第52回午後第29問の類似問題

第46回午後:第41問

FIMの得点で5点以下となるのはどれか。  

1: 食事:配膳、下膳は手伝ってもらうが、あとは一人で食事できる。

2: 清拭:首から下のみすべて一人で洗える。

3: 下半身更衣:装具の着脱は介助が必要だが、ズボン、パンツ、靴下は一人でできる。

4: トイレ移乗:ベッドサイドのポータブルトイレで自立している。

5: 歩行:50 mまでは、杖がなくても一人で歩ける。

第44回午前:第38問

機能的自立度評価法(FIM)の得点で正しいのはどれか。  

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第57回午前:第29問

FIMの評定で修正自立となるのはどれか。2つ選べ。  

1: 入れ歯の着脱が自立している。

2: 浴槽の縁に腰掛けて浴槽をまたぐ。

3: スプーンを用いての食事が自立している。

4: 服の上げ下ろしをする際に手すりを使用する。

5: 装具を装着して300 m程度の歩行が自立している。

第55回午後:第27問

評価の説明で正しいのはどれか。  

1: FIMでは全介助の場合は0点である。

2: WeeFIMの対象年齢は5か月未満である。

3: Barthel Indexでは100点の場合は独居可能である。

4: 障害高齢者の日常生活自立度判定基準では全介助の場合はランクCである。

5: 老研式活動能力指標では日常生活動作に関する13項目を他者が観察して評価する。

第37回午前:第47問

FIMで正しいのはどれか。  

1: 「できるADL」を評価する。

2: 6段階評価尺度を用いる。

3: コミュニケーション項目は失語を評価する。

4: 社会的認知項目には記憶を含まない。

5: 移動の項目には歩行、車椅子および階段を含む。

第41回午前:第46問

右片麻痺患者のFIMで誤っているのはどれか。 ア.ベッド移乗6点-手すりを用いて自立している。イ.整容5点-くしや歯ブラシを持ってきてもらえば自立している。ウ.清拭4点-左上肢、背中および殿部以外は自立している。エ.歩行4点-介助者に支えられて20 mを4点杖で歩く。オ.トイレ動作3点-ズボンの上げ下げは全介助だが拭くことはできる。  

1: ア、イ

2: ア、オ

3: イ、ウ

4: ウ、エ

5: エ、オ

第53回午後:第83問

FIMで4点(最小介助)となるのはどれか。  

1: アームスリングをつけてもらっている。

2: 食器に残った食べ物をかき集めてもらう。

3: 移乗時に介助者から軽く引き上げてもらう。

4: トイレットペーパーをあらかじめ折ってもらう。

5: シャワーを浴びる前にお湯の温度を調節してもらう。

  • 答え:2
  • 解説:FIM(機能的独立度尺度)は、身体機能の障害や介助の必要性を評価するための指標で、1点から7点までの7段階で評価される。4点(最小介助)は、介助が必要だが、75%以上の動作が自己で行える状態を指す。
  • 「アームスリングをつけてもらっている」は5点(監視・準備)であり、装具類の着脱は主な動作ではないため、介助が必要でも準備として考えられる。
  • 「食器に残った食べ物をかき集めてもらう」は4点(最小介助)で正しい。この状態では、食事の大部分は自分で行えるが、一部の動作に介助が必要である。
  • 「移乗時に介助者から軽く引き上げてもらう」は3点(中等度介助)であり、移乗の4点は、万が一の際のために触れる程度の介助を行う状態である。
  • 「トイレットペーパーをあらかじめ折ってもらう」は5点(監視・準備)であり、トイレ動作の4点は、下位の引き下げ、引き上げ、殿部の拭き取りのうち75%以上が自己にて行える状態である。
  • 「シャワーを浴びる前にお湯の温度を調節してもらう」は5点(監視・準備)であり、清拭の4点は、10か所に分けた身体部位のうち8か所以上を自己にて洗体できる状態である。
  • 科目:リハビリテーション医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第41回午前:第51問

FIMの評価項目で誤っているのはどれか。  

1: 社会的交流

2: 整容

3: 排尿管理

4: トイレ動作

5: 見当識

第36回午前:第88問

FIMついて誤っているのはどれか。2つ選べ。 ア.評価尺度は7段階である。イ.評価尺度は介助量によって分類される。ウ.コミュニケーションの項目がある。エ.買い物の項目がある。オ.総得点は100点である。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第48回午後:第25問

