43歳の女性。高校の美術教師。2年前に乏突起神経膠腫を発症した。現在緩和ケア病棟で疼痛緩和の治療を受けている。作業療法時に「死んだらどうなるのでしょうか」と問いかけられた。対応として最も適切なのはどれか。
1: 「よく分かりません」
2: 「あなたはどう思っていますか」
3: 「気持ちを切り替えて、作業をしましょう」
4: 「そんなことは心配しなくても大丈夫ですよ」
5: 「何か楽しくなるようなことを考えましょう」
がん患者に対する作業療法で適切なのはどれか。
1: 疼痛ケアを優先する。
2: 手術前には開始しない。
3: 余命3か月で終了とする。
4: 化学療法実施時は中止とする。
5: 骨転移があれば安静とする。
「治る見込みがないのにリハビリテーションを続けるのはとても苦しいです」という訴えへの共感的な対応はどれか。
1: 「それは誤った考えですね」
2: 「もう少し頑張りましょう」
3: 「つらく感じているのですね」
4: 「なぜそのように思うのですか」
5: 「続けることにより効果が現れてきます」