第48回午後第55問の類似問題

第35回午後:第27問

誤っているのはどれか。  

1: 大脳基底核は神経線維の密集した白質からなる。

2: 尾状核と被殻を合わせて線条体という。

3: 被殻と淡蒼球をレンズ核と呼ぶ。

4: 視床下核、黒質および赤核は錐体外路系である。

5: 大脳基底核は姿勢保持の調節機構に関与する。

第44回午後:第10問

延髄にない神経核はどれか。  

1: 舌下神経核

2: 動眼神経核

3: 前庭神経核

4: 蝸牛神経核

5: 迷走神経背側核

第48回午前:第55問

下行性の神経線維が通るのはどれか。  

1: 薄束

2: 錐体

3: 楔状束

4: 内側毛帯

5: 外側毛帯

第51回午前:第55問

痛覚の脊髄神経路で正しいのはどれか。  

1: 薄束

2: 楔状束

3: 赤核脊髄路

4: 外側脊髄視床路

5: 外側皮質脊髄路

第53回午後:第62問

視覚について正しいのはどれか。  

1: 一次視覚野は側頭葉にある。

2: 視細胞の杆体は色覚を司る。

3: 空間分解能は全視野で均一である。

4: 暗順応は明順応より速やかに行われる。

5: 毛様体筋は近くを見るときに収縮する。

  • 答え:5
  • 解説:この問題では視覚に関する知識を問うています。正しい選択肢は5で、毛様体筋が近くを見るときに収縮することが正しいです。
  • 一次視覚野は側頭葉ではなく、後頭葉の17野にあります。これは選択肢1が間違いである理由です。
  • 視細胞の杆体は色覚を司るのではなく、薄暗いときの視覚に関与します。色覚に関与するのは錐体であるため、選択肢2は間違いです。
  • 空間分解能は全視野で均一ではなく、視野の中心と周辺で大きく異なります。中心視野ほど空間分解能が高いため、選択肢3は間違いです。
  • 暗順応は明順応より速やかに行われるのではなく、むしろ明順応の方が速やかに行われます。このため、選択肢4は間違いです。
  • 毛様体筋は近くを見るときに収縮し、対象物が近づくと毛様体筋が収縮して毛様体小帯を弛緩させます。これにより前面の曲率が大きくなり、屈折力を増すことで遠近順応を行います。選択肢5は正しいです。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第55回午前:第52問

錐体路を含むのはどれか。  

1: 脳梁

2: 大脳脚

3: 上小脳脚

4: 中小脳脚

5: 下小脳脚

  • 答え:2
  • 解説:錐体路は、皮質脊髄路と皮質核路に大別され、主に運動情報を伝達する神経路である。大脳脚に含まれる。
  • 脳梁は、左右の大脳皮質の相対する領野を連絡する線維群であり、錐体路とは関係がない。
  • 大脳脚は、皮質核路の一部であり、錐体路を含む。運動情報を伝達する神経路である。
  • 上小脳脚は、小脳から出て中脳に向かって上行する線維であり、錐体路とは関係がない。
  • 中小脳脚は、対側の橋核から起始し、小脳に至る線維群であるが、錐体路とは関係がない。
  • 下小脳脚は、脊髄や延髄から起始して小脳に至る線維であり、錐体路とは関係がない。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する