第38回午前第53問の類似問題

第40回午前:第34問

50歳の女性。外傷性頸髄損傷。筋力は左右とも三角筋5、上腕二頭筋5、上腕三頭筋4、長橈側手根伸筋4、橈側手根屈筋1、手指伸筋4、手指屈筋0、体幹筋0、下肢筋0であった。この患者の機能残存レベルはどれか。  

1: 第5頸髄節

2: 第6頸髄節

3: 第7頸髄節

4: 第8頸髄節

5: 第1胸髄節

第37回午前:第36問

脊髄損傷(第7頸髄節まで機能残存)患者の寝返りで使う筋で適切でないのはどれか。 

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1: 大胸筋

2: 広背筋

3: 上腕三頭筋

4: 円回内筋

5: 腹斜筋

第40回午前:第70問

脊髄損傷の機能残存レベルと筋力増強訓練との組合せで適切でないのはどれか。  

1: 第1腰髄節─骨盤挙上

2: 第2腰髄節─股関節屈曲

3: 第3腰髄節-股関節外転

4: 第4腰髄節─膝関節伸展

5: 第5腰髄節─膝関節屈曲

第42回午後:第6問

肩甲骨に付着する筋で誤っている組合せはどれか。  

1: 小胸筋-烏口突起

2: 大円筋-下角

3: 前鋸筋-内側縁

4: 肩甲挙筋-上角

5: 上腕三頭筋-関節上結節

第39回午前:第57問

ASIA(American spinal injury association)の神経学的分類における機能残存髄節と筋群との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 第2腰髄節-股関節伸筋群

2: 第3腰髄節-膝関節伸筋群

3: 第4腰髄節-足関節背屈筋群

4: 第5腰髄節-足指伸筋群(外在筋)

5: 第1仙髄節-足関節底屈筋群

第43回午後:第10問

正しい組合せはどれか。  

1: 腕橈骨筋 - 筋皮神経

2: 円回内筋 - 橈骨神経

3: 第2虫様筋 - 正中神経

4: 尺側手根伸筋 - 尺骨神経

5: 短母指屈筋浅頭 - 尺骨神経

第43回午後:第11問

正しい組合せはどれか。2つ選べ。  

1: 三角筋 - 腋窩神経

2: 棘上筋 - 橈骨神経

3: 大円筋 - 肩甲上神経

4: 肩甲下筋 - 上腕神経

5: 上腕二頭筋 - 筋皮神経

第35回午後:第15問

筋と支配神経との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 長橈側手根伸筋-橈骨神経

2: 長母指外転筋-橈骨神経

3: 小指対立筋-正中神経

4: 浅指屈筋-正中神経

5: 母指内転筋-尺骨神経

第36回午前:第73問

末梢神経損傷による運動障害で誤っている組合せはどれか。  

1: 副神経-肩甲骨の挙上

2: 腋窩神経-肩関節の外転

3: 橈骨神経-母指の対立

4: 閉鎖神経-股関節の内転

5: 総腓骨神経-足関節の背屈

第41回午前:第66問

頸髄損傷の機能残存レベルと車椅子との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 第4頸髄節 - 電動車椅子

2: 第5頸髄節 - 取り外し式アームレスト

3: 第6頸髄節 - ゴム巻きハンドリム

4: 第7頸髄節 - 延長レバーブレーキ

5: 第8頸髄節 - 標準型車椅子

第45回午前:第34問

Zancolliの頸髄損傷分類と機能している筋との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: C5A - 上腕筋

2: C6B1 - 上腕三頭筋

3: C6B2 - 深指屈筋

4: C6B3 - 長母指伸筋

5: C7B - 指伸筋

第55回午後:第56問

動脈と触知可能な部位との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 上腕動脈―――上腕二頭筋後内側縁

