第41回午後第16問の類似問題

第38回午後:第6問

正しいのはどれか。  

1: 動脈の血管壁は外膜と内膜の2層からなる。

2: 心臓上後部を心尖という。

3: 左房室弁を三尖弁という。

4: 左心房は左右の肺静脈を受ける。

5: 大動脈弁は左右の半月弁からなる。

第36回午後:第8問

正しいのはどれか。  

1: 門脈は肝で小葉間動脈となる。

2: 肝右葉は左葉より小さい。

3: 総胆管は大十二指腸乳頭に開く。

4: 胆嚢は胆汁を産生する。

5: 膵臓の導管は一つである。

第48回午後:第58問

肝臓とその脈管系について誤っているのはどれか。  

1: 肝臓は胃の前壁と接する。

2: 肝右葉は左葉より大きい。

3: 肝横隔面上縁は第5肋骨の高さにある。

4: 肝静脈は下大静脈に連なる。

5: 肝臓へ酸素を供給する血管は門脈である。

第54回午後:第58問

膵臓で正しいのはどれか。  

1: 膵頭は脾臓に接する。

2: 膵尾は十二指腸に接する。

3: 膵管は十二指腸に開口する。

4: 膵体は横行結腸前面を横走する。

5: Langerhans〈ランゲルハンス〉島は膵頭に多く存在する。

  • 答え:3
  • 解説:膵臓は腹部に位置し、膵頭、膵体、膵尾の3部に分かれています。膵臓は消化酵素を分泌する外分泌腺と、インスリンやグルカゴンを分泌する内分泌腺の両方を持っています。
  • 選択肢1は間違いです。膵頭は十二指腸の下行部に接しています。
  • 選択肢2は間違いです。膵尾は脾臓の脾門に接しています。
  • 選択肢3は正しいです。膵管は外分泌腺の導管で、総胆管とともに大十二指腸乳頭に開口します。また、一部は副膵管として小十二指腸乳頭に開口します。
  • 選択肢4は間違いです。膵体は脊柱前面を横走しています。
  • 選択肢5は間違いです。内分泌腺であるLangerhans島(膵島)は、膵頭には少なく、膵尾に多く存在します。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第35回午後:第6問

正しいのはどれか。  

1: 口蓋の後半部を硬口蓋という。

2: 口唇、歯列および頬で囲まれた空間を口腔前庭という。

3: 舌の主体は平滑筋である。

4: 咽頭は直接気管とつながる。

5: 食道は気管分岐部の背側で広くなる。

第39回午後:第16問

正しいのはどれか。  

1: 舌の背側面には舌乳頭がある。

2: 口腔両側に梨状陥凹がある。

3: 口蓋扁桃は口峡の上壁にある。

4: 口蓋前方部は軟口蓋である。

5: 咽頭は第一胸椎部で食道に移行する。

第52回午後:第58問

胃の解剖について正しいのはどれか。  

1: 胃底は胃の下方をいう。

2: 胃の左縁を小弯という。

3: 食道と胃の境に噴門が位置する。

4: 大弯は肝胃間膜によって肝臓と結合している。

5: 胃酸を分泌する腺は幽門前庭に多くみられる。

第40回午後:第17問

誤っているのはどれか。  

1: 肝右葉は左葉より厚く大きい。

2: 肝横隔面上縁は第5肋骨の高さにある。

3: 肝臓の栄養血管は門脈である。

4: 肝静脈は下大静脈に連なる。

5: 総胆管は大十二指腸乳頭に開く。

第37回午後:第16問

誤っているのはどれか。  

1: 肝右葉は左葉より厚く大きい。

2: 肝横隔面上縁は第5肋骨の高さにある。

3: 肝臓の栄養血管は門脈である。

4: 肝静脈は下大静脈に連なる。

5: 総胆管は大十二指腸乳頭に開く。

第35回午後:第5問

正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.膵頭は膵尾に比べて細い。イ.膵臓は上大静脈に接している。ウ.膵尾の端は脾臓に接している。エ.総胆管は十二指腸に開口する。オ.胆嚢は左上腹部に位置する。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第44回午後:第18問

