医学概論の過去問


国試第35回午前:第18問

インフルエンザウイルス感染症で正しいのはどれか。 

a: 飛沫感染する。 

b: ヒトからイヌに感染する。 

c: 有効な抗ウイルス薬はない。 

d: 三類感染症に分類される。 

e: ワクチンによる予防効果が期待できる。 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午前:第9問

体性感覚の中枢はどれか。 

1: 海馬 

2: 中心前回 

3: 中心後回 

4: 視床下部 

5: 大脳基底核 

国試第35回午前:第7問

フィブリンを分解するのはどれか。 

1: ヘパリン 

2: トロンビン 

3: カルシウム 

4: プラスミン 

5: ワルファリン 

国試第35回午前:第5問

循環障害について正しいのはどれか。 

a: 動脈血栓は抗血小板薬で予防する。 

b: 急性心筋梗塞は冠動脈の閉塞で起こる。 

c: 腫瘍や炎症によりリンパ浮腫が起こる。 

d: 血漿膠質浸透圧上昇により浮腫が起こる。 

e: 組織内血流量低下により充血が起こる。 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第35回午前:第4問

降圧薬に含まれないのはどれか。 

1: β受容体作動薬 

2: アンギオテンシン変換酵素阻害薬 

3: カルシウム拮抗薬 

4: サイアザイド系利尿薬 

5: アンギオテンシンII 受容体拮抗薬 

国試第35回午前:第2問

二次予防に含まれるのはどれか。 

1: 減塩指導 

2: リハビリテーション 

3: デイサービス 

4: 胃がん検診 

5: 予防接種 

国試第35回午前:第1問

医療行為を行う上で、患者の権利として法制化されていないのはどれか。 

1: 安楽死希望の尊重 

2: プライバシーの遵守 

3: 情報開示の要求 

4: 医療行為の拒絶 

5: セカンドオピニオンの取得 

国試第34回午後:第85問

神経細胞の興奮について誤っている組合せはどれか。

1: 跳躍伝導        有髄神経の興奮伝搬

2: 静止電位        細胞内外のイオン濃度差

3: 脱分極         Na イオンの細胞内流入

4: 再分極         静止膜電位への復帰

5: 興奮持続時間      1 秒程度

国試第34回午後:第8問

ホルモンと主な産生部位の組合せで適切でないのはどれか。

1: プロラクチン        副甲状腺

2: グルカゴン         膵 臓

3: 成長ホルモン        下垂体

4: エリスロポエチン      腎 臓

5: サイロキシン        甲状腺

国試第34回午後:第7問

心臓の刺激伝導系と心電図について正しいのはどれか。

a: 洞房結節と房室結節の間にヒス束がある。

b: プルキンエ線維は主に心室筋の収縮を担う。

c: P 波は心房筋の興奮を表す。

d: 心房細動では P 波を認めない。

e: QRS 波とともに拡張期が始まる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第34回午後:第6問

誤っているのはどれか。

1: 右主気管支は左主気管支よりも短い。

2: 中葉は右肺に存在する。

3: 肺胞でガス交換が行われる。

4: 気管は食道の背側を走行する。

5: 胸膜腔は壁側胸膜と臓側胸膜に囲まれている。

国試第34回午後:第5問

細胞について正しいのはどれか。

a: 細胞膜は主にフィブリンで構成される。

b: ゴルジ装置は ATP 産生を担う。

c: リボゾームはタンパク合成を担う。

d: リソソームは物質を分解処理する。

e: 核は DNA を含む。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第34回午後:第4問

炎症の 5 徴に含まれないのはどれか。

1: 発 赤

2: 発 熱

3: 掻痒感

4: 疼痛

5: 機能障害

国試第34回午後:第3問

酵素について誤っているのはどれか。

1: 触媒の一種である。

2: 基質は酵素が作用する物質を示す。

3: 体内での至適温度は 25℃付近である。

4: 酵素ごとの至適 pH が存在する。

5: タンパク質で構成される。

国試第34回午前:第77問

腎性貧血の治療薬として用いられるのはどれか。

1: 活性型ビタミン D

2: カルシウム拮抗薬

3: カルシウム受容体作動薬

4: 遺伝子組換えヒトエリスロポエチン

5: アンジオテンシン変換酵素阻害薬

国試第34回午前:第39問

臨床工学技士の業務に含まれないのはどれか。

1: 動脈留置カテーテルからの採血

2: 人工呼吸器の運転条件の設定

3: 人工呼吸中の気管吸引による喀痰除去

4: 血液浄化装置の先端部の内シャントへの(cid:7973)刺

5: ペースメーカ植込み時のジェネレータと電極リードの接続

国試第34回午前:第20問

血液凝固に関与するのはどれか。

1: ビタミン A

2: ビタミン B1

3: ビタミン B12

4: ビタミン D

5: ビタミン K

国試第34回午前:第18問

前立腺癌について誤っているのはどれか。

1: 高齢者に多い。

2: 検診で発見されることが多い。

3: 前立腺生検で確定診断する。

4: 腫瘍マーカでは CEA が上昇する。

5: ロボット支援手術が可能である。

国試第34回午前:第10問

アナフィラキシーショックの患者の血圧を上昇させるために用いる薬剤として最も適切なのはどれか。

1: アトロピン

2: アドレナリン

3: リドカイン

4: グルココルチコイド

5: 抗ヒスタミン薬

国試第34回午前:第9問

伸張反射((cid:20275)反射)の中枢はどこか。

1: 脊 髄

2: 橋

3: 視 床

4: 大脳基底核

5: 小 脳