血管病学の過去問


国試第26回午後:第12問

胸部大動脈瘤の周囲臓器への圧排症状でないのはどれか。

1: 喘 鳴

2: 嚥下困難

3: 嗄 声

4: 横隔膜挙上

5: 下肢浮腫

国試第26回午前:第13問

二次性低血圧症の原因となるのはどれか。

a: 脱 水

b: 心不全

c: 甲状腺機能亢進症

d: 褐色細胞腫

e: アジソン病

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午後:第12問

手術適応となる腹部大動脈瘤の最大直径[cm]はいくら以上か。(臨床医学総論)

1: 3

2: 5

3: 7

4: 9

5: 10

国試第23回午前:第13問

深部静脈血栓症で誤っているのはどれか。

1: 患部の皮膚は潰瘍を呈する。

2: 静脈内血液停滞が原因である。

3: 長期臥床患者に多い。

4: 肺塞栓症は重篤な合併症である。

5: 妊婦に多い。

国試第23回午前:第12問

誤っている組合せはどれか。

a: 閉塞性動脈硬化症 -------- 間欠性跛行

b: 腎動脈狭窄 -------------- 高血圧症

c: 上大静脈症候群 ---------- 肺 癌

d: 腹部大動脈瘤 ------------ 脈なし病

e: 頸動脈狭窄症 ------------ レイノー病

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午後:第12問

深部静脈血栓症で正しいのはどれか。

a: 肥満女性に多い。

b: 長期臥床時に多い。

c: 脱水は誘因である。

d: 下肢に輸液すると防止できる。

e: 間欠的空気圧迫装置では防止できない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午後:第11問

肺血栓塞栓症について誤っているのはどれか。

1: 深部静脈血栓に続発する。

2: 小児に多発する。

3: 低酸素血症を呈する。

4: 右心不全を呈する。

5: ヘパリンは有効である。

国試第21回午前:第24問

脈管病変について正しい組み合わせはどれか。

a: 大動脈瘤 ― マルファン(Marfan)症候群

b: 下肢血栓性静脈炎 ― 肺血栓塞栓症

c: リンパ浮腫 ― 放射線治療後

d: 静脈瘤 ― 人工血管置換術

e: 閉塞性動脈硬化症 ― ストリッピング術

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午前:第24問

術後肺動脈血栓塞栓症の予防として適切でないのはどれか。(循環器学)

1: 早期離床

2: 弾性ストッキングの着用

3: 両下肢の間欠的圧迫装置の着用

4: 両下肢の挙上

5: 下肢静脈からの輸液

国試第20回午前:第23問

大動脈瘤について正しいのはどれか。(循環器学)

1: 手術は人工血管を用いたバイパス術が基本である。

2: 胸腹部大動脈瘤手術合併症の対麻痺は脳梗塞が原因である。

3: 解離性大動脈瘤は血管外膜の亀裂によって生じる。

4: 急性大動脈解離ではIABPが禁忌である。

5: 腎動脈下腹部大動脈瘤の手術には人工心肺装置が必要である。

国試第18回午前:第25問

本態性高血圧症患者への生活指導で正しいのはどれか。(循環器学)

a: 1日30分以上歩行する。

b: 標準体重を維持する。

c: 蛋白質を多めに摂取する。

d: 入浴を頻繁に行なう。

e: 塩分摂取を少なくする。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第16回午前:第22問

肺塞栓の原因となる血栓を最も多く生じる部位はどれか。

1: 右心房

2: 肝静脈

3: 下肢深部静脈

4: 下大静脈

5: 上肢の静脈