脳血管とその還流域の組合せで正しいのはどれか。
1: 前大脳動脈――――黒質
2: 中大脳動脈――――海馬
3: 後大脳動脈――――視床
4: 脳底動脈―――――Broca野
5: 椎骨動脈―――――中心前回
動脈と主な支配領域との組合せで正しいのはどれか。
1: 内頸動脈 − 延髄の腹側
2: 前大脳動脈 − 頭頂葉の外側面
3: 中大脳動脈 − 側頭葉の外側面
4: 後大脳動脈 − 小脳半球の下面
5: 脳底動脈 − 前頭葉の内側面
28歳の男性。野球のスライディングの際に右膝関節屈曲位で膝前面を強打し、疼痛が強く歩行不能になったため救急外来を受診した。治療開始から2週後のMRIを示す。この患者で陽性となるのはどれか。
1: アプリヘンジョンサイン
2: 外反ストレステスト
3: 後方引き出し徴候
4: Lachmanテスト
5: Jerkテスト
74歳の女性。6か月前に左被殻出血を発症して、軽度の右片麻痺を呈している。くしを歯ブラシのように使おうとしたり、スプーンの柄に食物を乗せようとする行動がみられた。この患者の症状はどれか。
1: 観念失行
2: 構成失行
3: 着衣失行
4: 観念運動失行
5: 肢節運動失行
大動脈から頭頸部に至る動脈の模式図を示す。動脈の位置と名称の組合せで正しいのはどれか。
1: ① - 後下小脳動脈
2: ② - 椎骨動脈
3: ③ - 総頸動脈
4: ④ - 腕頭動脈
5: ⑤ - 鎖骨下動脈
54歳の男性。労働災害による頸髄損傷。受傷後6か月経過。起立性低血圧あり、褥瘡なし。筋力は三角筋4、上腕二頭筋3、上腕三頭筋0、回内筋3、腕橈骨筋3、長橈側手根伸筋3、手関節及び手指屈筋群は0、体幹筋0、下肢筋0であった。家屋改造をしているが、居間や廊下幅が狭いとの訴えがある。この患者の機能残存レベルはどれか。
1: 第4頸髄節
2: 第5頸髄節
3: 第6頸髄節
4: 第7頸髄節
5: 第8頸髄節
20歳の女性。下肢機能障害のために血管造影検査を行った。図の矢印の部位(第8胸髄レベル)の閉塞が認められた。機能が維持されると考えられるのはどれか。
1: 位置覚
2: 痛 覚
3: 触 覚
4: 筋 力
5: 排尿機能