正常児の姿勢反射・反応で正しいのはどれか。
1: ランドウ反応は生後2か月から出現する。
2: 陽性支持反応は生後3か月から出現する。
3: 側方パラシュート反応は生後4か月から出現する。
4: 背臥位での傾斜反応は生後7か月から出現する。
5: 非対称性緊張性頸反射の姿勢は生後8か月まで出現する。
図に示す正常発達児について答えよ。この時期に観察されないのはどれか。
1: 座位での後方への保護伸展反応
2: 立位での平衡反応
3: 腰掛け位
4: 指尖つまみ
5: 着替えに協力
生後6か月の健常乳児。お座りで遊んでいるときに図のような姿勢となった。観察された反射・反応で適切なのはどれか。
1: Moro反射
2: 陽性支持反応
3: 保護伸展反応
4: 頭部の立ち直り反応
5: 非対称性緊張性頸反射
図は乳児の寝返りの誘発反応を示している。正しいのはどれか。
1: 立ち直り反応の誘発に利用される。
2: この反応は股関節屈曲で誘発される。
3: この反応を統合する中枢は延髄にある。
4: 正常発達では9か月以降にみられる反応である。
5: 対称性緊張性頸反射が残存していると誘発されない。
図の姿勢をとるようになる時期までに起こる正常発達で正しいのはどれか。
1: Landau反射は消失している。
2: 足底把握反射は消失している。
3: 頸椎の生理的前弯が生じている。
4: 座位での傾斜反応が出現している。
5: 自分で起き上がって座れるようになる。
図は乳児の寝返りの誘発反応を示している。正しいのはどれか。
1: 対称性緊張性頸反射が残存していると誘発されない。
2: 正常発達では9か月以降にみられる反応である。
3: この反応を統合する中枢は延髄にある。
4: この反応は股関節屈曲で誘発される。
5: 立ち直り反応の誘発に利用される。
健常児。座位をとらせたとき、常に図に示す姿勢をとる。この月齢でみられるのはどれか。2つ選べ。
1: 足踏み反射
2: 足底把握反射
3: 後方への保護伸展反応
4: 腹臥位での頭部立ち直り反応
5: 背臥位での傾斜反応
1~3か月の乳児でみられない反射・反応はどれか。
1: モロー反応
2: ガラント反射
3: 足底反射
4: 非対称性緊張性頸反射
5: パラシュート反応
正常動作とその獲得に必要な反射の出現・消失との組合せで正しいのはどれか。
1: 寝返り - 非対称性緊張性頸反射の消失
2: 定 頸 - ランドウ反射の消失
3: 座位保持 - 後方へのパラシュート反応の出現
4: つかまり立ち - 立位での傾斜反応の出現
5: つたい歩き - 陽性支持反応の出現
脳性麻痺児を腹臥位にすると図のような姿勢をとった。観察できる姿勢反射はどれか。
1: 緊張性迷路反射
2: 緊張性頸反射
3: 交叉性伸展反射
4: ランドウ反応
5: 連合反応
生後8か月の乳児。運動発達の遅れがあり、療育施設にて理学療法を受けている。図のような姿勢を示す。優先して行う運動はどれか。
1: 寝返り
2: 膝立ち
3: 四つ這い
4: 立ち上がり
5: 免荷立位での交互振り出し
健常児。最近、腹臥位にて図に示す姿勢をとるようになった。この月齢で残存している可能性が最も高い反射はどれか。
1: Moro反射
2: Galant反射
3: 交叉伸展反射
4: 足底把握反射
5: 非対称性緊張性頸反射
小児の正常発達で最も早く可能になるのはどれか。
1: 高這いをする。
2: 橈側手指握りをする。
3: つかまって立ち上がる。
4: 背臥位で足を口に持っていく。
5: 座位で上肢の後方保護伸展反応が出る。
2歳の幼児。臥位で図のような姿勢を示している。このような姿勢をとる反射はどれか。
1: 非対称性緊張性頸反射
2: 緊張性迷路反射
3: 交叉性伸展反射
4: Galant反射
5: Moro反射
図は探索反射を検査している場面である。正しいのはどれか。
1: 反応は生涯続く
2: 満腹時には出現しにくい。
3: 生後2か月ごろに出現する。
4: 刺激されると嚥下反射が起こる。
5: 刺激と反対側へ頭部が回旋する。
Down症児の初期の腹臥位での移動の特徴はどれか。
1: 股関節の外転
2: 伸展側下肢の尖足傾向
3: 上肢の過剰な引き込み
4: 緊張性迷路反射の残存
5: 下肢運動の交互性の欠如
図は脳性麻痺児が腹臥位におかれたときの状態を示している。この姿勢に最も影響を及ぼしているのはどれか。
1: 非対称性緊張性頸反射
2: 対称性緊張性頸反射
3: 陽性支持反応
4: 交叉性伸展反応
5: 緊張性迷路反射
8か月の男児。脳性麻痺による痙直型四肢麻痺。腹臥位で図のような姿勢を示す。影響しているのはどれか。
1: 緊張性迷路反射
2: 屈筋逃避反射
3: 非対称性緊張性頸反射
4: Moro反射
5: Landau反射
対称性緊張性頸反射で正しいのはどれか。
1: 頸部の伸展で股関節と膝関節が屈曲する。
2: 統合する中枢は大脳にある。
3: 立直り反応の一つである。
4: 生後4か月で出現する。
5: 生後10か月で消失する。
物につかまらず立てる乳児においてみられるのはどれか。
1: 自動歩行
2: Moro反射
3: 手掌把握反射
4: パラシュート反応
5: 非対称性緊張性頸反射