腎について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 1. 右腎は左腎よりも高い位置にある。

2: 腹膜の前面にある。

3: 尿は腎杯から腎盂に流れる。

4: 腎小体は腎髄質に位置する。

5: 腎小体と尿細管とを合わせてネフロンという。

第48回午前:第59問

呼吸器について正しいのはどれか。  

1: 咽頭はC7~C8の高さにある。

2: 輪状軟骨は弾性軟骨である。

3: 成人の喉頭から気管支までの距離は20~25 cmである。

4: 気管の延長線に対する気管支の分岐角度は右より左の方が大きい。

5: 終末細気管支は肺胞に開口する。

第37回午後:第14問

正しいのはどれか。  

1: 噴門から上部を胃体という。

2: 胃体の下端部を胃底という。

3: 十二指腸は粘膜ヒダに富む。

4: 小腸の後半部に回腸がある。

5: 横行結腸右端は下行結腸に連なる。

第57回午前:第57問

胃の解剖について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 胃体部に胃底腺がある。

2: 食道と胃の境に噴門が位置する。

3: 角切痕から近位部が幽門前庭である。

4: 胃酸を分泌する腺は胃底部に多くみられる。

5: 大弯は肝胃間膜によって肝臓と結合している。

第54回午後:第56問

心臓で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 心臓壁は2層からなる。

2: 右房室弁は三尖弁である。

3: 心室中隔は左室側に凸である。

4: 心尖は左第8肋間に位置する。

5: 冠状動脈は大動脈から分岐する。

  • 答え:2 ・5
  • 解説:心臓の構造に関する問題で、正しい選択肢は2と5です。心臓壁は3層からなり、右房室弁は三尖弁である。また、心室中隔は右室側に凸であり、心尖は左第5肋間隙に位置する。冠状動脈は大動脈から分岐する。
  • 選択肢1は間違いです。心臓壁は3層からなり、内側から順に心内膜、心筋層、心外膜で構成されています。
  • 選択肢2は正しいです。右房室弁は三尖弁であり、腱索が自由縁に付着して弁の上方への反転を防いでいます。
  • 選択肢3は間違いです。心室中隔は右心室と左心室を隔てる構造で、右室側に凸である。
  • 選択肢4は間違いです。心尖は心臓の円錐の先端で、左前下方を向き、左第5肋間隙に位置しています。
  • 選択肢5は正しいです。冠状動脈は上行大動脈の起始部から分岐し、心臓の栄養血管として機能しています。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第39回午後:第17問

誤っているのはどれか。  

1: 食道と胃の連結部を噴門という。

2: 胃底は横隔膜に接する。

3: 幽門は第1腰椎右側に位置する。

4: 腸間膜小腸の前半部を回腸という。

5: 下行結腸は腹腔の左後壁を下る。

第47回午後:第58問

器官の位置関係で正しいのはどれか。  

1: 胸腺は心臓の後方にある。

2: 副腎は腎臓の下方にある。

3: 松果体は間脳の前方にある。

4: 甲状腺は甲状軟骨の下方にある。

5: 上皮小体は甲状腺の前面にある。

第45回午後:第57問

正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: リンパ管には弁機構が存在しない。

2: 毛細リンパ管は単層の内皮細胞からなる。

3: 胸管は右側の静脈角に合流する。

4: 右腰リンパ本幹は右リンパ本幹に入る。

5: 脾臓はリンパ性器官の1つである。

第55回午後:第57問

胃について正しいのはどれか。  

1: 幽門は食道に連なる。

2: 胃切痕は大弯側にある。

3: 胃体の下端部を胃底という。

4: 噴門は第1腰椎の右側にある。

5: 胃の大弯は大網を介して横行結腸と結合する。

  • 答え:5
  • 解説:胃は消化器系の一部であり、食物の消化と栄養素の吸収を行う。胃には幽門、胃切痕、胃底、噴門、大弯などの構造がある。
  • 幽門は胃の出口であり、十二指腸に連なる。食道に連なるのは噴門である。
  • 胃切痕は胃の右縁(小弯側)の下1/3の部位にあるくぼみで、大弯側ではない。
  • 胃底は噴門より上方の横隔膜へ向かってドーム状に隆起した部位であり、胃体の下端部ではない。胃体の下端部は幽門部である。
  • 噴門は胃の入口であり、第11胸椎の左側に位置する。第1腰椎の右側にあるのは幽門である。
  • 胃の大弯は大網を介して横行結腸と結合する。大網は巨大な前垂れ状の腹膜で、臍より下方まで垂れ下がり、横行結腸と連結し、さらに横行結腸間膜へ移行する。この選択肢が正しい。
  • 科目:解剖学(その他)
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第45回午前:第59問

正しいのはどれか。  

1: 右腎は左腎よりも高い位置にある。

2: 集合管は腎門を通る。

3: 腎杯はネフロンに含まれる。

4: 尿細管は腎小体に含まれる。

5: Henle係蹄は尿細管に含まれる。