第40回午後第3問の類似問題

第37回午後:第12問

呼吸器について誤っているのはどれか。 ア.右肺は3葉、左肺は2葉からなる。イ.気管支の分岐角は右より左が大きい。ウ.上気道は鼻腔から咽頭までをいう。エ.気管支壁は重層扁平上皮からなる。オ.気管支動脈は肺胞を取り巻く毛細血管網を形成する。  

1: ア、イ

2: ア、オ

3: イ、ウ

4: ウ、エ

5: エ、オ

第35回午後:第3問

呼吸器について正しいのはどれか。  

1: 両肺の下葉先端を肺尖という。

2: 肺葉は左三葉、右二葉である。

3: 肺胞の全表面積は約85 m2である。

4: 左気管支は右気管支に比べて異物が侵入しやすい。

5: 肺の上縁は第一肋骨の直下にある。

第35回午後:第5問

正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.膵頭は膵尾に比べて細い。イ.膵臓は上大静脈に接している。ウ.膵尾の端は脾臓に接している。エ.総胆管は十二指腸に開口する。オ.胆嚢は左上腹部に位置する。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第43回午後:第15問

正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: リンパ節には皮質と髄質とがある。

2: リンパ管には弁がほとんどない。

3: 胸管は乳び槽から起こる。

4: 胸管は右鎖骨下静脈に入る。

5: 右腰リンパ本幹は右リンパ本幹に入る。

第54回午後:第58問

膵臓で正しいのはどれか。  

1: 膵頭は脾臓に接する。

2: 膵尾は十二指腸に接する。

3: 膵管は十二指腸に開口する。

4: 膵体は横行結腸前面を横走する。

5: Langerhans〈ランゲルハンス〉島は膵頭に多く存在する。

  • 答え:3
  • 解説:膵臓は腹部に位置し、膵頭、膵体、膵尾の3部に分かれています。膵臓は消化酵素を分泌する外分泌腺と、インスリンやグルカゴンを分泌する内分泌腺の両方を持っています。
  • 選択肢1は間違いです。膵頭は十二指腸の下行部に接しています。
  • 選択肢2は間違いです。膵尾は脾臓の脾門に接しています。
  • 選択肢3は正しいです。膵管は外分泌腺の導管で、総胆管とともに大十二指腸乳頭に開口します。また、一部は副膵管として小十二指腸乳頭に開口します。
  • 選択肢4は間違いです。膵体は脊柱前面を横走しています。
  • 選択肢5は間違いです。内分泌腺であるLangerhans島(膵島)は、膵頭には少なく、膵尾に多く存在します。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第38回午後:第82問

