成人の尿について誤っているのはどれか。
a: 尿量が3000ml/日以上なら多尿である。
b: 尿量が400 ml/日以下なら乏尿である。
c: 等張尿では尿比重が1.025である。
d: 血尿とは尿中にヘモグロビンの認められるものをいう。
e: 健常人の尿中蛋白量は150 ml/日以下である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
腎移植について正しいのはどれか。
1: ABO血液型不適合は絶対的禁忌である。
2: 脳腫瘍患者からの提供死体腎は移植の適応とならない。
3: HLAの適合度のうちA抗原適合度が移植成績と最もよく相関する。
4: 超急性拒絶反応には免疫抑制剤の大量投与療法が有効である。
5: 急性拒絶反応の主な病態は細胞性免疫反応である。
急性腎不全の原因について正しいのはどれか。
a: 心筋梗塞
b: 低カルシウム血症
c: 副腎皮質ステロイド薬の投与
d: 敗血症
e: 後腹膜線維症
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
急性腎不全の原因とはどれか。
a: 播種性血管内凝固症候群(DIC)
b: 甲状腺機能亢進症
c: 脳腫瘍
d: カナマイシン
e: 心原性ショック
腎・尿路系について誤っているのはどれか。
a: 尿管膀胱移行部が正常でも膀胱内尿は尿管へ逆流する。
b: 腎細胞癌(Grawitz tumor)は小児に多い。
c: 重複尿管は先天性異常として認められる。
d: 急性腎孟腎炎は上行性感染によることが多い。
e: 膀胱炎は男性より女性に起こりやすい。
腎前性急性腎不全の原因となるのはどれか。
a: 敗血症
b: 心不全
c: 高Ca血症
d: 前立腺肥大
e: 水銀中毒
続発性腎疾患はどれか。
a: IgA腎症
b: 骨髄腫腎
c: 糖尿病性腎症
d: 紫斑病性腎炎
e: 急性進行性糸球体腎炎
急性腎不全に対する透析の適応とされるのはどれか。
a: BUN :80mg/dL以上
b: 血清K+ :7.0mEq/L以上
c: 血清クレアチニン :6.0mg/dL以上
d: 血清HCO3- :20mEq/L以上
e: 血液pH :7.45以上
慢性腎不全にみられるのはどれか。
a: 高クレアチニン血症
b: 代謝性アルカローシス
c: 高浸透圧尿
d: 高窒素血症
e: 貧血
腎病変を続発する疾患として誤っているのはどれか。
a: ヘノッホ・シェーンライン(Henoch-Schoenlein)紫斑病
b: バセドー病
c: 動脈管開存症
d: 骨髄種
e: 膠原病
慢性腎不全の原因として多いのはどれか。
a: 尿道結石
b: 結 核
c: 慢性腎盂腎炎
d: 慢性糸球体腎炎
e: 糖尿病
慢性糸球体腎炎で血圧160/94mmHg、血清クレアチニン値6.0mg/dL、浮腫がない第3期慢性腎不全患者の食事療法として誤っているのはどれか。
1: 蛋白の制限
2: 十分な熱量の投与
3: 食塩の制限
4: 水分の制限
5: カリウム塩の制限
長期透析患者の合併症として正しいのはどれか。
a: 多血症
b: 免疫機能亢進症
c: 末梢神経障害
d: 二次性上皮小体(副甲状腺)機能亢進症
e: 異所性石灰化
腎前性腎不全の原因として正しいのはどれか。
b: 間質性腎炎
c: 多発性骨髄腫
d: 前立腺肥大症
e: 水分欠乏性脱水症
糖尿病の治療として有効なのはどれか。
a: 食事療法
b: 運動療法
c: 水分摂取制限
d: グルカゴン療法
e: 人工膵臓
正しいのはどれか。
1: 正常では糸球体濾液の組成は血漿の組成に等しい。
2: 遠位尿細管の作用は管腔への物質の分泌のみである。
3: 腎動脈狭窄が起きるとレニン・アンギオテンシン系が抑制される。
4: 浮腫のみられる疾病の一つにネフローゼ症候群がある。
5: 血液透析法における外シャントとは表在性静脈間のバイパスのことである。
腎移植の抗免疫療法として用いないのはどれか。
1: シクロスポリン
2: 血漿交換
3: 抗リンパ球抗体
4: アミノグリコシド
5: 脾臓摘除
尿路感染症の原因となりやすい状態はどれか。
a: 急性糸球体腎炎
b: 膀胱尿管逆流現象
c: 尿路結石症
d: 男性不妊症
e: ウイルムス腫瘍
腎前性急性腎不全の原因となり得る状態はどれか。
a: 心不全
b: 脱水
c: 出血
d: 高カルシウム血症
e: 造影剤の使用
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