2: 橈骨動脈―――前腕掌側面の外側遠位部

3: 大腿動脈―――Scarpa三角内

4: 足背動脈―――足背の長母指伸筋腱と長指伸筋腱の間

5: 後脛骨動脈――外果後方

  • 答え:5
  • 解説:この問題では、動脈と触知可能な部位の組み合わせが正しいかどうかを判断する必要があります。正しい組み合わせは、動脈がその部位を通っていて、触診によって確認できることを意味します。
  • 上腕動脈は、大胸筋下縁で烏口腕筋と上腕二頭筋の内側後縁に沿って下行し、腋窩の中央に向かう。上腕動脈は、すべての部位で触知可能であるため、この組み合わせは正しいです。
  • 橈骨動脈は、上腕二頭筋の停止腱の深層から腕橈骨筋の深層を通り、腕橈骨筋の停止腱と橈側手根屈筋の停止腱の間を下行する。前腕掌側面の外側遠位部の、腕橈骨筋の停止腱と橈側手根屈筋の停止腱の間で触知可能であるため、この組み合わせは正しいです。
  • 大腿動脈は、鼠径部の中点と大腿骨内転筋結節とをらせん状に結んだ線上に位置し、内転筋腱裂孔の高さで膝窩動脈に移行する。大腿三角(Scarpa三角)を通る部位で触知できるほか、縫工筋内側縁のすぐ内側を外側後方へ向かって圧迫することでも触知可能であるため、この組み合わせは正しいです。
  • 足背動脈は、後脛骨動脈から移行した部分で、足背の長母指伸筋腱と長指伸筋第2趾腱の間で触知可能であるため、この組み合わせは正しいです。
  • 後脛骨動脈は、長趾屈筋の外側を走行する。ヒラメ筋上縁付近で触知できるほか、下腿後面の脛骨内果とアキレス腱との間で触知可能である。しかし、外果後方では触知できないため、この組み合わせは誤りです。
  • 科目:解剖学(その他)
  • 重要度:プレミアム特典
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第54回午後:第12問

頸髄損傷者の起き上がり動作を図に示す。この患者において機能していると推測される筋はどれか。 

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1: 円回内筋

2: 深指屈筋

3: 上腕三頭筋

4: 長母指伸筋

5: 尺側手根伸筋

第38回午前:第70問

脊髄損傷の機能残存レベルとADLとの組合せで誤っているのはどれか。  

1: 第4頸髄節-電動車椅子での移動

2: 第5頸髄節-ハンドリムの工夫による車椅子での移動

3: 第6頸髄節-車椅子からベッドへの移乗

4: 第7頸髄節-自己導尿

5: 第8頸髄節-短下肢装具と松葉杖での歩行

第57回午前:第53問

深部反射と反射中枢の組合せで誤っているのはどれか。  

1: 上腕二頭筋反射 ── C5・6

2: 上腕三頭筋反射 ── C7・8

3: 腕橈骨筋反射 ── C8・Thl

4: 膝蓋腱反射 ── L2~4

5: アキレス腱反射 ── Sl・2

  • 答え:3
  • 解説:深部反射は、筋肉の伸張を感知し、適切な反応を引き起こす神経反射であり、それぞれの反射には特定の脊髄神経節が関与している。この問題では、深部反射とその反射中枢の組み合わせに関して正しいものを選ぶ。
  • 上腕二頭筋反射は、上腕二頭筋の伸張を感知し、適切な反応を引き起こす反射であり、その反射中枢はC5・6であるため、正しい組み合わせである。
  • 上腕三頭筋反射は、上腕三頭筋の伸張を感知し、適切な反応を引き起こす反射であり、その反射中枢はC7・8(主にC7)であるため、正しい組み合わせである。
  • 腕橈骨筋反射の反射中枢は、C5,C6(主にC6)であり、誤りのため正解である。C8・Thlは、回内筋反射である。
  • 膝蓋腱反射は、膝蓋腱の伸張を感知し、適切な反応を引き起こす反射であり、その反射中枢はL2~4であるため、正しい組み合わせである。
  • アキレス腱反射は、アキレス腱の伸張を感知し、適切な反応を引き起こす反射であり、その反射中枢はL5、Sl・2であるため、正しい組み合わせである。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第40回午後:第5問

脳神経と支配筋との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 動眼神経-上斜筋

2: 三叉神経-咬筋

3: 顔面神経-広頸筋

4: 舌下神経-縦舌筋

5: 副神経-僧帽筋

第39回午前:第35問

脊髄残存髄節と図に示す可能な動作との組合せで誤っているのはどれか。 

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1: 第5頸髄節-車椅子駆動

2: 第6頸髄節-起き上がり

3: 第7頸髄節-起き上がり

4: 第1胸髄節-装具歩行

5: 第2腰髄節-装具歩行

第56回午後:第41問

脊髄完全損傷者の機能残存レベルと実用可能な能力の組合せで正しいのはどれか。  

1: 第3頸髄節 ── 自発呼吸

2: 第5頸髄節 ── プッシュアップ動作

3: 第3胸髄節 ── 自動車への移乗

4: 第10胸髄節 ── 両長下肢装具を用いての歩行

5: 第12胸髄節 ── 両短下肢装具を用いての歩行

第46回午後:第36問

脊髄損傷の機能残存レベルと可能な動作との組合せで正しいのはどれか。ただし、機能残存レベルから下位は完全麻痺とする。  

1: C4 — 万能カフを用いた食事

2: C5 — 標準型車椅子の操作

3: C6 — 腱固定効果を利用した把持

4: C7 — 橈側−手掌握り

5: C8 — 指尖つまみ

第41回午前:第64問

脊髄損傷の機能残存レベルと可能な運動との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 第1腰髄節 - 股関節外転

2: 第2腰髄節 - 股関節伸展

3: 第3腰髄節 - 膝関節伸展

4: 第4腰髄節 - 足関節背屈

5: 第5腰髄節 - 足関節底屈