第44回午後第1問の類似問題
外胚葉から発生するのはどれか。
1: 脳
2: 心臓
3: 膀胱
4: 卵巣
5: 骨格筋
外胚葉から発生するのはどれか。
1: 骨
2: 脊髄
3: 筋
4: 心臓
5: 子宮
外胚葉に由来するのはどれか。2つ選べ。
1: 皮膚の表皮
2: 結合組織
3: 消化管上皮
4: 神経
5: 骨
外胚葉から発生するのはどれか。2つ選べ。
1: 松果体
2: 甲状腺
3: 上皮小体
4: 乳腺
5: 卵巣
外胚葉から発生するのはどれか。2つ選べ。
1: 乳腺
2: 卵巣
3: 甲状腺
4: 松果体
5: 上皮小体
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答え:1
・4
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解説:胚発生の過程で、外胚葉、中胚葉、内胚葉という3つの胚葉が形成されます。これらの胚葉はそれぞれ異なる組織や器官に発展します。外胚葉から発生するのは乳腺と松果体です。
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乳腺は外胚葉から発生します。外胚葉は皮膚や神経系などの組織に発展し、乳腺は皮膚の一部として発達します。
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卵巣は間違いで、中胚葉から発生します。中胚葉は筋肉、骨、血管、生殖器官などの組織に発展します。
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甲状腺は間違いで、内胚葉から発生します。内胚葉は消化器官、呼吸器官、内分泌腺などの組織に発展します。
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松果体は正解で、外胚葉から発生します。松果体は脳の一部であり、神経系の組織に発展する外胚葉から分化します。
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上皮小体は間違いで、内胚葉から発生します。上皮小体は内分泌腺の一種であり、内胚葉から分化する組織に発展します。
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科目:解剖学(その他)
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重要度:プレミアム特典
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内胚葉に由来するのはどれか。
1: 中枢神経
2: 腸管
3: 血管
4: 筋
5: 骨
神経内分泌に強く関与する臓器はどれか。
1: 下垂体前葉
2: 下垂体後葉
3: 甲状腺
4: 副腎皮質
5: 副腎髄質
皮質脊髄路に含まれないのはどれか。
1: 中心前回
2: 内 包
3: 大脳脚
4: 錐体交叉
5: 脳神経核
錐体路を含むのはどれか。
1: 脳梁
2: 大脳脚
3: 上小脳脚
4: 中小脳脚
5: 下小脳脚
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答え:2
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解説:錐体路は、皮質脊髄路と皮質核路に大別され、主に運動情報を伝達する神経路である。大脳脚に含まれる。
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脳梁は、左右の大脳皮質の相対する領野を連絡する線維群であり、錐体路とは関係がない。
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大脳脚は、皮質核路の一部であり、錐体路を含む。運動情報を伝達する神経路である。
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上小脳脚は、小脳から出て中脳に向かって上行する線維であり、錐体路とは関係がない。
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中小脳脚は、対側の橋核から起始し、小脳に至る線維群であるが、錐体路とは関係がない。
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下小脳脚は、脊髄や延髄から起始して小脳に至る線維であり、錐体路とは関係がない。
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科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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重要度:プレミアム特典
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中脳にないのはどれか。
1: 乳頭体核
2: 黒質
3: 赤核
4: 被蓋
5: 動眼神経核
自律神経の二重支配を受けるのはどれか。
1: 汗 腺
2: 膵 臓
3: 脾 臓
4: 立毛筋
5: 副腎髄質
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答え:2
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解説:自律神経の二重支配を受ける器官は、交感神経と副交感神経の両方の影響を受ける器官である。一方、二重支配を受けない器官は、交感神経または副交感神経のどちらか一方のみの支配を受ける。
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汗腺は、自律神経の二重支配を受けない器官であり、交感神経の支配のみを受けるため、誤りである。
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膵臓は、自律神経の二重支配を受ける器官であり、交感神経と副交感神経の両方の影響を受けるため、正解である。
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脾臓は、自律神経の二重支配を受けない器官であり、交感神経の支配のみを受けるため、誤りである。
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立毛筋は、自律神経の二重支配を受けない器官であり、交感神経の支配のみを受けるため、誤りである。
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副腎髄質は、自律神経の二重支配を受けない器官であり、交感神経の支配のみを受けるため、誤りである。
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科目:生理学(筋・感覚・神経系)
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重要度:プレミアム特典
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大脳基底核に分類されるのはどれか。
1: 視床
2: 上丘
3: 被殻
4: 下垂体
5: 歯状核
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答え:3
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解説:大脳基底核は、大脳髄質内にある灰白質塊で、主要領域は尾状核、被殻、淡蒼球の3つの神経核からなる。それぞれの選択肢は、異なる脳の部位や機能を持っている。
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視床は大脳基底核ではなく、間脳に含まれる視床脳の約4/5を占める多数の神経核の複合体である。
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上丘は大脳基底核ではなく、中脳の中脳蓋にある半球状の膨らみで、視神経線維の一部を受けて、主に眼球運動や視覚反射に関与する。
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被殻は大脳基底核の一部で、大脳半球レンズ核の外側半に位置する。このため、選択肢3が正解である。
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下垂体は大脳基底核ではなく、蝶形骨の下垂体窩に位置する。
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歯状核は大脳基底核ではなく、小脳の出力核である小脳核の一つである。小脳核にはこのほか、室頂核や球状核、栓状核がある。
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科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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重要度:プレミアム特典
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