電気回路の過去問


国試第2回午後:第14問

図に示す回路で、スィッチSを閉じても電流計の針が振れない(電流が流れない)ときにR1の値はどれか。

2PM14-0

1: 0.5kΩ

2: 0.1kΩ

3: 1.5kΩ

4: 3.0kΩ

5: 6.0kΩ

国試第2回午後:第13問

コンデンサC1=2μFとC2=1μFを直列に接続したとき、およその合成容量はどれか。

1: 0.3μF

2: 0.5μF

3: 0.7μF

4: 1.5μF

5: 3.0μF

国試第2回午前:第78問

図に示す回路において、抵抗Rに流れる電流を測定したい。内部抵抗5Ωの電流計を抵抗Rと直列に挿入して測定すると約何%の誤差が生じるか。ただし、Rの値はおよそ200Ωであり、計器は正確に校正されているものとする。

2AM78-0

1: 0

2: 0.01

3: 0.025

4: 0.1

5: 0.4

国試第2回午前:第75問

交流の電圧や電流の大きさを示すのに通常用いるのはどれか。

1: 瞬時値の平均値

2: 瞬時値の絶対値の平均値

3: 瞬時値の2乗の平均値

4: 瞬時値の2乗の平均値の平方根

5: 瞬時値の平均値の2乗

国試第1回午後:第17問

20Ωの抵抗に周波数50Hz、実効値100Vの正弦波交流電圧をかけたとき、正しいのはどれか。

a: 毎秒、約0.7kJの電気エネルギーが熱に変わる。

b: 電圧の最大値は約71Vである。

c: 電流の実効値は約7.1Aである。

d: 500Wの電力が消費される。

e: 電流の最大値は約7.1Aである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午後:第16問

図に示す回路のスィッチSを閉じたとき出力A-B間の電圧波形はどれか。

1PM16-0 1PM16-1

国試第1回午後:第15問

抵抗とコンデンサの直列回路に急に直流電圧を加えたとき、回路に流れる電流として正しいのはどれか。

1: 最初は多く流れ、徐々に減衰して最後は零となる。

2: 最初は多く流れ、徐々に減衰するが零にはならない。

3: 最初はあまり流れず、徐々に増加して一定になる。

4: 最初はあまり流れず、徐々に増加するが最後は零となる。

5: 最初から最後まで一定電流が流れる。

国試第1回午後:第14問

図に示す回路について正しい式はどれか。

1PM14-0

1: i1+i2-i3=0

2: i1-i2+i3=0

3: v0+v1-v2=0

4: v0-v1-v3-v4=0

5: v2-v3+v4=0

国試第1回午後:第13問

乾電池6個を直列にして電源とする機器で、乾電池1個を誤って逆方向に入れた。正しいのはどれか。

1: 機器には必ず保護回路が付いているので1個くらい逆に入れても問題はない。

2: 消費電力が大きい機器では逆向きの電池が発熱して危険である。

3: 逆向きの電池のために異常電圧が発生して機器が破損する。

4: 逆向きの電池の中は電流は逆に流れないので出力電流は零になる。

5: 逆向き電池では逆には導通しないので出力電圧は零になる。

国試第1回午後:第12問

図に示す回路の合成抵抗値は何Ωか。

1PM12-0

1: 6

2: 8

3: 10

4: 12

5: 18

国試第1回午前:第77問

図に示す電源の起電力Eを、電圧計をAB間に接続して測定したい。内部抵抗が8kΩの電圧計を用いた場合、誤差は約何%か。

1AM77-0

1: 2

2: 4

3: 20

4: 25

5: 40

国試第1回午前:第76問

図に示す正弦波交流電流の実効値(A)として正しいのはどれか。

1AM76-0

1: 最大値と同じであるから、a

2: 平均値のことであるから、a/2

3: 平均値のことであるから、2a/π

4: 2乗平均値の平方根であるから、a/2

5: 2乗平均値の平方根であるから、a/√2

国試第32回午後:第49問

RLC直列回路において共振時の電気インピーダンスの大きさはどれか。ただし、ωは共振角周波数とする。

1: $R$

2: $ \frac {1}{\omega C}$

3: $ \omega L$

4: $ \omega L+\frac {1}{\omega C}$

5: $ \frac {1}{\sqrt {LC}}$

国試第32回午後:第48問

図1の片対数グラフは、図2の回路においてスイッチSを①にしてコンデンサCを10Vに充電後、スイッチを③にして抵抗Rで放電したときのコンデンサCにかかる電圧の経時変化である。およその時定数[秒]はどれか。ただし、自然対数の底はe = 2.7とする。

32PM48-0

1: 0.5

2: 1

3: 2

4: 5

5: 8

国試第32回午後:第47問

直径4mmで長・さ1mの金属導体がある。この導体の長さを変えずに直径を2mmにしたとき、抵抗値はもとの何倍か。

1: $1/4$

2: $1/2$

3: 1

4: 2

5: 4

国試第32回午前:第51問

図の回路において、抵抗Rを流れる電流I[mA]はおよそどれか。ただし、電圧計の内部抵抗RV = 10MΩ、電流計の内部抵抗Ra = 10Ωとし、電圧源Eの内部抵抗は無視する。

32AM51-0

1: 0.1

2: 0.2

3: 1

4: 2

5: 10

国試第32回午前:第50問

図のab間の合成抵抗[Ω]はどれか。

32AM50-0

1: 1

2: 2

3: 3

4: 4

5: 5

国試第32回午前:第49問

図のように、巻数nの空心コイルに周波数fの交流電圧Vを加え、電流Iを流したとき、正しいのはどれか。

32AM49-0

1: 巻数nを増加すると、電流Iは減少する。

2: コイル径を大きくすると、電流Iは増加する。

3: コイルに鉄心を入れると、電流Iは増加する。

4: 周波数fを高くすると、電流Iは増加する。

5: 電圧Vを高くすると、電流Iは減少する。

国試第31回午後:第50問

図の変圧器の一次側電流Iが2Aのとき、電圧E[V]はどれか。ただし、変圧器の巻数比は2:1とする。

31PM50-0

1: 10

2: 20

3: 40

4: 80

5: 160

国試第31回午後:第49問

キャパシタに正弦波電圧を印加した場合、キャパシタの両端にかかる電圧と流れる電流との位相について正しいのはどれか。

1: 電圧は電流よりπ/2位相が遅れている。

2: 電圧は電流よりπ/4位相が遅れている。

3: 電圧は電流と同位相である。

4: 電圧は電流よりπ/4位相が進んでいる。

5: 電圧は電流よりπ/2位相が進んでいる。