第35回午後第37問の類似問題

第51回午前:第70問

肩関節の外旋筋はどれか。  

1: 肩甲下筋

2: 広背筋

3: 三角筋前部

4: 小円筋

5: 大胸筋

第37回午後:第6問

閉鎖神経の支配を受けないのはどれか。  

1: 薄筋

2: 大内転筋

3: 短内転筋

4: 外閉鎖筋

5: 梨状筋

第54回午前:第52問

脳神経と支配筋の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 滑車神経―眼輪筋

2: 三叉神経―咬筋

3: 顔面神経―広頸筋

4: 舌咽神経―舌筋

5: 副神経――側頭筋

  • 答え:2 ・3
  • 解説:この問題では、正しい脳神経と支配筋の組み合わせを選ぶ必要があります。正しい組み合わせは、2(三叉神経―咬筋)と5(副神経―側頭筋)です。
  • 滑車神経は眼輪筋を支配していません。眼輪筋は顔面神経の側頭枝と頬骨枝によって支配されています。
  • 三叉神経は咬筋を支配しており、正しい組み合わせです。咬筋は三叉神経の第3枝である下顎神経によって支配されています。
  • 顔面神経は広頸筋を支配していません。広頸筋は顔面神経によって支配されています。
  • 舌咽神経は舌筋を支配していません。舌筋の運動は舌下神経によって支配されています。また、舌筋の体性感覚は前2/3が三叉神経第3枝の舌神経、後1/3が舌咽神経によって支配されています。味覚は前2/3が顔面神経、後1/3が舌咽神経によって支配されています。
  • 副神経は側頭筋を支配しており、正しい組み合わせです。側頭筋は三叉神経第3枝である下顎神経によって支配されています。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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第51回午前:第73問

顔面の筋の作用で正しいのはどれか。  

1: 頰筋は頰壁を歯列に押し付ける。

2: 大頰骨筋は下唇を下制する。

3: オトガイ筋は口裂を閉じる。

4: 口輪筋は口角を挙上する。

5: 鼻根筋は鼻孔を広げる。

第42回午後:第7問

二関節筋はどれか。2つ選べ。  

1: 薄筋

2: 恥骨筋

3: 大内転筋

4: 大腿直筋

5: 膝窩筋

第50回午後:第71問

肩甲骨の上方回旋に働く筋はどれか。  

1: 前鋸筋

2: 小胸筋

3: 広背筋

4: 大菱形筋

5: 肩甲挙筋

第40回午後:第44問

努力性呼気時に用いないのはどれか。  

1: 横隔膜

2: 内肋間筋

3: 腹直筋

4: 外腹斜筋

5: 腹横筋

第54回午後:第59問

左頸部側面の様子を示す。中斜角筋はどれか。 

54_1_59

1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

5: ⑤

第57回午前:第55問

反回神経支配でないのはどれか。  

1: 横披裂筋

2: 甲状披裂筋

3: 輪状甲状筋

4: 後輪状披裂筋

5: 披裂喉頭蓋筋

  • 答え:3
  • 解説:反回神経は咽頭筋を支配し、嚥下時の声門の閉鎖が基本的な機能である。選択肢の筋肉のうち、輪状甲状筋だけが反回神経支配ではなく、迷走神経支配である。
  • 横披裂筋は声門を閉鎖する作用を持ち、反回神経支配であるため、この選択肢は正しくない。
  • 甲状披裂筋は声帯の開閉する作用を持ち、反回神経支配であるため、この選択肢は正しくない。
  • 輪状甲状筋は声帯を引き伸ばす作用を持ち、迷走神経支配であるため、この選択肢が正解である。
  • 後輪状披裂筋は声門を開大する作用を持ち、反回神経支配であるため、この選択肢は正しくない。
  • 披裂喉頭蓋筋は喉頭口を閉じる作用を持ち、反回神経支配であるため、この選択肢は正しくない。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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第47回午前:第74問

麻痺のために鶏歩を呈するのはどれか。  

1: 腓腹筋

2: ヒラメ筋

3: 前脛骨筋

4: 大腿二頭筋

5: 大腿四頭筋

第39回午後:第43問

足部の内側縦アーチを構成しないのはどれか。  

1: 踵骨

2: 距骨

3: 立方骨

4: 舟状骨

5: 楔状骨

第43回午後:第41問

肩甲骨を下制しないのはどれか。  

1: 僧帽筋下部

2: 菱形筋

3: 小胸筋

4: 広背筋

5: 大胸筋

第57回午後:第71問

肩甲骨の上方回旋に作用する筋はどれか。  

1: 広背筋

2: 前鋸筋

3: 菱形筋

4: 肩甲下筋

5: 肩甲挙筋

  • 答え:2
  • 解説:肩甲骨の上方回旋に作用する筋は、僧帽筋上部、僧帽筋下部、前鋸筋である。それぞれの筋の作用を理解することが重要です。
  • 広背筋は肩関節伸展や内転に作用する筋であり、肩甲骨の上方回旋には作用しないため、この選択肢は誤りです。
  • 前鋸筋は肩甲骨外転や上方回旋に作用する筋であり、肩甲骨の上方回旋に作用するため、この選択肢は正解です。
  • 菱形筋は肩甲骨挙上、内転、下方回旋に作用する筋であり、肩甲骨の上方回旋には作用しないため、この選択肢は誤りです。
  • 肩甲下筋は肩関節水平屈曲や内旋に作用する筋であり、肩甲骨の上方回旋には作用しないため、この選択肢は誤りです。
  • 肩甲挙筋は肩甲骨挙上に作用する筋であり、肩甲骨の上方回旋には作用しないため、この選択肢は誤りです。
  • 科目:運動学
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第55回午後:第73問

努力吸気時に働く筋はどれか。  

1: 腹横筋

2: 腹直筋

3: 外腹斜筋

4: 内腹斜筋

5: 胸鎖乳突筋

  • 答え:5
  • 解説:努力吸気時に働く筋は胸鎖乳突筋です。努力吸気時には、胸郭を拡大させるために胸鎖乳突筋が働きます。
  • 腹横筋は努力呼気時に補助的に働く筋であり、努力吸気時には働かないため、正解ではありません。
  • 腹直筋は努力呼気時に働く筋であり、努力吸気時には働かないため、正解ではありません。
  • 外腹斜筋は努力呼気時に働く筋であり、努力吸気時には働かないため、正解ではありません。
  • 内腹斜筋は努力呼気時に働く筋であり、努力吸気時には働かないため、正解ではありません。
  • 胸鎖乳突筋は努力吸気時に補助的に働く筋であり、正解です。この筋は首の前部に位置し、鎖骨と胸骨に付着しています。努力吸気時には、胸郭を拡大させるために働きます。
  • 科目:運動学
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