材料力学の過去問


国試第12回午後:第69問

応力について正しいのはどれか。

a: 作用する力と断面積の積が応力である。

b: 応力と圧力は同じ単位で表せる。

c: 面に平行な方向の応力をせん断応力という。

d: 弾性係数はひずみと応力との関係を表す。

e: 穴のあいた板を引っ張ったときに生じる応力はどこでも同じ値である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午後:第73問

歯車に関する用語はどれか。

a: インボリュート曲線

b: 圧力角

c: ポアソン比

d: リード角

e: モジュール

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午後:第70問

長さL、断面積Aが一様な丸棒の両端を力Pで圧縮したとき、長さがΔL短くなった。正しいのはどれか。

a: Pを圧縮荷重という。

b: P/Aを圧縮応力という。

c: 圧縮を中止しても、棒が元の長さに戻らない性質を塑性という。

d: 丸棒の中で一様に働く圧縮力は2Pになる。

e: ΔL/Lをボァソン比という。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午後:第78問

ねじについて正しいのはどれか。

a: メートルねじは直径とピッチをミリメートルで表示している。

b: 細目ねじを用いるとゆるみにくい。

c: 管用ねじは気密性が要求される所に使われる。

d: 円筒の外面にねじ山のあるものをめねじという。

e: 右へ回すと後退するねじを右ねじという。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午後:第70問

長さ60cm、直径15mmの円柱に1000Nの圧縮力を加えたとき、長さが1mm短縮した。同じ材料の長さ40cm、直径10mmの円柱に1000Nの圧力を加えたとき、長さはおおよそ何mm短縮するか。

1: 1.5

2: 1

3: 0.75

4: 0.5

5: 0.25

国試第9回午後:第78問

機械要素について正しいのはどれか。

a: ボルトとナットとの間の摩擦角がリード角より小さいとき、ネジは自然には緩まない。

b: スラスト軸受は荷重を半径方向に受ける軸受である。

c: ころがり軸受は潤滑剤を必要としない。

d: ウォームギアは回転を直角方向に伝達できる。

e: .モジュールとは歯車の歯の大きさを表す量である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午後:第72問

一定の応力を受けた状態で材料が時間の経過とともにゆっくりとひずみを増す現象はどれか。

1: 弾性変形

2: 塑性変形

3: 延性変形

4: 粘性変形

5: クリープ

国試第9回午後:第71問

正しいのはどれか。

a: 外力により物体内部に生じる単位面積当たりの力を応力という。

b: 外力により生じた長さの変化量を変形前の長さで割った値をひずみという。

c: 太さが一様な丸棒にかかる応力をその結果生じるひずみで割った値をポアソン比という。

d: 弾性係数は単位の応力を与えるひずみである。

e: 切り欠けのある材料が外力に対して破壊しやすいのは応力集中を生じるためである。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午後:第78問

機械要素について誤っているのはどれか。

1: 外部からの衝撃や機械的振動はねじのゆるみの原因となる。

2: ボルトの引っ張り強さは同じ材質の同じ外径を持つ丸棒と同じである。

3: ラジアル軸受とは軸半径方向の荷重を受ける転がり軸受である。

4: 歯車にはねじれの位置にある2軸間でも回転運動を伝えるものがある。

5: モジュールが等しい歯車は必ず組み合わせることができる。

国試第8回午後:第72問

図に示す切欠きのある材料の引っ張りにおいて正しいのはどれか。P:引っ張り力d:溝の深さθ:溝の開き角r:溝底部の丸み半径

8PM72-0

a: 最大応力は切欠きの溝の底部分に生じる。

b: 切欠きの溝部分以外の応力分布は切欠きのないときと同じである。

c: 応力集中は切欠きの活の開き角θが大きいほど大きい。

d: 応カ集中は切欠きの活の深さdが深いほど大きい。

e: 応力集中は切欠きの溝の底の丸み半径rが小さいほど大きい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第60問

