第44回午後第26問の類似問題

第56回午後:第52問

脳構造について正しいのはどれか。  

1: 小脳テントは脳底槽にある。

2: 脳静脈洞は硬膜下腔の中を通る。

3: 大脳鎌はSylvius裂内に位置する。

4: くも膜と軟膜の間がくも膜下腔である。

5: 透明中隔は第三脳室と第四脳室の間にある。

  • 答え:4
  • 解説:この問題では、脳構造に関する正しい選択肢を選ぶ必要があります。正しい選択肢は4で、くも膜と軟膜の間がくも膜下腔であることが正しいです。
  • 小脳テントは脳底槽にあるというのは間違いで、小脳テントは大脳と小脳の間にある硬膜です。脳底槽はくも膜下腔であり、ウィリス動脈輪がある場所です。
  • 脳静脈洞は硬膜下腔の中を通るというのは間違いで、脳静脈洞は硬膜とくも膜との間にあります。硬膜下水腫などの病変時に存在が明らかになることがあります。
  • 大脳鎌はSylvius裂内に位置するというのは間違いで、大脳鎌は大脳縦裂の間溝にあります。Sylvius裂は外側溝とも呼ばれ、側頭葉と前頭葉の内に位置します。
  • くも膜と軟膜の間がくも膜下腔であるというのは正しいです。くも膜下腔には脳脊髄液が存在し、脳の保護や栄養供給に関与しています。
  • 透明中隔は第三脳室と第四脳室の間にあるというのは間違いで、透明中隔は左右の側脳室前角に位置します。第三脳室と第四脳室の間には中脳水道があります。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第39回午後:第12問

誤っている組合せはどれか。  

1: 動眼神経-眼瞼の挙上

2: 顔面神経-顔面の感覚

3: 三叉神経-咀嚼

4: 舌下神経-舌の運動

5: 迷走神経-内臓の感覚

第55回午前:第59問

左顔面を図に示す。網かけ部分を支配している感覚神経はどれか。 

55_0_59

1: 眼神経

2: 顔面神経

3: 鼓室神経

4: 耳介側頭神経

5: 上顎神経

第38回午後:第13問

正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.耳管は咽頭に開口している。イ.内耳は側頭骨の錐体部内にある。ウ.鼓膜はキヌタ骨に接している。エ.前庭は蝸牛と三半規管からなる。オ.中耳には聴覚と平衡覚をつかさどる感覚器がある。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第45回午前:第64問

副交感神経が優位に働いたときの反応はどれか。  

1: 散 瞳

2: 心拍数増加

3: 気管支収縮

4: 皮膚血管収縮

5: 膀胱括約筋収縮

第35回午後:第2問

誤っている組合せはどれか。  

1: 嗅 覚-内側膝状体

2: 視 覚-外側膝状体

3: 平衡覚-前庭神経核

4: 聴 覚-蝸牛神経核

5: 味 覚-孤束核

第51回午前:第59問

平衡聴覚器について正しいのはどれか。  

1: 半規管は頭部の回転運動を感知する。

2: 半規管は蝸牛神経の支配を受ける。

3: 半規管にはコルチ器が存在する。

4: 蝸牛管は内リンパの流れが受容器の刺激となる。

5: 蝸牛管には耳石が存在する。

第46回午前:第62問

正しいのはどれか。  

1: 腓腹筋の神経支配比は外眼筋よりも小さい。

2: 1つの運動単位に属する筋線維は同期して興奮する。

3: γ運動ニューロンは運動単位の構成要素の1つである。

4: 遅筋の支配神経線維の径は速筋の支配神経線維よりも太い。

5: 大径の脊髄前角細胞は小径の細胞よりも弱い筋収縮力で興奮する。

第41回午後:第9問

脳神経の中で副交感神経線維を含まないのはどれか。  

1: 動眼神経

2: 三叉神経

3: 顔面神経

4: 舌咽神経

5: 迷走神経

第38回午後:第24問

副交感神経が優位に働いたときの反応で正しいのはどれか。  

1: 皮膚血管収縮

2: 心拍数増加

3: 収縮期血圧上昇

4: 消化管運動亢進

5: 瞳孔散大