第46回午前第58問の類似問題

第38回午後:第13問

正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.耳管は咽頭に開口している。イ.内耳は側頭骨の錐体部内にある。ウ.鼓膜はキヌタ骨に接している。エ.前庭は蝸牛と三半規管からなる。オ.中耳には聴覚と平衡覚をつかさどる感覚器がある。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第34回午後:第14問

正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.右房室弁は二尖弁である。イ.左心房には左右の肺静脈が入る。ウ.左房室弁を僧帽弁という。エ.肺動脈弁は二つの半月弁で構成される。オ.心室中隔には卵円窩がある。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第55回午後:第57問

胃について正しいのはどれか。  

1: 幽門は食道に連なる。

2: 胃切痕は大弯側にある。

3: 胃体の下端部を胃底という。

4: 噴門は第1腰椎の右側にある。

5: 胃の大弯は大網を介して横行結腸と結合する。

  • 答え:5
  • 解説:胃は消化器系の一部であり、食物の消化と栄養素の吸収を行う。胃には幽門、胃切痕、胃底、噴門、大弯などの構造がある。
  • 幽門は胃の出口であり、十二指腸に連なる。食道に連なるのは噴門である。
  • 胃切痕は胃の右縁(小弯側)の下1/3の部位にあるくぼみで、大弯側ではない。
  • 胃底は噴門より上方の横隔膜へ向かってドーム状に隆起した部位であり、胃体の下端部ではない。胃体の下端部は幽門部である。
  • 噴門は胃の入口であり、第11胸椎の左側に位置する。第1腰椎の右側にあるのは幽門である。
  • 胃の大弯は大網を介して横行結腸と結合する。大網は巨大な前垂れ状の腹膜で、臍より下方まで垂れ下がり、横行結腸と連結し、さらに横行結腸間膜へ移行する。この選択肢が正しい。
  • 科目:解剖学(その他)
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第57回午前:第57問

胃の解剖について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 胃体部に胃底腺がある。

2: 食道と胃の境に噴門が位置する。

3: 角切痕から近位部が幽門前庭である。

4: 胃酸を分泌する腺は胃底部に多くみられる。

5: 大弯は肝胃間膜によって肝臓と結合している。

第36回午後:第3問

正しいのはどれか。  

1: 舌筋は平滑筋である。

2: 口峡は口腔と咽頭との境である。

3: 咽頭腔は口部と喉頭部とからなる。

4: 食道は気管の前方を走行する。

5: 食道粘膜は円柱上皮である。

第40回午後:第19問

心臓の血管で誤っている組合せはどれか。  

1: 右冠状動脈-回旋枝

2: 右冠状動脈-後室間枝

3: 左冠状動脈-前室間枝

4: 左冠状動脈-前枝

5: 左冠状動脈-後枝

第38回午後:第82問

正しいのはどれか。  

1: 肺気腫では吸気時に気管支虚脱が起こる。

2: 肺線維症では肺実質の拡張不全をきたす。

3: 喘息では機能的残気量が低下する。

4: 慢性気管支炎では呼気抵抗が低下する。

5: 気管支拡張症では夜間の痰喀出が多い。

第56回午前:第56問

心臓について正しいのはどれか。  

1: 僧帽弁は三尖弁である。

2: 冠静脈洞は右心房に開口する。

3: 大動脈弁には腱索が付着する。

4: 冠動脈は大動脈弓から分岐する。

5: 右冠動脈は前下行枝と回旋枝に分かれる。

  • 答え:2
  • 解説:この問題では、心臓に関する正しい情報を選択肢から選ぶ必要があります。正しい選択肢は、冠静脈洞が右心房に開口するという情報です。
  • 僧帽弁は二尖弁であり、左心房と左心室の間に位置しています。三尖弁は右心房と右心室の間にありますので、この選択肢は間違いです。
  • 冠静脈洞は右心房に開口し、心臓の静脈血を右心房に戻す役割があります。この選択肢は正しいです。
  • 大動脈弁は左心室から大動脈への血流を制御する弁で、腱索が付着していません。腱索が付着しているのは僧帽弁と三尖弁ですので、この選択肢は間違いです。
  • 冠動脈は上行大動脈から分岐し、心臓に酸素と栄養を供給します。大動脈弓から分岐するのは腕頭動脈、左総頸動脈、左鎖骨下動脈ですので、この選択肢は間違いです。
  • 右冠動脈は右回旋枝に分かれます。左冠動脈は前下行枝と左回旋枝に分かれるため、この選択肢は間違いです。
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第36回午後:第6問

