第38回午後第1問の類似問題

第51回午前:第53問

脊髄について正しいのはどれか。  

1: 下端は第5腰椎までである。

2: 後根は脊髄神経節をつくる。

3: 終糸は尾骨前面に付着する。

4: 中心管の周囲に白質が存在する。

5: 脊髄円錐は脳と脊髄の移行部である。

第39回午後:第54問

誤っているのはどれか。  

1: 骨軟化症の骨組織には類骨が残存する。

2: 甲状腺機能亢進性では病的骨折が起こる。

3: クッシング症候群では骨粗鬆症が起こる。

4: 関節リウマチではパンヌスが形成される。

5: 変形性関節症では関節縁に骨棘が形成される。

第53回午後:第51問

股関節で正しいのはどれか。  

1: 顆状関節である。

2: 大腿骨頸部は関節包外にある。

3: 寛骨臼は前外側を向いている。

4: 寛骨臼は腸骨のみで構成される。

5: 腸骨大腿靭帯が関節包後面から補強している。

  • 答え:3
  • 解説:股関節は、寛骨臼と大腿骨頭との間に形成される臼状関節であり、寛骨臼は前外側を向いている。股関節の関節包は強靭で、大腿骨頸部は関節包内にある。寛骨臼は腸骨、坐骨、恥骨の3つの骨で構成される。
  • 股関節は顆状関節ではなく、寛骨臼と大腿骨頭との間に形成される臼状関節である。顆状関節は環椎後頭関節、顎関節、距骨下関節などがある。
  • 大腿骨頸部は関節包外にあるというのは誤りで、股関節の関節包は強靭で、大腿骨頸部は関節包内にある。
  • 寛骨臼は前外側を向いているので、この選択肢は正しいです。
  • 寛骨臼は腸骨のみで構成されるというのは誤りで、寛骨臼は腸骨、坐骨、恥骨の3つの骨で構成される。
  • 腸骨大腿靭帯が関節包後面から補強しているというのは誤りで、腸骨大腿靭帯は関節包外靱帯の一つで、関節包前面と上面から補強している。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第36回午後:第9問

腎臓について正しいのはどれか。  

1: 遠位尿細管は腎盂にある。

2: 尿管は皮質と連結する。

3: 糸球体は髄質にある。

4: 糸球体は血液をろ過する。

5: 尿細管はブドウ糖を排出する。

第37回午後:第16問

誤っているのはどれか。  

1: 肝右葉は左葉より厚く大きい。

2: 肝横隔面上縁は第5肋骨の高さにある。

3: 肝臓の栄養血管は門脈である。

4: 肝静脈は下大静脈に連なる。

5: 総胆管は大十二指腸乳頭に開く。

第40回午後:第17問

誤っているのはどれか。  

1: 肝右葉は左葉より厚く大きい。

2: 肝横隔面上縁は第5肋骨の高さにある。

3: 肝臓の栄養血管は門脈である。

4: 肝静脈は下大静脈に連なる。

5: 総胆管は大十二指腸乳頭に開く。

第51回午後:第51問

膜性骨化で形成されるのはどれか。  

1: 肋骨

2: 頭蓋骨

3: 上腕骨

4: 手根骨

5: 大腿骨

第36回午後:第10問

脳膜について誤っているのはどれか。  

1: 硬膜には骨膜の役割もある。

2: 硬膜下腔にはリンパ液がある。

3: くも膜は血管に富む。

4: くも膜下腔には脳脊髄液がある。

5: 軟膜は脳溝に入り込んでいる。

第39回午後:第18問

腎臓についての正しいのはどれか。  

1: 糸球体は髄質にある。

2: 糸球体は血液をろ過する。

3: 遠位尿細管は腎盂にある。

4: 尿細管はブドウ糖を排出する。

5: 尿管は皮質と連結する。

第49回午後:第70問

上肢の関節について誤っているのはどれか。  

1: 腕橈関節は球関節である。

2: 上橈尺関節は車軸関節である。

3: 肘の生理的内反の角度を運搬角という。

4: 肘頭は肘屈曲位でHüter三角を構成する。

5: 腕尺関節は上橈尺関節と同一の関節包内にある。

第40回午後:第9問

手の有頭骨と関節を構成しないのはどれか。  

1: 舟状骨

2: 月状骨

3: 三角骨

4: 有鈎骨

5: 小菱形骨

第39回午後:第7問

骨格筋の構造で誤っているのはどれか。  

1: 筋線維は筋鞘で覆われる。

2: 横紋構造はA帯とI帯に大別できる。

3: A帯には太い筋フィラメントが存在する。

4: 筋収縮時のI帯の長さは一定である。

5: 筋原線維はアクチンとミオシンで構成される。

第55回午後:第59問

内耳に含まれるのはどれか。  

1: 鼓室

2: 耳管

3: キヌタ骨

4: 膜半規管

5: アブミ骨筋

  • 答え:4
  • 解説:内耳は、聴覚と平衡感覚を司る部分で、膜迷路と骨迷路から構成されています。膜半規管は内耳の膜迷路に含まれる構造で、平衡感覚に関与しています。
  • 鼓室は中耳に含まれる構造で、鼓膜と耳小骨を含んでいます。内耳とは異なる部分に位置しているため、正解ではありません。
  • 耳管は中耳に含まれる構造で、鼓室と咽頭腔を連絡する管です。気圧の平衡を保つ役割がありますが、内耳には含まれません。
  • キヌタ骨は耳小骨の一つで、中耳に含まれます。耳小骨は、ツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨の順に並んでおり、鼓膜の振動を増幅して内耳に伝える役割がありますが、内耳には含まれません。
  • 膜半規管は内耳の膜迷路に含まれる構造で、平衡感覚に関与しています。骨半規管の内部に同形で存在し、卵形嚢に開口しています。このため、正解は選択肢4です。
  • アブミ骨筋は中耳に含まれる筋肉で、アブミ骨に付着しています。非常に強大な爆発音などが入ってきた場合、瞬間的にアブミ骨筋がフリーズして振動をブロックし、強大音が内耳に伝わらないようにする役割がありますが、内耳には含まれません。
  • 科目:解剖学(その他)
  • 重要度:プレミアム特典
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第36回午後:第53問

変形性脊椎症の病理所見で誤っているのはどれか。  

1: 椎間板の変性・突出

2: 椎体辺縁の骨棘形成

3: 椎間腔の狭小

4: 脊髄血管の奇形

5: 脊柱弯曲の増強