内分泌異常と病態との組合せで正しいのはどれか。
1: 抗利尿ホルモン分泌亢進 — 尿崩症
2: 副甲状腺機能低下 — テタニー
3: 甲状腺機能低下 — Basedow病
4: 下垂体前葉ホルモン欠損 — 先端巨大症
5: 副腎皮質機能低下 — Cushing症候群
53歳の男性。うつ病の診断で10年前に精神科通院治療を受けて寛解した。1か月前から抑うつ気分、食思不振、希死念慮があり、入院して抗うつ薬の投与を受けていた。1週前からパラレルの作業療法に参加していたが、本日から他患者に話しかけることが増え、複数の作業療法スタッフに携帯電話番号など個人情報を尋ねてまわるようになった。「食欲も出てきた」と大声を出している。この時点での作業療法士の対応として最も適切なのはどれか。
1: 食欲が戻ったので調理実習を計画する。
2: その場で作業療法室への出入りを制限する。
3: 患者との関係作りのため携帯電話番号を教える。
4: 担当医や病棟スタッフに状態の変化を報告する。
5: 行動的となったことを本人にポジティブ・フィードバックする。
統合失調症について正しいのはどれか。
1: 症状寛解後は薬物治療を中止する。
2: 家族心理教育を行うことで再発率が低下する。
3: 精神病未治療期間の長短は予後と無関係である。
4: 服薬自己管理の練習は急性増悪期から開始する。
5: 障害者試行雇用〈トライアル雇用〉の対象にはならない。
副腎皮質ステロイド薬の副作用で誤っているのはどれか。
1: 骨粗鬆症
2: 筋肥大
3: 免疫能低下
4: 耐糖能低下
5: 精神症状