第47回午前第60問の類似問題

第51回午後:第54問

腸骨翼の外面に付着する筋はどれか。  

1: 大腰筋

2: 腸骨筋

3: 中殿筋

4: 梨状筋

5: 大腿筋膜張筋

第38回午前:第91問

大腿義足の異常歩行と改善法との組合せで正しいのはどれか。  

1: 体幹の側屈-患側内転筋群を強化する。

2: 外転歩行-ソケット内壁の高さを低くする。

3: 伸び上がり歩行-義足長を延長する。

4: 分回し歩行-ソケット初期内転角を小さくする。

5: 内側ホイップ-膝継手軸の外旋角度を大きくする。

第37回午前:第30問

大腿義足歩行で図のような異常がみられた。考えられる原因はどれか。 

37_0_30

1: 断端の外転可動域に制限がある。

2: 断端の外転筋力が低下している。

3: 断端の股関節屈曲拘縮がある。

4: 義足が長すぎる。

5: ソケットに対して足部が内方にある。

第36回午前:第85問

大腿義足の歩行で、外側ホイップが起こる原因として誤っているのはどれか。  

1: 膝継手が内旋している。

2: トウブレークが内側に向いている。

3: 断端の皮下脂肪が多く軟らかい。

4: 大腿部を内側に振り出す。

5: 義足が長すぎる。

第41回午後:第39問

誤っているのはどれか。  

1: 腕尺関節はらせん関節である。

2: 上橈尺関節は車軸関節である。

3: 腕尺関節は上橈尺関節と同一の関節包内にある。

4: 約10°の生理的内反肘を運搬角という。

5: 肘頭は肘屈曲位でヒューター三角を構成する。

第47回午後:第52問

筋と上腕骨の付着部の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 三角筋 ― 大結節

2: 棘上筋 ― 大結節

3: 棘下筋 ― 小結節

4: 小円筋 ― 大結節

5: 肩甲下筋 ― 大結節

第39回午後:第38問

肩の運動の組合せで正しいのはどれか。  

1: 棘下筋-内転

2: 烏口腕筋-内旋

3: 広背筋-外旋

4: 大円筋-外転

5: 棘上筋-外転

第50回午前:第52問

筋と支配神経の組合せで正しいのはどれか。  

1: 腸骨筋 - 大腿神経

2: 大殿筋 - 上殿神経

3: 小殿筋 - 下殿神経

4: 前脛骨筋 - 脛骨神経

5: 内閉鎖筋 - 閉鎖神経

第42回午後:第44問

体幹の運動で誤っている組合せはどれか。  

1: 腹直筋-屈曲

2: 最長筋-伸展

3: 外腹斜筋-回旋

4: 内腹斜筋-回旋

5: 腰方形筋-回旋

第40回午後:第20問

誤っているのはどれか。  

1: 前脊髄小脳路は前索を通る。

2: 網様体脊髄路は脳幹と脊髄とを結ぶ。

3: 皮質脊髄路は大脳皮質と脊髄前角細胞とを結ぶ。

4: 脊髄視床路は外側と腹側とに分かれる。

5: 内側毛帯は延髄下部で交差する。

第54回午前:第72問

膝関節の運動で正しいのはどれか。  

1: 側副靱帯は屈曲時に緊張する。

2: 関節包の後面は前面に比べて伸縮性が高い。

3: 半月板の内外縁とも遊離して可動性に関与する。

4: 大腿骨の脛骨上の転がり運動は、屈曲最終域までみられる。

5: 大腿骨の脛骨上の転がり運動は外側顆部の方が内側顆部より大きい。

  • 答え:5
  • 解説:膝関節の運動に関する正しい選択肢は、大腿骨の脛骨上の転がり運動が外側顆部の方が内側顆部より大きいという選択肢5です。他の選択肢は、膝関節の構造や運動に関する誤った情報を含んでいます。
  • 選択肢1は間違いです。膝関節の外側側副靱帯は、膝関節伸展、内転、外旋、内旋時に緊張し、内側側副靱帯は、膝関節伸展、外転、外旋、内旋時に緊張します。屈曲時に緊張するという記述は誤りです。
  • 選択肢2は間違いです。膝関節包の後面は、前面に比べて伸縮性が低いです。関節包の前面は薄く、伸縮性に富むのに対し、後面は強靱で、弾力性に乏しい靱帯組織で補強されています。
  • 選択肢3は間違いです。膝関節の外側半月板は、外縁が厚く関節包、半膜様筋に付着し、内縁は薄く遊離しています。しかし、半月板の内外縁が両方とも遊離しているという記述は誤りです。
  • 選択肢4は間違いです。膝関節を完全伸展位から屈曲する際、大腿骨の脛骨上の転がり運動は、屈曲初期にみられます。屈曲の最終域では、滑り運動のみとなります。
  • 選択肢5は正しいです。大腿骨の関節面は、外側顆のほうが内側顆よりも短いため、その距離を補うために大腿骨の脛骨上の転がり運動の要素は、外側顆部の方が内側顆部より大きくなっています。
  • 科目:運動学
  • 重要度:プレミアム特典
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第45回午前:第43問

