第48回午後第29問の類似問題

第42回午前:第56問

脳卒中片麻痺急性期のポジショニングで正しい組合せはどれか。  

1: 手関節 - 掌屈位

2: 肘関節 - 伸展位

3: 肩関節 - 内旋位

4: 股関節 - 外旋位

5: 足関節 - 底屈位

第41回午後:第6問

下肢の筋と支配神経との組合せで正しいのはどれか。  

1: 半腱様筋-総腓骨神経

2: 薄筋-大腿神経

3: 縫工筋-閉鎖神経

4: 足底筋-脛骨神経

5: 母指外転筋-外側足底神経

第55回午前:第54問

手根管を通過しないのはどれか。  

1: 深指屈筋腱

2: 浅指屈筋腱

3: 長母指屈筋腱

4: 尺側手根屈筋腱

5: 橈側手根屈筋腱

  • 答え:4
  • 解説:手根管は手根部の手掌腱膜の深層に位置し、正中神経、浅指屈筋腱、深指屈筋腱、長母指屈筋腱、橈側手根屈筋腱が通過します。尺側手根屈筋腱は手根管を通過しません。
  • 深指屈筋腱は手根管を通過します。尺骨橈側面と前面、前腕骨間膜から起始し、第2~5末節骨底の掌側面に停止します。
  • 浅指屈筋腱も手根管を通過します。上腕尺骨頭が上腕骨内側上顆、尺骨粗面尺側部から、橈骨頭が橈骨前面近位部から起始し、第2~5中節骨底の掌側面に停止します。
  • 長母指屈筋腱も手根管を通過します。橈骨尺側面と前面、前腕骨間膜から起始し、母指末節骨底の掌側面に停止します。
  • 尺側手根屈筋腱は手根管を通過しません。上腕頭が上腕骨内側上顆と前腕筋膜から、尺骨頭が尺骨後縁の近位1/2の領域、前腕筋膜から起始し、豆状骨、有鈎骨、第5中手骨底、豆鈎靱帯、豆中手靱帯に停止します。
  • 橈側手根屈筋腱も手根管を通過します。上腕骨内側上顆、前腕筋膜内面、円回内筋、長掌筋との間の筋膜から起始し、第2、3中手骨底の掌側面に停止します。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第39回午前:第14問

65歳の男性。脳梗塞による右片麻痺。発症後3か月経過。歩行は自立しているが、痙縮が強く内反尖足と反張膝を示す。理学療法で適切でないのはどれか。2つ選べ。 ア.ハムストリングスの持続的伸張イ.大腿四頭筋の筋力増強ウ.膝関節軽度屈曲位での体重支持エ.下腿三頭筋の持続的伸張オ.足関節背屈筋群のタッピング  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第43回午前:第31問

痙直型両麻痺児はどれか。2つ選べ。  

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第43回午前:第52問

片麻痺者の非利き手に対する書字訓練で適切なのはどれか。2つ選べ。  

1: 肩や肘を使って書くようにする。

2: 図形の塗りつぶしや塗り絵から導入する。

3: 筆記具を保持した手の尺側は机上につけておく。

4: 麻痺側上肢は同側の膝に載せておく。

5: 太柄や手装具にペンを固定した自助具を利用する。

第46回午後:第14問

4歳の男児。脳性麻痺痙直型両麻痺。図のような理学療法を行っている。訓練目的として誤っているのはどれか。 

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1: 上肢パラシュート反応の促通

2: 股関節内転筋の緊張抑制

3: 股関節伸展筋の促通

4: 体幹伸展筋の促通

5: 膝屈曲筋の促通

第43回午後:第7問

足根管を通るのはどれか。2つ選べ。  

1: 前脛骨筋

2: 後脛骨筋

3: 長腓骨筋

4: 長指屈筋

5: 長指伸筋

第36回午前:第5問

脳卒中による左片麻痺患者で、麻痺側立脚相に図のような異常歩行がみられた。理学療法で誤っているのはどれか。 

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1: 麻痺側に荷重してのブリッジ

2: 腹筋群の促通

3: 下腿三頭筋の持続的伸張

4: 背屈制限付き短下肢装具の使用

5: 足背屈筋群の機能的電気刺激

第50回午後:第25問

右延髄背外側部の脳梗塞による障害で認められるのはどれか。  

1: 左内反足

2: 右下垂足

3: 右の痛覚脱失

4: 左の深部感覚障害

5: 右下肢の運動失調

第37回午前:第59問

片麻痺の健側の抵抗運動と患側の連合反応との組合せで適切でないのはどれか。  

1: 肩関節内転-肩関節内転

2: 肘関節屈曲-肘関節屈曲

3: 股関節内転-股関節外転

4: 膝関節屈曲-膝関節伸展

5: 足関節背屈-足関節底屈