正しいのはどれか。
1: 脊椎後縦靱帯は棘突起間を連結する。
2: 膝前十字靱帯は脛骨前顆間区に付着する。
3: 膝外側側副靱帯は大腿骨と脛骨とを連結する。
4: 烏口鎖骨靱帯は円錐靱帯と肩鎖靱帯からなる。
5: 三角靱帯は腓骨と距骨、踵骨、舟状骨とを連結する。
骨格筋の筋収縮で正しいのはどれか。
1: 筋小胞体にはNa+を貯蔵している。
2: 活動電位は筋収縮に遅れて発生する。
3: Ca2+が筋小胞体に取り込まれると筋収縮が起こる。
4: ミオシン頭部の角度が戻るときにATPの加水分解が起こる。
5: 神経筋接合部での興奮の伝達は神経と筋との間で双方向性である。
足部の運動で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 第三腓骨筋は内がえしに作用する。
2: 長母指伸筋は外がえしに作用する。
3: 長腓骨筋は横アーチの維持に作用する。
4: 長指屈筋は内側縦アーチの維持に作用する。
5: 後脛骨筋は外側縦アーチの維持に作用する。
足部縦アーチの保持に関与する筋・靱帯で正しいのはどれか。
1: 虫様筋
2: 後脛骨筋
3: 前距腓靱帯
4: 短母指伸筋
5: 浅横中足靱帯
筋と支配神経との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 下双子筋――閉鎖神経
2: 短内転筋――坐骨神経
3: 縫工筋―――大腿神経
4: 前脛骨筋――深腓骨神経
5: 後脛骨筋――総腓骨神経
脊柱の靭帯で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.前縦靭帯は椎体の前面を覆う。イ.後縦靭帯は脊柱管の後壁を覆う。ウ.棘上靭帯は椎骨横突起間を連結する。エ.棘間靭帯は上下の椎体間を連結する。オ.黄色靭帯は上下の椎弓間を連結する。
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
心筋について正しいのはどれか。
1: 平滑筋である。
2: 単収縮は生じない。
3: ギャップ結合はみられない。
4: 静止張力は骨格筋よりも大きい。
5: 活動電位持続時間は約5 msecである。
筋紡錘で正しいのはどれか。
1: 錘外筋の筋線維と平行に存在する。
2: 求心性線維はIb群に属する。
3: α運動ニューロンの支配を受ける。
4: 一次終末は主に核鎖線維に終止する。
5: 二次終末は主に伸張の速度を検知する。
下腿中央の横断面を図に示す。矢印の筋の作用で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 膝関節の屈曲
2: 足の底屈
3: 足の内がえし
4: 母指の屈曲
5: 第2~5指の屈曲
筋と付着部との組合せで正しいのはどれか。
1: 腸腰筋-大転子
2: 恥骨筋-小転子
3: 半膜様筋-脛骨内側顆
4: 大腿二頭筋-大腿骨外側顆
5: 膝窩筋-大腿骨内側顆
筋と足への作用との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 足の長母指伸筋――背屈
2: 後脛骨筋―――――内がえし
3: 前脛骨筋―――――外がえし
4: 第三腓骨筋――――底屈
5: 長腓骨筋―――――背屈
膝関節で正しいのはどれか。
1: 外側側副靱帯は屈曲位で緊張する。
2: 最終伸展時に脛骨の外旋が起こる。
3: 外側半月は外側側副靱帯と結合する。
4: 大腿骨軸と脛骨軸とは軽度内反している。
5: 後十字靱帯は大腿骨の顆間窩後方に付着する。
骨格筋について誤っているのはどれか。
1: 筋線維は横紋構造をもつ。
2: 筋線維は細胞膜をもつ。
3: 刺激はT管系を通じて筋線維内へ伝えられる。
4: 筋線維内の興奮伝達はNaイオンによって伝達される。
5: 筋原線維は主としてアクチンとミオシンからなる。
正しい組合せはどれか。2つ選べ。
1: 三角筋 - 腋窩神経
2: 棘上筋 - 橈骨神経
3: 大円筋 - 肩甲上神経
4: 肩甲下筋 - 上腕神経
5: 上腕二頭筋 - 筋皮神経
体表から容易に筋収縮を触知できるのはどれか。2つ選べ。
1: 梨状筋
2: 外閉鎖筋
3: 小殿筋
4: 大腿筋膜張筋
5: 長内転筋
進行性筋ジストロフィーの筋病理所見について正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.筋線維が筋線維束単位で萎縮する。イ.筋線維の直径の大小不同が目立つ。ウ.筋線維が結合組織や脂肪組織に置換される。エ.リンパ球などの炎症性細胞浸潤がみられる。オ.筋形質膜にジストロフィン蛋白がみられる。
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
デュシェンヌ型筋ジストロフィーの筋病理所見について正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.筋線維が筋線維束単位で萎縮する。イ.筋線維の直径はいずれもほぼ等しい。ウ.筋線維が結合組織や脂肪組織に置換される。エ.筋形質膜にジストロフィン蛋白がみられない。オ.リンパ球などの炎症性細胞の著しい浸潤がみられる。
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
筋と上腕骨の付着部の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 三角筋 ― 大結節
2: 棘上筋 ― 大結節
3: 棘下筋 ― 小結節
4: 小円筋 ― 大結節
5: 肩甲下筋 ― 大結節
骨の構造で正しいのはどれか。
1: 皮質骨には骨梁がある。
2: 踵骨は海綿骨の部分が少ない。
3: 発育時の骨髄は赤色骨髄である。
4: 関節面は骨端軟骨で覆われている。
5: 骨は軟骨よりもプロテオグリカンを豊富に含む。
腓腹筋の形状で正しいのはどれか。
1: 二腹筋
2: 半羽状筋
3: 羽状筋
4: 多尾筋
5: 紡錘状筋