第46回午後第70問の類似問題
随意運動の制御に関与する部位はどれか。
1: 海馬
2: 歯状核
3: 松果体
4: 青斑核
5: 扁桃体
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答え:2
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解説:随意運動の制御には、皮質-橋-小脳-歯状核-赤核-視床-皮質回路が重要であり、その中で歯状核が関与している。
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海馬は随意運動の制御には関与しておらず、記憶や学習、空間の方向指示に関与している。
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歯状核は正解で、新小脳を経由して大脳皮質運動野に連なり、同側肢の随意運動の発現や調整を行っている。
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松果体は随意運動の制御には関与しておらず、メラトニン(睡眠を誘発)を産生する役割がある。
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青斑核は随意運動の制御には関与しておらず、覚醒レベルの制御やストレス、痛みの中枢性抑制に関与している。
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扁桃体は随意運動の制御には関与しておらず、本能や自律神経、記憶に関与している。
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科目:運動学
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重要度:プレミアム特典
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視覚伝導路に含まれるのはどれか。
1: 下垂体
2: 松果体
3: 乳頭体
4: 扁桃体
5: 外側膝状体
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答え:5
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解説:視覚伝導路は、網膜から視神経を通って視交叉、視索、外側膝状体、視放線を経由し、最終的に後頭葉の一次視覚野に到達する。この中で外側膝状体が視覚伝導路に含まれる。
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下垂体は視床下部に位置し、ホルモンの分泌を調節する役割があるが、視覚伝導路には含まれない。
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松果体は視床上部に位置し、メラトニンを産生することで睡眠リズムを調節する役割があるが、視覚伝導路には含まれない。
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乳頭体は視床下部に位置し、記憶に関与する乳頭体核を含むが、視覚伝導路には含まれない。
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扁桃体は側脳室側頭部に位置し、生物学的価値の判断や情動を引き起こす役割があるが、視覚伝導路には含まれない。
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外側膝状体は視覚伝導路に含まれ、網膜からの視覚情報を後頭葉の一次視覚野に伝達する役割がある。
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科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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重要度:プレミアム特典
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