図は脊髄損傷患者が車椅子上でプッシュアップを行なう動作を示したものである。損傷レベルの上位から下位への組合せで正しいのはどれか。
1: A-B-C-D
2: B-D-A-C
3: C-A-B-D
4: D-A-C-B
5: B-A-D-C
脊髄損傷患者の車椅子上での除圧動作を図に示す。損傷レベルの上位から下位への順序で正しいのはどれか。
1: B → C → D → A
2: B → D → C → A
3: C → B → A → D
4: D → B → A → C
5: D → C → B → A
24歳の男性。脊髄損傷(第6胸髄節まで機能残存)。プッシュアップ動作を図A、図Bに示す。図Aから図Bに移行するときに強く作用する筋はどれか。2つ選べ。ア.上腕三頭筋イ.三角筋ウ.広背筋エ.腹直筋オ.腰方形筋
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
脊髄損傷者が行っている動作の写真を示す。3つの動作が可能な最も上位の機能残存レベルはどれか。
1: C5
2: C6
3: C7
4: C8
5: Th1
脊髄損傷(第8頸髄節まで機能残存)患者のプッシュアップ運動の介助手技で適切なのはどれか。(矢印は介助者の力の方向を示す)
24歳の男性。脊髄損傷(第6胸髄節まで機能残存)。プッシュアップ動作を図A、図Bに示す。図Bの遂行に影響の少ない因子はどれか。
1: 脊柱の可動性
2: ハムストリングスの伸張性
3: 上肢長
4: 下肢長
5: 体 重
脊髄完全損傷患者の移乗動作を図に示す。この動作の獲得を目標とする機能残存レベルの上限で正しいのはどれか。
1: C5
2: C6
3: C7
4: T1
5: T10
図A、Bの動作を示す頸髄損傷者である。握力は測定不可能であるが、極く軽い物品は図Aのような把持形態を用い、図Bのような肩関節外転運動を伴った回内運動が可能である。なお、顔にかかった掛け布団を払いのける動作は困難である。この患者の車椅子操作について正しいのはどれか。
1: ADL自立のためには電動車椅子が必要である。
2: 手とハンドリムに適切な摩擦が得られればハンドリムのノブは不要である。
3: 車椅子前進駆動には広背筋と上腕三頭筋が強く作用する。
4: 車椅子上での臀部の徐圧は部分的であっても自力では不可能である。
5: 体幹を前屈しフットプレートに手を届かせる方法はない。
図に示す動作を行う脊髄損傷患者について答えよ。図の方法で車椅子からのベッド移乗が可能な残存機能の上限はどれか。
1: 第5頸髄節
2: 第6頸髄節
3: 第7頸髄節
4: 第8頸髄節
5: 第1胸髄節
20歳の男性。脊髄損傷(第12胸髄節まで機能残存)。この患者のキャスター上げ訓練で誤っているのはどれか。
1: 理学療法士は車椅子の後方に立つ。
2: ひもはクロスバーに結ぶ。
3: 一旦前進して止めるようにして上げる。
4: 後方に転倒しやすいときは頸部を屈曲させる。
5: ハンドリムから手を放さないようにバランスをとる。
第5頸髄不全四肢麻痺〈ASIA C〉患者の図の矢印の部分に褥瘡ができた。見直すべき動作で考えられるのはどれか。
1: 移乗
2: 座位保持
3: 立ち上がり
4: 起き上がり
5: プッシュアップ
脊髄残存髄節と図に示す可能な動作との組合せで誤っているのはどれか。
1: 第5頸髄節-車椅子駆動
2: 第6頸髄節-起き上がり
3: 第7頸髄節-起き上がり
4: 第1胸髄節-装具歩行
5: 第2腰髄節-装具歩行
脳性麻痺児の背臥位姿勢を図に示す。獲得することが予想される順で正しいのはどれか。
1: A→B→C→D
2: B→C→D→A
3: B→A→C→D
4: C→D→B→A
5: D→A→B→C
脊髄損傷患者のトランスファーボードを用いたベッドから車椅子への移乗動作を図に示す。この動作を獲得目標とする機能残存レベルはどれか。
1: C4
2: C5
3: C6
4: C7
5: C8
長下肢装具を装着した脊髄損傷者の立ち上がりの行程を図に示す。この動作が可能な最も高位の機能残存レベルはどれか。
1: T4
2: T8
3: T12
4: L2
5: L4
脊髄損傷患者のトランスファーボードを用いた車椅子からベッドへの移乗動作を図に示す。この動作を獲得目標とする機能残存レベルはどれか。
1: C5
2: C6
3: C7
4: C8
5: T1
21歳の男性。脊髄損傷(第5頸髄節まで機能残存)。車椅子上での訓練場面を以下に示す。この訓練姿勢と関連のある日常生活動作はどれか。
1: 除圧動作
2: 寝返り動作
3: 足上げ動作
4: ズボン着脱動作
5: プッシュアップ動作
脊髄損傷(第6頸髄節まで機能残存)患者の背臥位から座位への起き上がりを指導した。誤っているのはどれか。
図に示す動作を行う頸髄損傷患者について答えよ。この患者の車椅子指導で適切でないのはどれか。
1: ア、イ
2: ア、オ
3: イ、ウ
4: ウ、エ
5: エ、オ
頸髄損傷(第6頸髄節まで機能残存)患者に対する車椅子上の動作指導の方法で誤っているのはどれか。