電子回路の過去問


ME2第29回午前:第34問

差動増幅器に1mVの心電図信号を入力したとき、1Vの心電図信号が出力された。同相入力電圧が1Vのとき、出力電圧は0.1Vであった。この差動増幅器のCMRRは何dBか。

1: 40

2: 60

3: 80

4: 100

5: 120

ME2第28回午前:第42問

微小生体電気現象計測用増幅器は入力インピーダンスが高い。その主な理由はどれか。

1: 増幅器雑音を少なくするため

2: 外乱雑音を軽減するため

3: 信号源インピーダンスが大きいため

4: ドリフトの影響をなくすため

5: 増幅器のオフセット電圧を小さくするため

ME2第28回午前:第35問

電圧増幅度が60dBの差動増幅器がある。2つの入力端子を結合して、実効値1Vの50Hzの正弦波信号を同相信号として入力したところ、実効値0.1Vの出力が得られた。この差動増幅器の同相弁別比は何dBか。

1: 0.1

2: 10

3: 40

4: 60

5: 80

国試第15回午後:第19問

図の回路に入力EAとEBを加えた場合、出力波形E0で正しいのはどれか。ただし、ダイオードは理想的とする。

15PM19-0

国試第15回午後:第18問

図の回路に対応する論理はどれか。ただし、スイッチオンを1、オフを0、出力E0は1Vを1、0Vを0とする。

15PM18-0

1: AND

2: NAND

3: OR

4: NOR

5: Exclusive OR

国試第15回午後:第17問

演算増幅器について正しいのはどれか。

a: 正帰還をかけることによって安定度を改善できる。

b: 負帰還をかけることによって周波数特性を改善できる。

c: コンデンサと抵抗とを組み合わせてフィルタを構成できる。

d: 直流信号は増幅できない。

e: 信号の電力増幅はできない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第15回午後:第16問

差動増幅率20dB、CMRR(同相除去比)80dBの増幅器に1Vの同相入力を加えたときの出力電圧はどれか。

1: $1×10^{-5}V$

2: $1×10^{-4}V$

3: $1×10^{-3}V$

4: $5×10^{-3}V$

5: $1×10^{-2}V$

国試第15回午後:第15問

図1の正弦波電圧Eiを図2の回路に入力するとき、出力電圧波形E0はどれか。ただし、演算増幅器およびダイオードの動作は理想的とする。

15PM15-0

国試第15回午後:第13問

正しいのはどれか。

a: 電荷結合素子(CCD)は電子内視鏡に用いられている。

b: 液晶は発光素子である。

c: ツェナーダイオードは可視光センサである。

d: 光電子増倍管はシンチレーションカウンタに用いられている。

e: ホトダイオードは光通信に用いられている。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午後:第12問

バイポーラトランジスタについて正しいのはどれか。

a: n形とp形の半導体によって構成される。

b: 電界効果トランジスタより入力インピーダンスが高い。

c: エミッタ接地電流増幅率は1より小さい。

d: 正負2種類の電荷が動作に寄与している。

e: アナログ増幅にもスイッチングにも用いられる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第19問

正しいのはどれか。

a: 非安定マルチバイブレータはパルス発生回路である。

b: 非安定マルチバイブレータはフリップフロップとも呼ばれる。

c: 単安定マルチバイブレータには2個以上のコンデンサが必要である。

d: 単安定マルチバイブレータがパルスを発生するためにはトリガが必要である。

e: 双安定マルチバイブレータは2進カウンタに用いられる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第18問

発振回路について誤っているのはどれか。

1: 水晶発振回路はLC発振回路より周波数安定度が高い。

2: 水晶振動子の固有振動数と発振周波数とは互いに独立である。

3: 発振にはエネルギーの供給が必要である。

4: LC発振回路ではインダクタンスと静電容量の値で発振周波数が決まる。

5: 正帰還が用いられている。

国試第14回午後:第17問

理想的なオペアンプを用いた図の回路について正しいのはどれか。

14PM17-0

a: 出力と入力の位相は 180度異なる。

b: 出カインピーダンスは入力インピーダンスより大きい。

c: 電圧ホロワと呼ばれる。

d: 負帰還が用いられている。

e: 電圧増幅を行うために用いられる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第16問

理想的なオペアンプを用いた図の回路で電圧利得20dBの増幅器を作るとき、Rの値はどれか。

14PM16-0

1: 9kΩ

2: 10kΩ

3: 19kΩ

4: 20kΩ

5: 21kΩ

国試第14回午後:第15問

理想的なオペアンプを用いた図の回路の出力電圧はどれか。

14PM15-0

1: 0.2V

2: 0.1V

3: 0.0V

4: -0.1V

5: -0.2V

国試第14回午後:第14問

差動増幅器について正しいのはどれか。

a: オフセットを調整する必要がない。

b: 電源電圧の変動の影響を受けにくい。

c: 直流信号を増幅できる。

d: CMRR(同相除去比)を大きくすることができる。

e: 内部雑音を相殺することができる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第13問

図の回路において全波整流回路として動作するのはどれか。

14PM13-0

国試第14回午後:第12問

誤っているのはどれか。

1: 不純物を含まない半導体を真性半導体という。

2: シリコン(Si)にリン(P)を加えるとn形半導体になる。

3: ユニポーラトランジスタにはpチャネルとnチャネルの2種類がある。

4: ユニポーラトランジスタは電圧制御形である。

5: MOSトランジスタはバイポーラトランジスタの一種である。

国試第14回午後:第10問

図の回路について正しいのはどれか。

14PM10-0

a: 低域通過特性を示す。

b: 微分回路に用いられることがある。

c: 時定数は10msである。

d: 出力波形の位相は入力波形より進む。

e: 遮断周波数は約50Hzである。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第9問

図の波形について正しいのはどれか。

14PM9-0

a: 周期は1sである。

b: 実効値は$1/\sqrt2$である。

c: 直流成分を含む。

d: 調波成分を含む。

e: 間tで微分すると三角波が得られる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e