FIMの移動(歩行)項目の評定で6はどれか。  

1: 時間は健常の3倍かかるが装具、杖なしで50 m歩ける。

2: 軽度の介助があれば装具、杖なしで50 m歩ける。

3: そばで見ていれば装具、杖なしで50 m歩ける。

4: 装具を装着すれば30 mは歩ける。

5: 声かけすれば30 mは歩ける。

第57回午後:第29問

WeeFIMについて正しいのはどれか。  

1: 5段階で評価される。

2: 総得点は100点である。

3: 対象年齢は0~18歳である。

4: 移動の「階段」を「伝い歩き」で評価する。

5: 評価は生活場面の直接観察や聴取で行う。

  • 答え:5
  • 解説:WeeFIMは、成人用のFIMをもとに作られた、6か月~7歳程度までの児の能力低下を評価する尺度です。18項目(運動項目13、認知項目5)で構成され、介護度に応じて7段階で評価され、総得点は18点から126点の間にあります。
  • 選択肢1は間違いです。WeeFIMは介護度に応じて7段階で評価されます。
  • 選択肢2は間違いです。WeeFIMの総得点は18点から126点の間にあります。
  • 選択肢3は間違いです。WeeFIMの対象年齢は6か月~7歳程度までです。
  • 選択肢4は間違いです。WeeFIMでは、移動の「階段」は「四つ這い(ハイハイ)」で評価されます。
  • 選択肢5は正しいです。WeeFIMの評価は、生活場面の直接観察や養育者からの聴取により行われます。
  • 科目:発達・小児疾患
  • 重要度:プレミアム特典
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第47回午後:第26問

ADL評価の説明として正しいのはどれか。  

1: FIMの項目で3点は中等度介助である。

2: Wee FIMの項目で10点は完全自立である。

3: Barthel Indexで合計50点はセルフケア要監視水準である。

4: 障害老人の日常生活自立度判定基準で、ランクAは自立である。

5: 認知症老人の日常生活自立度判定基準で、ランクⅠは全介助である。

第37回午前:第53問

FIMについて誤っているのはどれか。  

1: 能力低下の評価法である。

2: 間隔尺度である。

3: コミュニケーションも評価の対象となる。

4: 7段階で評価を行う。

5: 介助者なしで自立している場合はレベル6以上である。

第41回午前:第50問

ADL評価で正しいのはどれか。  

1: Barthel indexで自立の得点は7点である。

2: Barthel indexは食事の支度の項目を含む。

3: FIMはできるADLを評価する。

4: FIMでは時間をかけても一人でできれば完全自立である。

5: Wee-FIMは小児のADLを評価する。

第56回午前:第31問

GMFMで正しいのはどれか。  

1: 4領域88項目で構成される。

2: 各項目の判定は0~4の5段階評価である。

3: 脳性麻痺のため標準化された発達評価である。

4: 健常3歳児であれば達成可能な項目で構成される。

5: 次に獲得すべき能力をItem Mapにより予測・検討できる。

第44回午前:第43問

ADL評価について正しいのはどれか。  

1: Barthel indexで50点ならセルフケアは要監視水準である。

2: FIMの項目で3点なら部分介助である。

3: Wee FIMの項目で10点なら完全自立である。

4: 痴呆性老人の日常生活自立度判定基準ではランクIは全介助である。

5: 障害老人の日常生活自立度判定基準ではランクAが自立である。

第54回午後:第27問

移動評価において「歩行は困難であるが、介護者の見守りの下、車椅子で50 mの移動が可能である」場合のFIMとBarthel Indexの評価点との組合せで正しいのはどれか。  

1: FIM 6点―Barthel Index 10点

2: FIM 5点―Barthel Index 10点

3: FIM 5点―Barthel Index 5点

4: FIM 4点―Barthel Index 5点

5: FIM 4点―Barthel Index 0点

第39回午前:第47問

FIMの評価項目に含まれないのはどれか。  

1: 食 事

2: 整 容

3: 掃 除

4: 階段昇降

5: 社会的交流

第54回午前:第36問

GMFMで正しいのはどれか。  

1: GMFM-88は間隔尺度として使用される。

2: 各項目は0~4の5段階評価で判定する。

3: 脳性麻痺のための標準化された発達評価である。

4: 健常5歳児であれば達成可能な項目で構成される。

5: Item Mapの使用により認知機能の判定が可能である。

第56回午後:第13問

70歳の女性。両側変形性膝関節症。外来通院中である。自宅におけるADLは、FIMによる評価で、2項目(歩行・車椅子および階段)はT字杖を使用しての自立であったが、それ以外は補助具を使用せずに自立していた。コミュニケーション(理解、表出)や社会的認知(社会的交流、問題解決、記憶)は問題ない。FIMの点数はどれか。  

1: 100

2: 112

3: 120

4: 124

5: 126