下腿義足歩行中の踵接地後に膝屈曲動作が遅れる原因でないのはどれか。  

1: 断端前面末梢部に疼痛がある。

2: ソケットが踵に対し前方にある。

3: 足部が底屈位にセットされている。

4: 大腿四頭筋の筋力が低下している。

5: ソケットの初期屈曲角が不足している

第47回午後:第60問

左下腿後面から足底にかけての模式図に、ある神経の知覚支配領域を斜線で示す。この神経はどれか。 

47_1_60

1: 大腿神経

2: 脛骨神経

3: 総腓骨神経

4: 後大腿皮神経

5: 外側大腿皮神経

第49回午後:第70問

上肢の関節について誤っているのはどれか。  

1: 腕橈関節は球関節である。

2: 上橈尺関節は車軸関節である。

3: 肘の生理的内反の角度を運搬角という。

4: 肘頭は肘屈曲位でHüter三角を構成する。

5: 腕尺関節は上橈尺関節と同一の関節包内にある。

第46回午後:第59問

皮下組織直下に筋腹を触知できないのはどれか。  

1: 上腕筋

2: 回外筋

3: 円回内筋

4: 尺側手根伸筋

5: 長橈側手根伸筋

第38回午前:第33問

図のような大腿義足歩行の原因はどれか。 

38_0_33

1: 健側大腿四頭筋の筋力低下がある。

2: 患側股関節屈曲筋の筋力低下がある。

3: 断端の外転拘縮がある。

4: ソケットの初期屈曲角度が少ない。

5: 義足の長さが長すぎる。

第49回午前:第72問

筋と股関節の運動の組合せで正しいのはどれか。  

1: 縫工筋 ― 外旋

2: 小殿筋 ― 内転

3: 梨状筋 ― 内旋

4: 大殿筋 ― 屈曲

5: 大腿方形筋 ― 屈曲

第43回午前:第86問

大腿義足の異常歩行と原因の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 外側ホイップ - 膝継手軸の外旋

2: 義足側外転歩行 - 初期内転角の不足

3: 健側肢の伸び上がり - ソケット内壁の高さ不足

4: 義足側分回し歩行 - 義足長が短い

5: 義足側への体幹側屈 - 切断側外転筋の筋力低下

第56回午後:第72問

筋と股関節への作用との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 腸腰筋 ── 外 旋

2: 小殿筋 ── 内 転

3: 梨状筋 ── 外 転

4: 大腿方形筋 ── 屈 曲

5: 恥骨筋 ── 伸 展

  • 答え:1 ・3
  • 解説:この問題では、筋と股関節への作用が正しく組み合わされている選択肢を2つ選ぶ必要があります。筋肉の作用を理解することで、正しい筋肉と股関節への作用の組み合わせを選ぶことができます。
  • 腸腰筋は股関節屈曲と外旋に作用する筋肉であり、正しい組み合わせです。
  • 小殿筋は股関節外転と外転位を伴う股関節内旋に作用する筋肉であり、選択肢2の内転は間違いです。
  • 梨状筋は股関節外旋と外転に作用する筋肉であり、正しい組み合わせです。
  • 大腿方形筋は股関節外旋と内転に作用する筋肉であり、選択肢4の屈曲は間違いです。
  • 恥骨筋は股関節屈曲、内転、外旋に作用する筋肉であり、選択肢5の伸展は間違いです。
  • 科目:運動学
  • 重要度:プレミアム特典
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第53回午後:第51問

股関節で正しいのはどれか。  

1: 顆状関節である。

2: 大腿骨頸部は関節包外にある。

3: 寛骨臼は前外側を向いている。

4: 寛骨臼は腸骨のみで構成される。

5: 腸骨大腿靭帯が関節包後面から補強している。

  • 答え:3
  • 解説:股関節は、寛骨臼と大腿骨頭との間に形成される臼状関節であり、寛骨臼は前外側を向いている。股関節の関節包は強靭で、大腿骨頸部は関節包内にある。寛骨臼は腸骨、坐骨、恥骨の3つの骨で構成される。
  • 股関節は顆状関節ではなく、寛骨臼と大腿骨頭との間に形成される臼状関節である。顆状関節は環椎後頭関節、顎関節、距骨下関節などがある。
  • 大腿骨頸部は関節包外にあるというのは誤りで、股関節の関節包は強靭で、大腿骨頸部は関節包内にある。
  • 寛骨臼は前外側を向いているので、この選択肢は正しいです。
  • 寛骨臼は腸骨のみで構成されるというのは誤りで、寛骨臼は腸骨、坐骨、恥骨の3つの骨で構成される。
  • 腸骨大腿靭帯が関節包後面から補強しているというのは誤りで、腸骨大腿靭帯は関節包外靱帯の一つで、関節包前面と上面から補強している。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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