第41回午後第99問の類似問題

第46回午前:第29問

アテトーゼ型脳性麻痺児の症状と訓練課題との組合せで適切なのはどれか。  

1: 定頸不良 — 背臥位で下肢を挙上する。

2: 体幹過伸展 — 座面の高い椅子で座位を保持する。

3: 手指の過伸展 — 豆をつまむ。

4: 目と手の協調障害 — ボールプールで遊ぶ。

5: 動的バランス不良 — セラピーボールに乗って揺らす。

第56回午前:第46問

注意欠如・多動性障害について正しいのはどれか。  

1: 女性に多い。

2: 低出生体重児の多くで発症する。

3: 感情における衝動性の高さは改善しやすい。

4: 約9割の患者は成人期早期までに寛解する。

5: 青年期以降は運動性多動の症状は目立たなくなる。

  • 答え:5
  • 解説:注意欠如・多動性障害(ADHD)は、主に子どもに見られる神経発達障害で、遺伝的要因や脳の機能障害が関与しているとされています。症状は成長とともに変化し、運動性多動の症状は青年期以降目立たなくなることが多いです。
  • ADHDは男児に多いとされており、女性に多いというのは誤りです。
  • ADHDは遺伝的要因や脳の機能障害が関与しているとされており、低出生体重児の多くで発症するわけではありません。
  • 感情における衝動性の高さは、ADHDの患者にとって改善しにくい症状であり、対人関係のトラブルを招きやすいとされています。
  • 約4割の患児が成人初期までに寛解するとされており、9割が寛解するというのは誤りです。
  • 運動性多動の症状は、青年期以降目立たなくなることが多いとされており、これが正しい選択肢です。
  • 科目:発達・小児疾患
  • 重要度:プレミアム特典
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第44回午前:第42問

小脳性失調の評価と症候との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 書 字 − 小字症

2: 構 音 − 断綴性発語

3: 指鼻試験 − 測定過小

4: 深部腱反射 − 亢 進

5: Romberg試験 − 陽 性

第51回午後:第43問

自閉性障害の子供の作業療法場面でみられる特徴はどれか。  

1: 新しい環境を好む。

2: 同じ遊びに没頭する。

3: ままごと遊びをする。

4: 身振りで意味を強調する。

5: 周りの子供に関心をもつ。

第55回午前:第43問

認知症患者とのコミュニケーション上の配慮で最も適切なのはどれか。  

1: にぎやかな環境で話す。

2: 指示は詳細なものにする。

3: 身振り手振りは使わない。

4: 沈黙した場合は話題を変える。

5: 話題は本人と関係のあるものにする。

  • 答え:5
  • 解説:認知症患者とのコミュニケーションでは、患者が話に興味を持ちやすく、返答が行いやすいように、本人と関係のある話題にすることが最も適切です。
  • にぎやかな環境では、認知症患者が周囲に注意が向いてしまいやすくなるため、静かな環境で話すことが望ましいです。
  • 認知症患者に伝える指示は、簡潔に表現して伝えることが望ましいです。詳細に伝えると情報量が多くなり、混乱を生じやすくなります。
  • 認知症患者とのコミュニケーションでは、適宜身振り手振りを用いることで、患者が内容を理解しやすいようにするとよいです。身振り手振りを使わないことは適切ではありません。
  • 認知症患者が沈黙した場合でも、その間に患者自身が返答を考えている可能性があるため、すぐに話題を変えるべきではありません。質問の仕方を変えるなどの工夫を行うとよいです。
  • 認知症患者とのコミュニケーションでは、患者が話に興味をもち、返答が行いやすいよう、本人と関係のある話題にすることが最も適切です。
  • 科目:認知症・高齢者障害
  • 重要度:プレミアム特典
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第45回午後:第43問

統合失調症の思考障害に対する作業療法上の留意点で正しいのはどれか。  

1: 1. 工程数を増やす。

2: 2. 集団作業を中心に行う。

3: 3. 言語による指示を多くする。

4: 4. 枠組みの明確な作業を選ぶ。

5: 5. 結果が作品として残らない作業を選ぶ。

第43回午前:第77問

誤っている組合せはどれか。  

1: 不安障害 - 広場恐怖

2: 身体表現性障害 - 疼痛性障害

3: 広汎性発達障害 - Asperger(アスペルガー)症候群

4: 人格障害 - 多重人格

5: 気分障害 - 双極性障害

第49回午前:第49問

高機能広汎性発達障害の作業療法でよくみられる特徴はどれか。  

1: 臨機応変

2: 感情共有

3: 比喩的表現

4: 常同的行為

5: 非言語的コミュニケーション

第38回午前:第17問

3歳の男児。アテトーゼ型脳性麻痺。知的障害はない。運動発達年齢は9~10か月。非対称性緊張性頸反射、頸からの立ち直り反射、足底把握反射が残存している。運動療法で適切でないのはどれか。  

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第38回午前:第5問

健常児の発達で誤っているのはどれか。  

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第48回午後:第23問

小脳性失調の評価と症候の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 書字 − 小字症

2: 構音 − 断綴性発語

3: 指鼻試験 − 測定異常

4: 深部腱反射 − 亢進

5: Romberg試験 − 陽性

第43回午前:第37問

8歳の男児。自閉症。小学校に入学後、好きな算数以外の授業中に奇声をあげるようになった。家ではこだわり行為を制する母親に暴力を振るうようになり、養護教諭の勧めで児童・思春期外来を受診した。受診後すぐに作業療法が開始された。患児の行動で予測されるものはどれか。2つ選べ。  

1: 質問し終わる前に答え始める。

2: 話しかけに応じない。

3: 同じことを繰り返し聞いてくる。

4: しゃべり続ける。

5: 他者の邪魔をする。

第50回午後:第28問

アテトーゼ型脳性麻痺について誤っているのはどれか。  

1: 痙直型より少ない。

2: 原始反射が残存しやすい。

3: 不随意運動を主症状とする。

4: 上肢より下肢の障害が重度であることが多い。

5: 成人以降の二次障害として頸椎症性脊髄症がある。