正しいのはどれか。  

1: 肺気腫では吸気時に気管支虚脱が起こる。

2: 肺線維症では肺実質の拡張不全をきたす。

3: 喘息では機能的残気量が低下する。

4: 慢性気管支炎では呼気抵抗が低下する。

5: 気管支拡張症では夜間の痰喀出が多い。

第47回午後:第58問

器官の位置関係で正しいのはどれか。  

1: 胸腺は心臓の後方にある。

2: 副腎は腎臓の下方にある。

3: 松果体は間脳の前方にある。

4: 甲状腺は甲状軟骨の下方にある。

5: 上皮小体は甲状腺の前面にある。

第38回午後:第6問

正しいのはどれか。  

1: 動脈の血管壁は外膜と内膜の2層からなる。

2: 心臓上後部を心尖という。

3: 左房室弁を三尖弁という。

4: 左心房は左右の肺静脈を受ける。

5: 大動脈弁は左右の半月弁からなる。

第48回午後:第58問

肝臓とその脈管系について誤っているのはどれか。  

1: 肝臓は胃の前壁と接する。

2: 肝右葉は左葉より大きい。

3: 肝横隔面上縁は第5肋骨の高さにある。

4: 肝静脈は下大静脈に連なる。

5: 肝臓へ酸素を供給する血管は門脈である。

第40回午後:第17問

誤っているのはどれか。  

1: 肝右葉は左葉より厚く大きい。

2: 肝横隔面上縁は第5肋骨の高さにある。

3: 肝臓の栄養血管は門脈である。

4: 肝静脈は下大静脈に連なる。

5: 総胆管は大十二指腸乳頭に開く。

第44回午後:第15問

消化器について正しいのはどれか。  

1: 肝臓は横隔膜の真上にある。

2: 小腸は十二指腸と回腸とに分かれる。

3: 胃の肛門側の開口部を噴門という。

4: 大腸は結腸と直腸とに分かれる。

5: 膵臓は胃の後方に位置する。

第54回午後:第66問

排便機構で正しいのはどれか。  

1: 排便中枢は胸髄にある。

2: 外肛門括約筋は陰部神経支配である。

3: 下行結腸では逆蠕動運動がみられる。

4: 食事によって胃が拡張すると便意を生じる。

5: 内肛門括約筋は副交感神経の緊張で収縮する。

  • 答え:2
  • 解説:排便機構に関する知識を確認する問題です。正しい選択肢は、外肛門括約筋が陰部神経支配であることを示す選択肢2です。
  • 選択肢1は間違いです。排便中枢は第2~4仙髄に存在し、胸髄ではありません。
  • 選択肢2は正しいです。外肛門括約筋は陰部神経(体性神経)支配であり、排便の際に意識的に制御することができます。
  • 選択肢3は間違いです。逆蠕動運動は上行結腸上端から盲腸にかけて見られ、内容物を停滞させて水分の吸収を促します。下行結腸では通常の蠕動運動が見られます。
  • 選択肢4は間違いです。便意は直腸壁が伸展されることで生じます。食物によって胃が拡張されると、大腸の蠕動運動が促通(蠕動反射)されますが、直接的に便意を生じさせるわけではありません。
  • 選択肢5は間違いです。内肛門括約筋は交感神経で収縮し、副交感神経で弛緩します。副交感神経の緊張では収縮しません。
  • 科目:生理学(消化・吸収・排泄系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第37回午後:第16問

誤っているのはどれか。  

1: 肝右葉は左葉より厚く大きい。

2: 肝横隔面上縁は第5肋骨の高さにある。

3: 肝臓の栄養血管は門脈である。

4: 肝静脈は下大静脈に連なる。

5: 総胆管は大十二指腸乳頭に開く。

第35回午後:第6問

正しいのはどれか。  

1: 口蓋の後半部を硬口蓋という。

2: 口唇、歯列および頬で囲まれた空間を口腔前庭という。

3: 舌の主体は平滑筋である。

4: 咽頭は直接気管とつながる。

5: 食道は気管分岐部の背側で広くなる。

第37回午後:第14問

正しいのはどれか。  

1: 噴門から上部を胃体という。

2: 胃体の下端部を胃底という。

3: 十二指腸は粘膜ヒダに富む。

4: 小腸の後半部に回腸がある。

5: 横行結腸右端は下行結腸に連なる。

第39回午後:第16問

正しいのはどれか。  

1: 舌の背側面には舌乳頭がある。

2: 口腔両側に梨状陥凹がある。

3: 口蓋扁桃は口峡の上壁にある。

4: 口蓋前方部は軟口蓋である。

5: 咽頭は第一胸椎部で食道に移行する。

第48回午前:第67問

排便機構で正しいのはどれか。  

1: 排便中枢は第10~12胸髄に存在する。

2: 排便反射では外肛門括約筋が収縮する。

3: 下行結腸に便が貯留すると便意を生じる。

4: 胃大腸反射により結腸の蠕動運動が亢進する。

5: 副交感神経系は消化管運動に抑制的に作用する。

第50回午後:第67問

排便機構で正しいのはどれか。  

1: 排便中枢は第10~12胸髄に存在する。

2: 排便反射では外肛門括約筋が収縮する。

3: 下行結腸に便が貯留すると便意を生じる。

4: 胃結腸反射により結腸の蠕動運動が亢進する。

5: 副交感神経系は消化管運動に抑制的に作用する。

第34回午後:第16問

正しいのはどれか。  

1: 咽頭壁の筋層は平滑筋組織である。

2: 食道は第11胸椎で胃の幽門に移行する。

3: 幽門では括約筋が発達している。

4: 噴門腺にはガストリンを分泌するG細胞が多い。

5: 胃底とは胃体と十二指腸との間をいう。

第44回午後:第19問

正しいのはどれか。  

1: 尿管口は膀胱尖に開く。

2: 尿管内部には逆流防止弁がある。

3: 排尿筋には大内臓神経が分布する。

4: 内尿道口は膀胱三角の中央に開く。

5: 男性の尿道は前立腺を貫いている。