心臓の血管で誤っている組合せはどれか。  

1: 右冠状動脈-回旋枝

2: 右冠状動脈-後室間枝

3: 左冠状動脈-前室間枝

4: 左冠状動脈-前 枝

5: 左冠状動脈-後 枝

第45回午前:第59問

正しいのはどれか。  

1: 右腎は左腎よりも高い位置にある。

2: 集合管は腎門を通る。

3: 腎杯はネフロンに含まれる。

4: 尿細管は腎小体に含まれる。

5: Henle係蹄は尿細管に含まれる。

第55回午後:第55問

冠状動脈で正しいのはどれか。  

1: 大動脈弁の心室側から出る。

2: 左右の冠状動脈は吻合しない。

3: 左冠状動脈は房室結節に血液を送る。

4: 右冠状動脈は前下降枝と回旋枝に分かれる。

5: 左冠状動脈は心室中隔前方2/3に血液を送る。

  • 答え:5
  • 解説:冠状動脈は心臓に酸素と栄養を供給する動脈で、左冠状動脈と右冠状動脈の2つがあります。それぞれの冠状動脈は、大動脈弁の末梢から出て、心臓の様々な部分に血液を送ります。
  • 選択肢1は間違いです。冠状動脈は大動脈弁の末梢から出るので、心室側ではありません。
  • 選択肢2は間違いです。冠状動脈では、動脈の末梢部に吻合が存在するが、吻合の太さが十分でなく、一方の動脈枝が閉塞するとその分布領域に壊死が生じる(機能的終動脈)。
  • 選択肢3は間違いです。左冠状動脈は、回旋枝と前室間枝に分岐し、左心房、左心室、心室中隔の大部分(前2/3)に分布するが、房室結節には血液を送らない。
  • 選択肢4は間違いです。右冠状動脈は、冠状溝を右回りに走行して心臓後面に達し、後室間枝となって心尖に向かう。前下降枝と回旋枝は左冠状動脈の分岐です。
  • 選択肢5は正しいです。左冠状動脈は、回旋枝と前室間枝に分岐し、左心房、左心室、心室中隔の大部分(前2/3)に血液を送ります。
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第35回午後:第4問

心臓について正しいのはどれか。  

1: 心臓に分布する冠動脈は1本である。

2: 左房室弁は三尖弁である。

3: 大動脈弁は二尖弁である。

4: 中隔鎌は卵円孔弁の痕跡である。

5: 心耳には乳頭筋が認められる。

第39回午後:第16問

正しいのはどれか。  

1: 舌の背側面には舌乳頭がある。

2: 口腔両側に梨状陥凹がある。

3: 口蓋扁桃は口峡の上壁にある。

4: 口蓋前方部は軟口蓋である。

5: 咽頭は第一胸椎部で食道に移行する。

第43回午後:第12問

正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 成人の心臓は約500 gである。

2: 心軸は左前下方から右後上方に向かう。

3: 房室弁は二尖弁である。

4: 心臓壁は3層からなる。

5: 刺激伝導路と呼ばれる交感神経が存在する。

第48回午前:第60問

腎臓について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 右腎は左腎より高い位置にある。

2: 腎皮質は髄質に比べて薄紅白色を呈する。

3: 腎小体は腎皮質にある。

4: 尿細管はネフロンの構成要素である。

5: Henle係蹄は腎小体にある。

第46回午前:第57問

リンパの流れについて正しいのはどれか。  

1: 腸リンパ本幹は右リンパ本幹に注ぐ。

2: 乳び槽は頭部のリンパを集める。

3: 胸管は左鎖骨下静脈に注ぐ。

4: 右上肢のリンパは胸管に注ぐ。

5: 右下肢のリンパは右リンパ本幹に注ぐ。

第51回午後:第57問

リンパについて正しいのはどれか。  

1: 乳び槽は横隔膜上部にある。

2: リンパ管には弁機構はない。

3: 胸管は右の静脈角に合流する。

4: リンパ節は毛細リンパ管にある。

5: 左上肢のリンパは左鎖骨下リンパ本幹に流れ込む。

第51回午後:第58問

泌尿器系について正しいのはどれか。  

1: 尿は腎杯、腎盤、尿管の順に流れる。

2: 左腎動脈の方が右腎動脈より長い。

3: 左腎の方が右腎より低位にある。

4: 尿管は膀胱の前上面に開口する。

5: 腎は結腸の前方にある。

第50回午前:第59問

消化器について正しいのはどれか。  

1: 胆汁は胆嚢で産生される。

2: 膵臓は胃の後方に位置する。

3: 大腸は結腸と直腸からなる。

4: 小腸は十二指腸と回腸からなる。

5: 胃の肛門側の開口部を噴門という。

第53回午前:第57問

リンパ系について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 脾臓はリンパ液を濾過する。

2: 胸管は右鎖骨下静脈に流入する。

3: 腸管由来のリンパ液を乳糜という。

4: リンパ管には弁機構が存在しない。

5: 右下肢のリンパ液は胸管に流入する。

  • 答え:3 ・5
  • 解説:リンパ系に関する問題で、正しい選択肢を2つ選ぶ問題です。リンパ系は免疫機能や体液の循環に関与しており、リンパ液の流れやリンパ管の構造、リンパ液の濾過などが重要なポイントです。
  • 脾臓はリンパ球を産生し、生体防衛の器官として働くが、リンパ液の濾過はリンパ節で行われる。脾臓の赤脾髄では、老化した赤血球の破壊や異物の分解を行う。
  • 胸管は左鎖骨下静脈と内頸静脈との合流角で、頸リンパ本幹と鎖骨下リンパ本幹と合する。右鎖骨下静脈には右リンパ本幹が流入するため、この選択肢は間違いです。
  • 腸管由来のリンパ液を乳糜という。乳糜は腸から吸収された脂肪粒や脂肪酸、グリセリンを含んでいるリンパ液であり、この選択肢は正しいです。
  • リンパ管には弁機構が存在し、毛細リンパ管を構成する内皮細胞の結合は、ゆるく重なり合って弁のように機能する。この選択肢は間違いです。
  • 右下肢のリンパ液は胸管に流入する。下肢は左右いずれのリンパ液も胸管に流入するため、この選択肢は正しいです。
  • 科目:解剖学(その他)
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