第53回午前第53問の類似問題

第47回午後:第61問

運動単位当たりの筋線維数が最も少ないのはどれか。  

1: 側頭筋

2: 上腕二頭筋

3: 虫様筋

4: 前脛骨筋

5: 腓腹筋

第52回午後:第53問

腕神経叢の後神経束から分岐する神経はどれか。  

1: 腋窩神経

2: 筋皮神経

3: 尺骨神経

4: 正中神経

5: 長胸神経

第48回午前:第55問

下行性の神経線維が通るのはどれか。  

1: 薄束

2: 錐体

3: 楔状束

4: 内側毛帯

5: 外側毛帯

第57回午前:第55問

反回神経支配でないのはどれか。  

1: 横披裂筋

2: 甲状披裂筋

3: 輪状甲状筋

4: 後輪状披裂筋

5: 披裂喉頭蓋筋

  • 答え:3
  • 解説:反回神経は咽頭筋を支配し、嚥下時の声門の閉鎖が基本的な機能である。選択肢の筋肉のうち、輪状甲状筋だけが反回神経支配ではなく、迷走神経支配である。
  • 横披裂筋は声門を閉鎖する作用を持ち、反回神経支配であるため、この選択肢は正しくない。
  • 甲状披裂筋は声帯の開閉する作用を持ち、反回神経支配であるため、この選択肢は正しくない。
  • 輪状甲状筋は声帯を引き伸ばす作用を持ち、迷走神経支配であるため、この選択肢が正解である。
  • 後輪状披裂筋は声門を開大する作用を持ち、反回神経支配であるため、この選択肢は正しくない。
  • 披裂喉頭蓋筋は喉頭口を閉じる作用を持ち、反回神経支配であるため、この選択肢は正しくない。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第57回午後:第52問

筋滑車がみられる筋はどれか。2つ選べ。  

1: 烏口腕筋

2: 顎二腹筋

3: 示指伸筋

4: 小胸筋

5: 上斜筋

  • 答え:2 ・5
  • 解説:筋滑車は筋肉の走行を変えるために存在し、筋肉が骨や腱を滑らせる構造を持っています。この問題では、筋滑車が見られる筋を2つ選ぶ必要があります。
  • 烏口腕筋は、前腕の筋肉であり、筋滑車が存在しないため誤りです。
  • 顎二腹筋は、前腹と後腹の中間腱が線維性滑車で舌骨に固定されており、筋滑車が見られるため正解です。
  • 示指伸筋は、指の伸筋であり、筋滑車が存在しないため誤りです。
  • 小胸筋は、胸部の筋肉であり、筋滑車が存在しないため誤りです。
  • 上斜筋は、目の筋肉であり、目頭上部の骨である滑車を通り、筋走行を変えて眼球に付着しており、筋滑車が見られるため正解です。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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