誤っているのはどれか。

1: ねじの自立条件を満たすボルトとナットとの組合せは、自然には緩まない締結要素である。

2: ころがり軸受けで摩擦低下の主役をなすのは、軸と軸受けとの間の薄い油膜である。

3: インボリュート曲線は、2軸間の回転速度比を一定に保つための歯車の歯形曲線の一つである。

4: 回転・直線運動変換を行うピニオン・ラックにおいて、ラックのインボリュート曲線は直線となる。

5: 歯車を組み合せるとき、歯車のモジュールは同じでなければならない。

国試第7回午前:第52問

ポアソン比とは何か。

1: 応力とひずみとの比

2: せん断弾性係数と縦弾性係数との比

3: 丸棒を引っ張ったときに生じる直径方向のひずみと軸方向のひずみとの比

4: 単振動における振幅と振動数との比

5: ずり応力とずり速度との比

国試第7回午前:第51問

正しいのはどれか。

a: 変形した物体の長さを変形前の長さで割った値をひずみという。

b: 弾性限度を超えてもひずみは応力に正比例する。

c: せん断応力を加えるとせん断ひずみが生じる。

d: せん断弾性係数はヤング率に比例する。

e: 荷重を取り除いたあとにも変形が残る性質を粘性という。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第50問

応力について正しいのはどれか。

a: 作用する力と断面積の積が応力である。

b: 応力と圧力は同じ単位で表せる。

c: 面の接線方向の応力成分をせん断応力という。

d: 弾性係数は単位当りのひずみを与える応力である。

e: 穴のあいた板を引っ張ったときに生じる応力はどこでも同じ値である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午前:第60問

正しいのはどれか。

a: ころがり軸受は一般にベアリングといわれる。

b: 軸受の半径方向の荷重をラジアル荷重という。

c: すべり軸受では軸と軸受とが薄い油膜を介して相対的な滑りをする。

d: すべり軸受では軸方向のスラスト荷重を受けることはできない。

e: すべり軸受は低速回転に限られる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午前:第49問

正しいのはどれか。

a: 振動源近くのねじにはゆるみ止めの処置をしない方がよい。

b: 血液ポンプの回転軸には強いトルクがかかる。

c: モータやギヤボックスは常に機器の振動源となる。

d: 穴のあいた部品はその材料のもつ機械的強度より低い外力で破壊される。

e: 切欠きは機器の振動源となる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第5回午前:第60問

機械要素について正しいのはどれか。

a: ねじは機械部品どうしを固定する締結要素である。

b: ころがり軸受はベアリングの一種である。

c: ころがり軸受には軸の半径方向の荷重を受けるラジアル軸受と軸方向の荷重を受けるスラスト軸受とがある。

d: すべり軸受には軸方向のスラスト荷重を受けるものはない。

e: すべり軸受では一般に潤滑剤は使用されない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第5回午前:第51問

物体の変形について誤っているのはどれか。

a: 荷重を除いたときに完全に元の形に戻る性質を弾性と呼ぶ。

b: 弾性限度内では荷重は変形量に比例する。

c: 弾性限度内の応力のひずみに対する比をフック率と呼ぶ。

d: 縦弾性係数が大きいほど体積弾性係数は小さい。

e: 弾性限度を超える荷重を加えると塑性変形を生じる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午前:第60問

正しいのはどれか。

a: ころがり軸受は一般にベアリングという。

b: 軸受の半径方向の荷重をラジアル荷重という。

c: すべり軸受では軸と軸受けとが薄い油膜を介して相対的な滑りをする。

d: すべり軸受では軸方向のスラスト荷重を受けることはできない。

e: すべり軸受は低速回転に限られる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第4回午前:第59問

誤っているのはどれか。

a: ねじは器械部品どうしを固定する締結要素の一つである。

b: ねじには弦巻状の溝を2本以上切ったものもある。

c: ねじの自立条件とはボルトとナットが組み合わされるための条件である。

d: ねじの強さはボルトの太さのみに依存する。

e: 外部からの衝撃や機械的振動はねじの緩みの原因となる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e