法

e: カテーテル法

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午後:第79問

維持血液透析における尿素のKt/Vについて誤っているのはどれか。

1: 透析量を表す。

2: 1.2以上が推奨されている。

3: 蛋白異化率に比例する。

4: 生命予後規定因子である。

5: 無次元数である。

国試第31回午後:第78問

維持血液透析患者の内シャントに関連した合併症はどれか。

a: スチール症候群

b: 不均衡症候群

c: 手根管症候群

d: 静脈高血圧症

e: 静脈瘤

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第31回午後:第76問

血液透析で流量[mL/min]の単位をもつ性能指標はどれか。

1: ふるい係数

2: 濾過係数

3: 限外濾過率

4: 除去率

5: 総括物質移動面積係数

国試第31回午前:第78問

慢性腎臓病に伴う骨・ミネラル代謝異常(CKD-MBD)の治療で正しいのはどれか。

a: 透析時間の短縮

b: 食事中リン摂取量の増加

c: 副甲状腺摘除術

d: 活性型ビタミンD製剤投与

e: 低血流量透析

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午前:第77問

市販されている血液透析用の透析液中の濃度で正しいのはどれか。

a: 重炭酸 30mEq/L

b: カルシウム 3.0mEq/L

c: カリウム 6.0mEq/L

d: 無機リン 4.5mg/dL

e: マグネシウム 3.0mEq/L

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第30回午後:第78問

緊急時の血液浄化に使用される一時的バスキュラーアクセスはどれか。

a: 内シャント

b: 動脈表在化

c: 中心静脈カテーテル

d: 動脈直接穿刺

e: 人工血管バイパスグラフト

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第30回午後:第77問

重炭酸透析液の組成で誤っているのはどれか。

1: ナトリウム ------------- 1mEq/L

2: ブドウ糖 -------------- 100 mg/dL

3: カルシウム ------------ 3.0 mEq/L

4: 重炭酸 --------------- 30 mEq/L

5: カリウム -------------- 5.0 mEq/L

国試第30回午前:第79問

持続的血液濾過(CHF) もしくは持続的血液透析濾過(CHDF) の適応とならないのはどれか。

1: 急性腎障害

2: うっ血性心不全

3: 重症急性膵炎

4: ギラン・バレー症候群

5: 敗血症

国試第30回午前:第78問

作用発現にアンチトロンビンⅢ の存在を必要とする抗凝固薬はどれか。

a: 非分画ヘパリン

b: 低分子量ヘパリン

c: メシル酸ナファモスタット

d: アルガトロバン

e: クエン酸ナトリウム

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第29回午後:第78問

吸着材とその適応疾患との組合せで正しいのはどれか。

a: 石油ピッチ系活性炭 薬物中毒

b: ポリミキシンB 透析アミロイド症

c: ヘキサデシル基 敗血症

d: デキストラン硫酸 潰瘍性大腸炎

e: トリプトファン ギラン・バレー症候群

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第29回午後:第77問

アフェレシスにおいて補充液を必要とする治療法はどれか。

a: 単純血漿交換

b: 直接血液灌流

c: 血球成分除去療法

d: 血漿吸着療法

e: 二重濾過血漿分離交換法

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第29回午後:第76問

水処理システムの装置と除去する目的物質との組合せで正しいのはどれか。

1: 逆浸透装置 懸濁粒子

2: プレフィルタ 遊離塩素

3: 活性炭吸着装置 マグネシウムイオン

4: 軟水化装置 ナトリウムイオン

5: 限外濾過フィルタ エンドトキシン