電子回路の過去問


国試第5回午後:第27問

光エレクトロニクスについて正しいのはどれか。

1: フォトトランジスタを用いて電気信号を光信号に変えることができる。

2: 光ファイバを用いて位相のそろった光を発生できる。

3: 太陽電池は光エネルギーを貯える素子である。

4: 光電子増倍管は電子流を増幅して光を発生する。

5: フォトダイオードを用いて光信号を電気信号に変えることができる。

国試第5回午後:第24問

CMOS論理回路について誤っているのはどれか。

1: 消費電力が大きい。

2: 雑音に強い。

3: CMOSの名称はnMOSとpMOSという相補的(Complementary)なデバイスを用いることから来ている。

4: 低電圧でも動作する。

5: CMOSデバイスは電圧で制御される。

国試第5回午後:第22問

図の負帰還増幅回路で、増幅器単独の利得$A=-1×10^5$、帰還回路の伝達特性β=0.01のとき、総合利得Gとして正しいのはどれか。

5PM22-0

1: $-10$

2: $-10^2$

3: $-10^3$

4: $-10^4$

5: $-10^5$

国試第5回午後:第21問

負帰還増幅回路として正しいのはどれか。

5PM21-0

国試第5回午後:第20問

誤っているのはどれか。

1: FETの種類としてジャンクション形とMOS形とがある。

2: バイポーラトランジスタでは正孔と電子により電流が形成される。

3: ダイオードの端子電圧と電流との関係は線形である。

4: トランジスタの接地法のうち、エミッタ接地は一般によく用いられる。

5: FETは増幅素子のほか可変抵抗素子としても使われる。

国試第5回午後:第19問

半導体素子の記号として誤っているのはどれか。

5PM19-0

国試第4回午後:第27問

正しいのはどれか。

1: 太陽電池は発光素子の一種である。

2: フォト・トランジスタを用いて電気信号を光信号に変えることができる。

3: 半導体レーザは光の伝送素子の一種である。

4: 光ファイバは半導体レーザの一種である。

5: 光電子増倍管を用いて光信号を電気信号に変えることができる。

国試第4回午後:第21問

負帰還増幅器がよく用いられる理由として正しいのはどれか。

1: 周波数特性が優れている。

2: 電磁的雑音が小さい。

3: 発振しやすい。

4: 消費電力が小さくできる。

5: 増幅度(利得)が大きい。

国試第4回午後:第19問

正しいのはどれか。

a: n型半導体の多数キャリアは正孔(ホール)である。

b: ダイオードの端子電圧と電流の関係は直線的な比例特性を示す。

c: バイポーラトランジスタの三つの端子はソース、ベース、コレクタである。

d: バイポーラトランジスタでは電流が正孔と電子によって運ばれている。

e: 金属酸化物電界効果トランジスタではゲートには電流はほとんど流れない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午後:第27問

光センサとして使用できないのはどれか。

1: 光電子増倍管

2: ホト・ダイオード

3: ホト・トランジスタ

4: 光ファイバ

5: 太陽電池

国試第3回午後:第22問

誤っているのはどれか。

1: 抵抗とコンデンサのみで近似的な積分回路を作ることができる。

2: 抵抗とインダクタンス(コイル)のみで近似的な微分回路を作ることができる。

3: 抵抗とコンデンサのみで近似的な微分回路を作ることができる。

4: 抵抗と演算増幅器のみで微分回路を作ることができる。

5: 抵抗とコンデンサと演算増幅器を用いると精度のよい積分回路を作ることができる。

国試第3回午後:第21問

差動増幅器について正しいのはどれか。

a: 一般に2個以上のトランジスタを用いて構成する。

b: 一般に演算増幅器の内部回路として用いられている。

c: 入力端子が2個あるので必ず2個の信号を加えなくてはならない。

d: CMRR(同相弁別比)は小さい。

e: 温度変化に対して比較的安定である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午後:第20問

演算増幅器について正しいのはどれか。

a: 一般に出力インピーダンスが高い。

b: 電圧利得が非常に高いので、一般に負帰還をかけて使用する。

c: 直流から交流信号まで増幅することができる。

d: アナログ信号は増幅できるが、ディジタル信号を扱う回路には使用できない。

e: 演算増幅器を用いてインピーダンス変換回路をつくるのは難しい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午後:第19問

負帰還増幅回路として正しいのはどれか。

3PM19-0

国試第3回午前:第78問

生体用増幅器の性能として望ましいのはどれか。

1: 入力インピーダンスが小さい。

2: 同相弁別比が小さい。

3: 信号対雑音比(S/N)が小さい。

4: 入力換算雑音が小さい。

5: 電源電圧変動の影響が大きい。

国試第2回午後:第27問

光エレクトロニクスについて正しいのはどれか。

1: 太陽電池は光エネルギーを貯える素子である。

2: ホトダイオードを用いると光信号を電気信号に変えることができる。

3: 半導体レーザは位相のそろった光を電気信号に変える。

4: 発光ダイオードは半導体レーザの一種である。

5: 光電子増倍管は光を増幅して高エネルギーの光を発生する。

国試第2回午後:第26問

光エレクトロニクスについて正しいのはどれか。

1: 光ファイバは発光する線維の一種である。

2: 半導体レーザは発光素子の一種である。

3: CCDは光の波長を区別して三原色を検出する。

4: 発光ダイオードはレーザメスに用いられる。

5: 太陽電池は主に熱を電気に変換する。

国試第2回午後:第22問

負帰還増幅器がよく用いられる理由として正しいのはどれか。

1: 消費電力が小さい。

2: 電磁的雑音が小さい。

3: 発振しやすい。

4: 周波数特性が優れている。

5: 増幅度(利得)が大きい。

国試第2回午後:第21問

電子回路による電気信号の増幅について正しいのはどれか。

1: 増幅度(利得)が大きいほど信号対雑音比(S/N)が大きい。

2: 電圧増幅するためには増幅器の入力インピーダンスは大きい方がよい。

3: 最もよく用いられる半導体の増幅素子はダイオードである。

4: 半導体工学の進歩によりどのように小さな信号を増幅する場合でも雑音を問題にする必要がなくなった。

5: 生体信号を計測するときには増幅器の入力インピーダンスより出力インピーダンスに注意する必要がある。

国試第2回午後:第20問

差動増幅器について誤っているのはどれか。

1: 周囲の温度変化に対して比較的安定している。

2: 2個以上のトランジスタやFETを用いて構成されている。

3: 電源電圧の変動に対しては比較的強い。

4: 二つの入力端子があり、一つの端子にのみ信号を加えてもよい。

5: CMRR(同相弁別比)は小さい方がよい。